はやぶさプロジェクト２

先週末、今季初レースに行ってきました！

昨年末に発足した、トヨタテクノクラフトの社内チーム「チームはやぶさ」の
Ｆ４レースです！！

今回が２回目のレースで、昨年の茂木のＦ４日本一決定戦のレースから
久しぶりの走行！

今回もドライバーは栗原君で、メカニックも、愛知や芝浦、そして横浜で
勤務している、レーシングカーを触るのが初めてのメカニックくんも参加し、
プラスＴＲＤの若手メカメンバーに、キャリアのあるＴＲＤのメカさんが
お目付役で参加していました。

他にも総務の人や経理の人や色んな人が入り混じり、
レースチームの人から見れば、それは不思議な集団だったと思います。


でも、チームの趣旨を話すとみんな羨ましがっていましたね！
いい会社だな～って。


そんなわけで、始まったレースウィークは、金曜日３本の練習走行と
土曜日は雨の予選、そして晴れの決勝～っていう流れでした。

今回僕の役目はトラックエンジニア。
この役割、大好きです！！

詳しい内容は書き出すとキリがないので端折りますが、
今回は現在のパッケージングの中では最高のレースができました！

予選３位、決勝５位！
ひょんなことから、表彰台にも乗れてみんなハッピー！！



限られた中で、みんなが最高のパフォーマンスを出せたと言っていい内容でした。

こういったレース、経験を積み重ねると、得るものはすごく多いんです！

一歩、一歩、積み重ねないと辿り着けない領域。

限られた時間、パッケージの中で自分たちの描いたゴールに辿り着く経験は
今後のステップへ向けて、最高の経験になるでしょう！

そういったことができるには、みんなが一致団結して同じゴールを目指さないと
辿り着けません。

それができるチームにいれて、時間を共有できたことがすごくハッピーです！

今後もゆっくり、じっくり、しっかりと地面を踏み締めて、
一歩、一歩、前に進んでいきたいですね！


さて、今回のマシンには東日本復興への思いを乗せて走りたいという
テーマのもと、みんなの約３５０の手書きのメッセージを貼りました。









今回、今年の初めてのレースを迎えて、気持ちの中で感じることが
沢山ありました。

被災地に行ってから、僕の中で、一日たりとも被災されている皆さんのことを
忘れた日はありません。

同じ空の下で大変な思いをしている皆さんのことを思っています。

そうした中で迎えた今季初レース。

改めて普段の生活、仕事、そしてレースをやれることに幸せを感じました。

そして、そのことに感謝したいと思いました。

その気持ちを行動で表わさなきゃいけない、とも。

だから思いっきり楽しまなきゃいけないし、真剣に取り組まなきゃいけないし、
できるんだったら、やらなきゃダメだって思いました。

そしてその充電したパワーを、被災地の皆さんへ届けるべきだって思います。


気持ちを形にするって難しい。
でも、難しくても何でも、やらなきゃダメなんだ！


レースが始まりました。
僕たちの日常が始まりました。

僕は毎日、空を見て思います。

がんばろうって！！