英国レビューサイトにて、新型スイフトスポーツの試乗レポートが掲載されているので紹介してみます。
Auto Express
http://www.autoexpress.co.uk/carreviews/firstdrives/274309/suzuki_swift_sport.html
評価は☆5つ。何点満点なのかよく分からないのですが、どうやら満点らしい?
取り敢えず自分の英語の勉強も兼ねて和訳してみました(多少意訳です)。
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我々がお気に入りの最もホットなハッチバックの一つが帰って来た-新型スイフトスポーツ。9月のフランクフルトショウにて、イギリスで来年初頭発売開始されることが発表されているこのスポーティな3ドア版スイフトは、先代のカルト的成功を更に上回ることを目指している。
デザインは確実に進化の一歩を辿っており、今や標準車との区別は非常に簡単である。市販バージョンは3月のジュネーブショウで発表されたコンセプトカーほど派手では無いものの、多くの購入者はスタイリングへの巧妙なアプローチを評価するだろう。
3ドア形状とリアのスモークガラスがコンパクトかつアグレッシブな印象を与える。標準装備の17インチアルミホイール、リアルーフスポイラー、ディープなハニカム形状フロントグリルなどもそうだ。フィンを模したフォグランプ処理、ダーク処理が施されたヘッドライトがフロントバンパーのワイド感、低重心感を強調し、あらゆる点でホットハッチらしい印象だ。
機構的にはスズキはこれまでの方式を踏襲しており(注:良く分からなかったので思いっ切り意訳)、スポーツは1.6リッター自然吸気VVTガソリンエンジンを採用している。最高出力は僅かにアップして134馬力、一方低回転域のトルクも160Nmへアップしている。これらの変化は大したことには聞こえないかも知れないが、車重はほぼ1トンとなっており、パワー不足を感じることは希だ。
より簡単な、より素早いシフトチェンジを可能とする新型シンクロメッシュを搭載した新型6MTは、スイフトのクイックなフィーリングに貢献している。シフト操作は軽く正確であり、ひとたび4500rpmを超えるとエンジンは実に熱狂的なサウンドを2本出しのエキゾーストから奏でながらレッドゾーンまで導いてくれる。
スポーツを特徴付けるのは、剛性アップと標準車を超える高速安定性を目的に徹底的に仕上げられたサスペンションとステアリングのセッティングだ。グリップ向上およびフィーリング向上のため、変更点にはサスペンションブッシュの高剛性化、前後のばね定数アップが含まれる。
これらの微調整はトータルでのスイフトのキャラクターを変化させること無く-この手のスモールカーとしては非常に素晴らしく-しかしながらボディのロールは押さえ込まれ、そして素晴らしいステアリングはドライバーにバランスの取れたシャシーを存分に堪能させてくれる。ワインディングロードではスイフトは素晴らしく軽快であり、素晴らしいブレーキは信頼感をたっぷり抱かせてくれる。
ステアリングホイール、強化されたスポーツ専用シート、キャビンに散りばめられた幾つかの赤い’スポーツ’バッジがあるものの、標準車との違いは少ない。(注:慣用表現多すぎで和訳不能。適当に意訳。)シンプルなダッシュボードレイアウトに変更はなくそのままだが、ダッシュボードのプラスチックの質感はクラストップのフォード、VWに迫っている。
3ドア形状は後部座席からの出入りが変則的となるが、リヤの乗員には意外に十分なスペースがある。浅い211リットルのトランクは小さなバッグ数個程度しか入らないものの、シートバックを畳む事で512リッターへ拡大する事が可能だ。
CO2排出量が147g/kmへ低下した一方で、ギヤ多段化により旧型よりも効率化し燃費は 39.8m/gから44.1m/gへ向上している。
1月にショールームへスイフトスポーツが登場した時、最大のライバルは改良型トゥインゴ・ルノースポールとなりそうだが、もしスズキが価格を£14,000辺りで提供する事ができれば、そのときは確実に競争に負かされるだろう。
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とまあベタ褒めです。ちょっと褒めすぎじゃ無かろうか。
何はともあれ、日本車が欧州で高く評価されるほど嬉しい事は無いのです。
しかしまあ雑誌の記事や新聞の英語は本当に分かりにくいですね。
これを訳すのに1時間以上掛かってしまったのです。
(意味を捉えるだけなら流し読みで出来ますが)
高校の頃なら30分で訳せただろうに…。
Posted at 2011/10/29 22:09:50 | |
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