ごめんなさい、もうしません ~全変更点~
投稿日 : 2010年05月05日
1
ウイングオートのロータスマイスターなるお方が、“自信作”との太鼓判を押してくださったウチのエク。
とにかくサードパーティーのパーツは極力使わないようにして、ひたすらロータス純正かロータススポーツのパーツで固めてます。
目標は、“ヤマハハンドリングのエキシージ”。
バイクに興味のない方には何のこっちゃわからんかも知れませんが、とにかくサスを動かして、サーキットではなく段差や減速帯のあるところでも安心して踏める車にしたかったのです。
目指せ、タイヤ四つのFZS1000 FAZER!!というわけで・・・エク、いじっちゃいました。
でも、もう、しません。
理由は、ばれたから。
2
まずは、ドタドタした感じだったホイールを240R純正に換装。
たぶんエクS純正よりは軽いでしょう。リム幅も若干広いようで、見事にフェンダーツライチに。
次に不満だったフロントブレーキを、CUP255のAP(ロッキードとは最近は言わないのね)4ポッドと308mm2ピースローターに変更。
これだけだとフロントが簡単にロックしたので、リヤをウイングオートのZERO-R製強化パッドで固めました。
もちろん、オイルラインはロータス純正グッドリッチのステンメッシュホースにして、カチッと。
結果は…ものすごい制動力に。ブレーキ踏み始めのフィーリングが激変。あまりの効きにタイヤがついてこない状況だったので、後述のサスセッティングで前後の沈み込みを多めにしました。
3
前後のサスキットも、240R純正の2way調整オーリンズに変更。
車高10mm低下、バネレートがノーマルの3割増以上だというのに、乗り心地はセッティングでより快適に。
都市高速の継ぎ目のガツン!がなくなっただけでなく、峠の減速帯で純正足が跳ねて、そこにABSが働いてあらぬ方向へ飛んでいく怖さがなくなりました。
装着前に持ち上げてみたところ、純正よりずいぶん軽いんです。
ヘタクソな私にこそ必要なパーツです。
4
脊椎に爆弾装備の私には、純正の椅子はイマイチでした。
そこで、ロータススポーツ製(多分)合皮の黄色い椅子を調達。
座り心地は体感できる程度には向上。
黄色にしたのは、やはり240Rをイメージして。
思わぬ副産物として、着座位置が下がりました。若干重心も下がりましたか?
思わぬ問題も発覚、椅子がでかいので、シート裏の物置の隙間に落ちた小物を取ろうとしても、手が入らなくなってしまった。
それに、黄色は汚れが・・・。
5
ウチのエクくんのおつむは、フラットトルク型。
基本的には良く回るエンジンなんだけど、やっぱり“タイヤ四つのFZS1000 FAZER”を目指すからには、もう少しエンジンのフィーリングを変えたいものです。
もっと上で、バイクのエンジンのように“ふわっ”と回って欲しい。
7000回転超えてから、舞い上がるようなフィーリングになれば最高。
で、秘密兵器の登場。といっても、やっぱりロータス純正。
ちなみに私のクルマ、秘密兵器に付随するインジェクターから燃料ポンプまで、すべて大容量のロータス純正品でバランスをとっていますが、これらパーツはすべて、エクS用ではございません。
私のクルマの、最大の特長がこれです。
6
で、“ふわっ”とさせるには、当然肺活量も上げて、便通も良くしないと健康上良くありません。
で、まずはお通じを良くするためと、も少し4気筒を感じさせない良い音を求めたくて、ロータス純正のLEVEL2エキゾーストを導入しました。
これは大正解、サイレンサー出口形状は普通の2本出しなのですが、それが地面に対して垂直、つまり下向きで、しかもディフューザーから突出していないので、(多分)風きり騒音も少なく、走行負圧により排気の吸い出し効果も期待できるのではないでしょうか?
まあ、私になんぞわかるわけはないのですが、今のところ下痢気味にはなっていないようで、低速トルクもきちんとあります。
そして、肺活量アップには、純正に拘らず、ウイングオートさんのオリジナルブランド品を。240、255、260などCUPカーのエアーインテークは、チャンバー効果と吸気音低減のために大型のボックス形状を採用しているように見受けられますが、今回はウイングオートさんに敬意を表して、むき出しタイプとしました。
実際にこの吸気チューン、空気不足になることもなく、かつきちんとした呼吸音も聞こえるので、フィーリングは確実に向上しました。
7
あとは、一昨年の夏も去年の夏にも、体感した、“もも~っとなって突然アクセルレスポンスが悪くなってしまう病”への対策。
エキシージのインタークーラーにつながるダクトって、すごく狭くて、私など指4本揃えて突っ込むことができないほど内部高が足りないのです。
だから、当然インタークーラーに導かれる風は絶対量が不足気味で、ただの微風みたいなのが入るだけ。当然冷却効果なぞ期待できないわけでして、吸気した酸素は冷やされるわけでもなく、エンジンの熱で温められ、膨張し、従ってインテークポート内は呼吸困難状態になっちゃいます。
もう少しダクトに高さがあれば、冷却風にも余裕ができるのでしょうが、それには屋根の構造変更が必要になります。
ロータス純正に拘るなら、PPの純正屋根か、CUP260の屋根を持ってくるのも手ですが、あまりに値段が高いし、デザイン的にもあまり好きではない。
そこで、エクS純正デザインを壊さないで、かつ高効率のBSKさんのカーボンルーフインテークなるものを採用させてもらいました。これ、見た目がスポーツエリーゼみたいでレーシーなだけでなく、装着状態で横からクルマを眺めると、ちょうどフロントノーズの傾斜とインテークの角度が一致して、すごくバランス的にデザインが良い。
ウイングオートさんで雨漏り対策も万全にしてもらい、あとは効果を確かめるだけ。夏を待ちます。
8
その他…目に見えないところでは…。
①某単車純正部品流用、クラッチ/ブレーキオイル別体タンク。某社のやつとどう見ても同じ品。価格は半額以下。
②サイドタンク強化ラジエーター、これで水漏れ対策安心。
③LOTUS SPORTS製2-11用強化クラッチ+エグゼディ軽量フライホイール。低速のトルク不足感は無いです。私のには純正トルセンLSDついてますので、ジャダー対策にも有効でしょう。
④そして・・・憧れの240R・・・ステッカーチューン
で、これだけやってどうなったかというと、ほぼねらい通り“ヤマハハンドリング”に近くなりました。エンジン含め、“タイヤ四つのFZS1000 FAZER”と言っていいと思います。あとは細部のセッティングですが、
これはまだまだ半年はかかるでしょう。サーキットへ行ってセッティングしても良いのですが、そうなると先述の減速帯で飛んでいっちゃう問題への対策や、ブレーキのロック問題は出にくいでしょうし。
私のエクSの使用目的は、自宅を出て遠くの山に遊びに行き、帰りに温泉に入って帰ってくることなので、やはりこの現場に併せてセッティングするのが一番なのです。高速、できればしばらくの間1000円のままがいいなあ。
ていうか、なら、ヨーロッパS買えば?という声が心の中で…。
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