
タイヤ交換や足回りの作業をする前に避けて通れない作業
ジャッキアップ
前回の
「パンタグラフジャッキ編」 に続き・・・
今回は、
「ガレージジャッキ編」 です!

左が、今回の題材車となる
E52型エルグランド。
ムーヴやヴィッツ等、他に軽い車があるのに、なぜ2トン近いこの車で?っていう気もしますが(汗)
右は、今回使用するガレージジャッキです。
さぁ~て、はじめましょう!
と、その前に・・・
ガレージジャッキをかけるためのジャッキアップポイントを事前に確認しておく必要があります。
といっても、車両の取扱説明書には記載されていないケースが大半。
自動車メーカーが発行する整備要領書(サービスマニュアルとも言います)には必ず記載されていますが、
個人で持っている人は稀なので、ディーラーさん等で教えてもらうと良いでしょう♪
では、まずフロントから。整備要領書によると、E52エルグランドのジャッキアップポイントは・・・
この赤い部分です。フロントメンバーの前端部ですね~
(ウチのデモカーでは間違い防止のために赤でテーピングをしてます。)
あれ、赤い部分に何か書いてあるぞ?「ジャッキー○ェン」って・・・。誰だぁ~落書きしたの!(怒)
さて、ココにガレージジャッキをかけるのですが、その前に
ジャッキのお皿部分にゴム製のアタッチメント等(木片でも可)を敷いておきます。
接地面が増えるのでジャッキがズレにくくなるし、大事な愛車を傷つけたくないですからね♪

こんな感じにジャッキアップポイントにあてがいます。
あてがう位置はできるだけ正確に!左右方向も前後方向もです。
テキトーにあてがって、後でジャッキが外れたらシャレになりませんから・・・
そして、ゆっくり上げて行きます。

イイ感じの高さまで上がったら、リジッドラック(通称:ウマ)を
「パンタグラフジャッキ編」 でもご案内したジャッキアップポイントの下に置きます。
そして、リジッドラックが正しい位置に収まるよう微調整しながら徐々にジャッキを下げて行きます。
ゆ~っくりと下ろしていくのがポイント。でも、慣れないとこれが結構難しい!

車両がリジッドラックに確実に載ったのを確認し、そのままジャッキを下げ車体から抜きます。
これでジャッキアップは完了!
次はリア。
基本の手順はフロントの時と同様なので、さらっと流していきますね~

E52エルグランド(2WD)の場合、リアのジャッキアップポイントはサスペンションメンバーの中央。
フロント同様、赤いテーピングの部分です(また落書きが・・・)
ちなみに4WDの場合はここにディファレンシャルユニットが居るので、そこにジャッキをあてがいます。

グーンと上げたら、サイドシル側ジャッキアップポイントの下にリジッドラックを置き・・・

ジャッキをゆっくりと下ろしながらリジッドラックにしっかりと載ったのを確認し完了!
せっかくジャッキアップしたので、何か作業をしたくなっちゃう・・・
のは私だけ!?(^^;
最後に、リジッドラックについてですが
こんな風にゴム製のアタッチメントが付いたタイプがオススメです!
(私も個人的に愛用していますよ♪)
【byスギ】
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Posted at
2011/02/14 16:01:19