
2013年FIAヨーロッパラリー選手権(ERC)第6戦
GEKOイプルー・ラリーのレポートをお伝えします!
ベルギーのイプルーを拠点に行われるこのラリー、
ステージの多くが、道幅が狭い農道を高速で駆け抜けるという
非常に難しいラリーなんです。
テインはStohl RacingのインプレッサSTI(GRB)R4仕様を駆る
アンドレアス・アイグナー選手をサポート!
昨年はここイプルーで2位に大差をつけてプロダクションカップ優勝を果たしているアイグナー選手、
カナリア、コルシカに続き、3連勝を飾れるのでしょうか?

木曜日、今年から一部のイベントに導入された予選が行われました。
WRCと同様、予選上位の選手から、スタート順を選ぶ事が出来るという仕組みなんですが、
テインのサポートするアイグナー選手は、プロダクションカップのベストタイムをマーク!
幸先の良いスタートを切ります。

そして、GEKOイプルー・ラリーのレグ1がスタート!
6箇所のSS、合計101.86kmで争われます。
SS1のスタート直前から予報通りの雨が降り始め、路面は完全なウェットに!
しかしアイグナー選手は超スリッパリー&リスキーなコンディションの中、的確なマシンコントロールで
プロダクションカップのトップをキープ!総合でも5位と好位置につけます。
最終日となるレグ2。
14箇所のSS、合計196.07kmという長丁場。
朝10:00からスタートしてゴールは23:00近くになってしまうそうな(汗)
雨も上がりドライセッティングに戻したアイグナー選手、好調な走りを見せていましたが・・・

なんと、SS10で左リヤホイールを木にヒット!
サスペンションアーム類にも大きなダメージを受けて万事休すか?と思われましたが、
短いサービス時間内にメカニックたちが必死で完全修復!
再出走したアイグナー選手はSS13でプロダクションカップのベストタイムを叩き出し、
猛追を見せましたが、その後不運にもブレーキトラブルに見舞われ、
最終的にプロダクションカップ4位、総合12位でフィニッシュとなりました。
今回は残念な結果となりましたが、次戦こそはポディウムの真ん中を狙いますので
応援よろしくお願いします!
byスギ
Posted at 2013/07/02 17:31:55 | |
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