
先日、インシュロック切断用ニッパーを作りましたので、それを発表したいと思います。
工具に興味の無い方は読み飛ばして頂いて結構です。
4月20日にファクトリーギア豊橋店へ行って工具とキャビネットを購入しましたが、この時、購入予定だったものとして、インシュロック切断用ニッパーがありました。
↓このような切断片の飛び散り防止のニッパーが欲しかったです。

このKNIPEXのニッパーは私が10年以上前から持っていた電子作業用の小型ニッパー(125mm)で、抵抗やコンデンサのリードを切っても切断片が飛んでいかないように押さえの針金が付いています。
このニッパーで80mmや100mmのインシュロックを切断する分には、切断片は飛んで行くことは無いですが、200mmや250mmは針金では押さえきれずに、飛んで行ってしまいます。
まあ、元々、電子部品のリードを押さえることしか考えていないので無理は無いです。
澤山店長さんにお聞きしたところ、電子作業用のニッパーでは無理があるので、既成のニッパーを改造する方法を教えて頂きました。
早速、実践です。このノーブランドのニッパーは手持ちのホームセンターで購入した安価な電工用の中型ニッパー(160mm)です。インシュロックを切断するには十分です。

インシュロック切断用のため角度の浅い刃のニッパーをベースにした方が作業性が良いと思います。
このニッパーの内側にシリコンコーキング材を充填します。
はみ出した余分なシリコンコーキング材を削り取り、硬化するまで24時間待ちます。
真ん中をカッターで切ります。
このように刃と刃の隙間がシリコンコーキング材で埋まるような状態になりました。

24時間経過していたので、完全に硬化していると思ったのですが、中の部分は未硬化でした。もう少し充填しキレイに整形し、硬化を待ちます。
完全に硬化後、250mmのインシュロックを切断してみましたが、切断片は弾力のあるシリコンコーキング材に押さえられて、飛んで行くことは無いです。

思っていたインシュロック切断用ニッパーができました。非常に安価で便利です。^^;
澤山店長さんが言っていましたが、過去、商品としてこのようなニッパーも存在したとのこと…そう言われてみると、シリコン樹脂?か何か白い樹脂が充填されたニッパーがあったような気もします。^^;
澤山店長さん、ありがとうございました。また、工具を買いに行きます。^^v
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Posted at
2011/04/30 21:27:32