真夏の丸亀城

７月に丸亀城を見学しました。

残っているのは天守閣と大手門のみ。

高い石垣も現存し、堀も残っています。

残念ながら、二の丸と三の丸の

武家屋敷は現存しません。

仮に明治時代取り壊されずに残ったとしても現存できたかは不明です。

領主京極が住んでいた屋敷は失火し全焼しました。


真夏に丸亀城の石垣を登っていくのはかなりのスタミナが消耗します。

石垣の高さは相当なものです。

しかも階段がきちんと付いている訳でなく、

良くわからないコンクリートが打ってあるだけの場所があり、

上り下りに苦労しました。


現存天守閣は、現代的な内装が何もありません。

それでも、しっかりと建っていて本当に堅牢です。

傷みなどは何も感じられません。だから現存できたのでしょう。

模擬天守は中が博物館や資料館になっていますし、

復元天守は内装が今風ですし、電源や消火設備が建物内に組み込まれています。

現存天守閣はまさにリアルな天守閣であり、ネイキッドです。