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空のジュウザのブログ一覧

2020年12月26日 イイね!

幻に終わったVT250turbo

幻に終わったVT250turbo250ccのバイクにターボを搭載した

車両が存在しました。

VT250はターボチャージャーを

コンパクトに搭載できる

エンジンレイアウトであったことと、

高回転エンジンで耐久性もあることから

250ccクラスでターボを搭載させる車両に選ばれた模様。


市販されれば2スト車に負けない高出力マシンとして

脚光を浴びたことでしょう。

ベースのモデルが自然吸気で45馬力なので

55~60馬力位の出力だと思われます。


残念ながら当時の運輸省から認可が下りることもなく

市販されませんでした。


一番の理由は、

こんなハイパワー軽自動二輪車が市販されると、

現在車検のない軽二輪車も車検が

導入される恐れが生じたものと思われます。

どんな技術を導入しても問題ないとは思いますが、

400ccクラスを凌駕するような高出力となると

話は変わってきます。


かといって、低圧ブーストのターボだと

複雑なエンジンレイアウトやターボチャージャーを

わざわざ搭載する意味がなく、価格だけが高騰し

コストパフォーマンスが低下し市販する意味がありません。


また、狭いレイアウトの中に高熱を発する部品を

無理矢理押し込むのは整備性や放熱の問題が生じます。

特にVT250は整備性が悪いので大きなデメリットと思われます。


また、高出力に耐えうる剛性の高い車体となると、

せっかく軽く仕上がっているVT250の良さが失われています。


思うにターボは市販車としての二輪車には不向きなシステムだと思います。

ターボで馬力を上げるよりも、排気量を増やした自然吸気の方が

シンプルでよいでしょう。
Posted at 2020/12/26 15:39:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2020年12月22日 イイね!

軽トールワゴンの元祖 三菱ミニカトッポ

軽トールワゴンの元祖 三菱ミニカトッポ軽トールワゴンの元祖となった、

三菱ミニカトッポ。

このクルマの出現で

軽自動車の居住性が大幅に改善され、

軽自動車の主流となりました。

従前は狭いし積載量も少なかったが、

ミニカトッポは軽自動車の新たな可能性を示しました。

従前の軽自動車は積載量が少ないが

かといってワンボックス車はどうも・・・、

というユーザーには大受けしました。

もはやトールワゴンこそが軽自動車の主流です。


三菱自動車はこんな良いクルマを製造できるのだから

もっとがんばってほしい。
Posted at 2020/12/22 20:59:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | クルマ
2020年12月21日 イイね!

レブリミットが17,000rpm ヤマハFZ250

レブリミットが17,000rpm ヤマハFZ250250ccの二輪車にも4気筒のモデルが

立て続けに発売されたことがありました。

先陣を切ったのはスズキGS250FW。

その次にヤマハがFZ250を発売しました。

何とこのバイクはレブリミットが17,000rpm

という超高回転エンジンでした。

そこまで回して壊れないのが不思議です。

これにより、最高出力が45馬力を発揮しました。


その後1年も経たないうちにFZR250が販売されたため

FZ250は短命に終わりました。
Posted at 2020/12/21 23:39:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2020年12月20日 イイね!

油冷エンジンSACS(Suzuki Advanced Cooling System)

油冷エンジンSACS(Suzuki Advanced Cooling System)スズキはエンジンオイルを

主たるエンジン冷却システムに用いた

SACS(Suzuki Advanced Cooling System)

を開発し、

GSX750Rに搭載しました。

水冷に比べて多めのエンジンオイルを用い

大型のオイルクーラーでオイルを冷却します。

エンジンオイルをシリンダーの裏面に噴射して冷却します。


空冷のような大きな冷却フィンが不要であること、

水冷という別個の冷却システムを搭載せずに済むため

エンジン本体をコンパクトにしやすい利点がありますが、


水冷に比べオイルの特性から冷却効率が低めなことと

オイルの温度変化が激しいことから

エンジンオイルの劣化が早く

オイルのスラッジが溜まり

オイルの循環効率が低下する、

という問題があって水冷程普及していません。


採用しているのは日本ではスズキのみ

しかもGSX750Rのみとなっています。


他では空冷の補助として

エンジンオイルによる冷却を用いている程度です。
Posted at 2020/12/20 08:09:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2020年12月19日 イイね!

日本唯一の市販ロータリーエンジンバイク RE-5

日本唯一の市販ロータリーエンジンバイク RE-5次世代テクノロジーとして期待されたロータリーエンジン。

四輪車はマツダがコスモスポーツ、サバンナ、ルーチェ、カペラに搭載。

その後RX-7、RX-8に搭載され現在に至っている。

一方二輪車は、ヤマハとホンダとスズキがプロトタイプを発表したが、

排ガス規制などロータリーエンジンを取り巻く環境が厳しく、

実際に市販に至ったのがスズキRE-5だけだった。


ロータリーエンジンの出力特性が大変良く

加速のスムーズさや静粛性は二輪車にとって大きなメリットであったが、

発熱量が大きく燃費が大変悪かった。


発熱対策としてスズキはエンジンオイルを冷却に用いる

油冷方式を採用した。

すなわち大きいオイルクーラーをエンジン本体の冷却に用いた。

この技術は後にGSX750Rにも採用された。


残念ながら発熱や燃費の悪さやエンジンの小排気量化が難しいことから

二輪車不向きなエンジンであるためこの後ロータリエンジン搭載の

ものは製造されていません。


一度乗っていたいですね、ロータリーエンジン搭載の二輪車。

どのようなエンジンフィーリングなのか。
Posted at 2020/12/19 10:19:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | 日記

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