本田宗一郎氏の息がかかった最終の車両と認識しています。
重要なエンジン本体が当初の個性的な空冷から普通の水冷に代わってますが、燃料供給機構に国産唯一のメカニカルシーケンシャル燃料噴射方式を採り入れている事が最大の特徴と言えます。
F1からフィードバックされた独自技術全てを量産車に盛り込みたかった宗一郎としては、このユニークな機械式燃料噴射機構(FI・・・F1ではありません)をH1300に設定できず、マイナーチェンジでやっと実現できたのがこのホンダ145クーペFIと言う事になります。
然るに、空冷にFIの組み合わせが本来の姿であり、FIの量産車への採用のマスコミへの発表会見ではこの姿が見られます・・・が、実際に出たのはコストダウンの水冷化も取り込まれ・・・少々がっかり(笑
市場には約100台程度を販売・・・と言う事で、かなり希少で、自分自身、この車両以外にはホンダコレクションホールにある白の1台しか実車を見た事が無く、同志がいらっしゃらないものかと・・・
メンテは当然のごとく自力及び、旧ホンダSFに在籍されていた方の工場で対応してますが、部品はワンオフでカバーするしか無く、疲れ気味です・・・(笑
尚、この車は水冷化に依って、エンジンがかなり軽量・コンパクトになり、逆に足回りは強化され、H1300よりずっと機敏な走行性能を有する事となり、これでもCG誌では高い評価(小林彰太郎氏)を得ています・・・H1300は大変な酷評でしたけどね・・・
FIの評価は玄人の方からは、レスポンス(アクセルワークに対するトルクの応答性)が非常に良いと言われます。
アクセルワーク~ハンドリングともに楽しい良い車だと思うんですがね~・・・全然人気が出なかった可愛想な車です。
何とか走れる状態を維持したい考えです。