前車のQualis2.5に10年以上乗って、すっかりSW好きになってしまいました。しかし、気がついてみると国産には選べるほど残っておらず、一応レガシィとアコードワゴンを見てみましたが、レガシィはデザインが好きになれず、アコードワゴンはスペックの割には高すぎだし、輸入車にも目を向けてみることにしました。
すると、メルセデス・ベンツやBMW、Audiにはセダンのセグメント毎にステーションワゴンが用意されていているのは知ってましたが、維持費が国産車に比べて遥かに高くつきそうでちょっと手が出ません。あと、候補としてはVolvo V70 、VW Passat Variantがありました。Volvoは私の住む田舎には正規代理店がなく、車検や点検などで隣県まで持っていくのが面倒なことと、初回車検でどれくらいかかるかDで聞いたら30万以上と聞いて諦めました。
残るはPassat Variantです。こいつも発売前から気になってはいたのですが、代々中古車ばかり乗り継いできた身にとっては、モノが極端に少なく、全国ネットで探してもなかなか良いものに巡り会いそうにありません。
そこで、ものは試しと全国ネットの中古車屋に出向き、希望の車種として「VW Passat Variant V6 4MOTION MY2006〜、色はシャドーブルーメタリック、サンルーフ付きで低走行車」という、中古車屋からしたらありえないくらい細かくオーダーして、というか半ば諦めて国産のSUVでも買うかなぁと思ってました。
すると、わずか2週間ほどで連絡があり、千葉の支店にまさにオーダー通りの車両が入荷予定とのこと。さすがに驚き、写真その他のデータを送ってもらい、陸送費無料キャンペーンに推されて(^^;2010年3月、私としては初の輸入車であるVW Passat Variant V6 4Motionを購入しました。私の車歴では8台目の車です。
それまで国産車ばかり乗り継いできた私には色んな意味で衝撃的で、V6 3.2Lの低速からトルクの厚いエンジンや、トルコンやCVTでは味わえない6速DSGのダイレクト感や、雨や雪の中でも安定して車体をコントロールしてくれる4Motionなど、どれも「こりゃ国産車にゃ戻れない」と思わせるものがありました。
一方、致命的ではないけれど「なんで?」と思う電装系のトラブルも時々ありましたが、とにかく運転して楽しい車でした。
しかし、乗り始めて7年間が過ぎ、さすがにメンテに費用がかかるようになってきて、2017年の夏前にはエアコンの不調をきっかけに次の車を探し始めました。
既に国産車は眼中になく、AudiやVolvoも考えましたが、結局私としては初めて同名車種の新型、B8 Passat Variant HighLineに買い替えました。