平成8年式、約50000キロ走行の中古車を購入して約10年くらい所有していました。・・車自体は約14年位走り続けている事になりますか・・。最終走行距離は213000キロ、ここでまさかの、ゲリラ豪雨に遭遇、お亡くなりになりました・・・
まだ2、3年、250000キロまでは乗り続けるつもりだったのに・・・強引に直せない事もなかったけど、今後のエンジントラブルや電装系トラブルへの不安が重く圧し掛かり、自分はそれに負けたのです・・・
台換え時にまたスープラ、またはよく似たスポーツカーも検討しましたが。長期使用時の消耗品交換部品維持コストの事もあり、最終的に断念しました。
ハード面はちゃんと造られていたスープラですが、今時のハイテクデバイス車両ではありませんので、走り方一つとっても「どうすれば気持ちよく上手く走らせることが出来るのか?」いつも考えながら操作し、速度を上げる度に危険ゾーンは拡大し緊張を強いられましたし、それに伴う操作ミスや失敗は全て自分に跳ね返ってくる・・要は全て自分次第、車自体は助けてはくれない、自分で何とかしなければいけない、自分でこの車を一つ一つ解っていかないといかない・・そんな車でした。
なので、ですかね・・運転席に乗り込む度に何時も多少の緊張感とワクワクするというか、楽しい訳ですよ。特に飛ばす訳もない、普通の速度での運転も・・初試乗から最後の時まで全然飽きませんでした。運転するといつも肉体的にも精神的にも疲れを伴う訳ですが、いつも仕事やその他の事にも疲れているのですが、自分はこの車からいつも「何か」を受け取っていた?スープラが自分に[何か」贈り(与え)続けてくれていたのでは?と思えてなりません。実はこの車に救われていた・・?
自分にとってこの車はまさに「特別」な車となりました。きっと一生忘れる事はありません。
・・残念ながら、今所有のクルマでは「スープラみたいに」または、
「それ以上に特別」なクルマにはな(れ)らないでしょう・・
いつかまた、こういうスポーツカーに乗り、所有したいなと切に願います・・ていうか乗ります、多分きっと・・