全アライメント調整とブレーキ、クラッチのオーバホール・取替
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今回、某チューナーさんに依頼させて頂いた作業内容(ご厚意でして頂いた分も含みます^-^)は下記の通り。
1)クラッチ交換
2)駆動系、足回り系等々の組み直し
3)ブレーキ系の整備
4)ガラスやボディの研磨(汗)
5)内装の清掃(汗々)
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先ず、クラッチ交換について。
10年/13.5万kmを頑張ってくれた純正クラッチが怪しくなってきたことから、完全に滑り始める前に交換。
作業前の説明で、「一加工してから組むから、純正クラッチでも、更に軽くなるよ。」とは伺ってました。でも、思っていた以上に軽くなっており、ちょっと驚き^-^;
「必要となる機械的性能を満たせば、あとはドライバが長時間運転に集中できるよう、身体的負荷を減らす方向で作業する」旨の話には、なるほど…っと、激しく納得。
強化・多板クラッチにすると“クラッチが重い”ってのは当然と言えば当然なのでしょうが、そこを当然のママにされないところが格好良いですねぇ*^^*
さて、クラッチ交換をするということはミッションを下ろすわけで…
ミッションが降りると言うことは駆動系の芯出しが必要になるわけで…
となると、2)の駆動系、足回り系等々の組み直しを同時にした方が良いですよね?
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ってことで、駆動系、足回り系等々の組み直しについて。
メーカ出荷状態が100とすれば、メーカの設計図状態が100+α。それにプロの味付けが加わり、100+α+β…。
メーカ出荷状態(もしくは純正状態)がbetterならば、メーカ設計者が図面上で思い描いた理想状態がbest。その上はSuper?(笑)
今回の組み直しは、上記のbest+αな状態にしていくもので、実作業は話を伺った作業内容以上にかなり面倒なものかと推測しております…^-^;;;
だって、エンジンからタイヤの間には、ミッション、ドライブシャフト、デフetc…と種々の機械がありますし、リンク類まで入ってくると…(汗)
何も足さない。何も引かない。
って、何かのウイスキーCMで言っていた台詞ですね^-^;
でも、この作業もマサにそんな感じなのかな?と思いました。
見た目が大きく変わるわけでもなく、エンジンの調子が良くなるわけでもない。
ただ、色々な損失、抵抗を減らして機械効率を上げ、各部のストレスを少なくすることで、動力性能や走行・旋回性能までもが上がる…
エンジンやECUで出力を上げるのも手段の一つなのでしょうが、所詮はタイヤが路面に伝える動力が全て。
エンジン出力を上げれば新たに発熱対策や各部強化等々を行う必要がありますが、機械効率を上げることによるデメリットは?
何もないはず。
むしろ、機械効率が良くなることで、駆動部の発熱や振動といった現象で逃げていたものがロス無く確実にタイヤへ伝達されるようになる訳でしょうから、結果的にはちょっとしたエンジン出力アップと変わらなかったり^-^
更に、4輪のタイヤが確実に動き、路面を捉えてくれるように成るわけですから、有益な影響範囲はエンジンやECUを弄った時よりも遙かに大きいかと。
つまり、美味しいことが一杯(*´∇`)
そう考えると、エンジンや補記類、ECUを色々とさわる前にするべき事で、こっちが本筋なのでしょうかね^-^
ちなみに、作業中に”駄目だ、こりゃ”とお叱り頂いたピロ。
私の組み付けが下手で、ピロがお亡くなりに…
動きを考え、きっちりと付けなかった罰ですね(泣)
さてさて、駆動系や足回り系を組み直すということは、他に色々な不具合が発見される訳で…(汗)
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フロントブレーキのブーツ。
えぇ、写真のようにダメダメな状態だったのを指摘頂きました^-^;;;
ついでに、リヤロータの摩耗も限界ということで、ローターを交換することに^-^;
フロントロータの方は研磨で凌げるということでしたので、今回は研磨して頂くことに。
研磨…これも私が思っている作業方法と異なったものでした。
でも、説明を伺うと、確かにこの作業方法が本筋ですね…って感じ^-^;
色々な話、作業を拝見させていただいていて感じるのは、思考が車の全体像から細部に落とし込まれている…ってことでしょうか。
D.I.Yでしたがる私達は、ついつい細部から見ていっちゃいますよね(>_<)
視野、視点の違い。
多いに勉強させて頂きましたm(_ _)m
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えぇ、最後に。
ガラスやボディの研磨と内装の清掃…
兎に角酷くて、気になってという状態だったようでして…スッゴク磨いて頂けました(汗)
おまけに、トランクルームや運転席足下のアンダーコート残りカス等も超綺麗に剥ぎ落として頂きまして(汗)
ガラスに至っては、「おぉ」とため息が出るほど(笑)
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