パワーシート 色々 ②
1
パワーシートから ドナドナする部品が
実は まだ あったんですよ・・・
画像で 既にお分かりかと思われますが
リクライニング動作用モーター。
僕の元々の助手席パワーシートは前期の為
6wayでリクライニングが手動
になります。
こちらの電動化に向けて
移植作業を勤(いそ)しみます。
2
左:後期
右:前期
黄色枠の部分 前期は既に切断して
しまったのですが メカストッパーに
なります。
前期(手動リクライニング)だと
チェーンギア(スプロケット?)の所に
ドグ(赤枠)の様なモノがあり それで
メカ的に回転(リクライニング)を止めるという仕組み。
後期にはスプロケ部にドグがなく
ソフトリミットで回転を止める仕組み。
では 何故 メカストッパー(黄色枠)が付いているのかというと
多分 ツインターボ以下グレード
(非Pシート)との部品共通化の為だと
思われます。
3
ここが なかなか理解出来なくて 悩みました。
前期→手動クルクル・後期→モーターを
外して チェーンを引っ張って回すと
後期(Pシート)は 画像1→3まで
スムーズに回るのに
前期は画像1→2の位置で動かなくなる。
散々 色々な部分を確認して ようやく発見!!
手動シートはレバーで2段階のシート位置が存在する為 メカストッパー用
切り欠きが 3つあり、中間位置(画像2)が
発生するという代物。
(後期は切り欠きが2つ)
発見!!
というか忘れてた(;'∀')
普段 パワーシートだし 助手席も座らないしね・・・
後記
何気なく 書籍を確認していたら
101テクノロジーに 上記の詳細らしき
事項が記載されておりました。
おまけ画像に載せておきますので
興味のある方は ご覧下さい。
4
続いて モーターを取り付けるのに
クルクルの軸が邪魔だった為 撤去。
カシメで取り付けてあった為 サンダーで
面まで削って プライヤーでゴリゴリやったら
スポンッと抜けました。
5
パワーシートと手動シートで
リクライニングを動作させるチェーンの
太さが異なったのですが チェーンが
クリップ留めでなく カシメだった為
面倒くさいから そのまま使用する事にしました。
それに伴い モーター軸取付け位置は
チェーンの長さの都合の良い位置に
決定(黄色○)
モーターブラケットは左右反対の為
使用不可になってしまったので 穴位置の
ケガキにのみ使用し モーターは
ボルト・ナット留めに致しました。
はじめ ナットを何個も入れて スペーサーに
していたのですが どうにも帳尻が
合わせ難かった為 ボルトを入れて
ナットを内・内から締め上げ 調整。
見た目もスッキリ!!
まぁ 付いてりゃヨシなんですけど
ナット 何個も入れてだと ゴチャゴチャして
カッコ良くなかったんですよ。
6
モーター・チェーンが繋がったところで
軽く動作確認。
動きました。
まぁ 当たり前ですよね。
ソフトリミットはチェーンに噛まして
回転し ドグがリミットスイッチを
ONするとモーターの回転が止まるという
シンプルなモノ。
ただ こちらも仕様が反対になってしまい
逆動作となってしまった為
リミットスイッチ(青枠)をテレコで付け直し。
7
上記 ソフトリミットを都合の良い位置に
取り付け。
画像2を ご確認頂ければ お分かり頂けるかと
思いますが 元々 チェーンラインは
直線ではなく スライダー?(黄色枠)を
使用し逃がしておりました。
スライダーを取り付けようかとも
思ったのですが モーター、ソフトリミットの
位置的な関係で 取り付けが困難だった為
干渉する部分に穴を開け(赤枠) 逃がしを
設けました。
8
で、完成。
丸一日掛かりました。
正直 20代半ばに一度 助手席パワーシートを
造ろうとして 断念した事があった為
15年越しでのリベンジとなりました。
今回 元々のベースが腰下パワーシートでしたが
普通の助手席・運転席パワーシートの
ニコイチで 助手席8wayパワーシートは
造れると思います。
まだ カバーの問題や もう一ネタ やりたい事が
残ってはいるのですが かなり大満足!!
ボールねじ、モーター、チェーンと
メカニカルで 凄くカッコ良く見えちゃいます。
パワーシートの骨組みを見て トキメキを
覚えてしまう 変態オヤジ(* ´艸`)クスクス
お付き合い頂きまして ありがとう
ございました。
おしまい。
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