• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

MAMOSUNのブログ一覧

2020年06月19日 イイね!

「KENWOOD R-K731-B」導入であります! オーディオの話⑤

「KENWOOD R-K731-B」導入であります! オーディオの話⑤CDデッキ交換を機に、デジタルレシーバーアンプ「KENWOOD R-K731-B」を導入しました!
学生時代にバイトして買った、PAIONEER「SA-6700」アンプを数年前に復活してから、色々とオーディオを弄っていますが、5年ほど前に500円で購入した、中古のSONY「VCP-S50」(ビデオCDとオーディオCD再生デッキ)が、どうも冬場に室温が低いとCDを認識しない症状が出だしました。 室温が上がれば普通に再生し、音質も問題ありませんが、製造から20年以上経過しているので、そろそろ買換えの時期かなぁと思い交換することにしました。
また、最近はCDを買わなくなり、もっぱらAmazonのデジタルミュージックでダウンロードしているので、CD以外にUSBかSDにも対応したデッキを探すことにしました。
現行製品を調べてみると、CD&メモリーデバイスデッキは、あまり需要が無いようでほんの数機種しかありません。
低価格から高額な機種までありますが、どの機種もサイズが大き目で、CDデッキを入れているラックに収まりそうもありません。 そこで、絶版品の中から中古を探すことにしました。
5年以上前のUSB付CDデッキだと種類も多いですが、ほとんどがMP-3の再生しか対応していません。 MP-3だけでも使えますが、できたらWAVまで再生できるモデルが欲しいのですね。
そこでCDデッキ以外まで広げて色々探したところ、KENWOODのデジタルアンプレシーバーシリーズの中に、多くの再生可能ファイルに対応し、出力端子も装備したモデルを数機種見つけました。 出力端子があればSONYのCDデッキを外した、PAIONEERアンプのAUX端子に接続するだけで使用できます。
JVC KENWOOD製小型デジタルレシーバー「R-K731-B」が、設置するラックにぴったり収まりそうなので、Amazonで中古良品を見つけて新品の1/3ほどの価格で購入しました。
「R-K731-B」はCD、USB(MP-3,WMA,WAV,AAC各ファイル対応)、FM/AMに加え、デジタルオーディオプレーヤー入力やパソコン接続用USB端子まで装備している優れ物です。
到着したKENWOOD「R-K731-B」は、天板に僅かな凹みがあるだけで全体的にはきれいで、各部の機能は問題なく作動しました。
さっそくSONYのCDデッキと配線を入替えてラックに収めてみると、これが何と誂えた様にドンピシャリじゃありませんか。 続けてCDとUSBで音楽再生してみますが、「R-K731-B」にはKENWOOD独自の音質向上技術「Superme EX」も内蔵しているため、SONY「VCP-S50」よりも音質が向上しました。 ちなみに「Superme EX」はバレーノ君のKENWOODナビオーディオにも付いてますね。
「R-K731-B」はフルデジタル化アンプを装備しており、実用最大出力も50W+50W(JEITA 6Ω)と十分なので、試しにメインのトールボーイ・スピーカーKENWOOD「LS-V530-W」に直結して、デジタルアンプの音を聞いてみました。
やはりアナログアンプ「SA-6700」の音質とは違いますが、何よりも同じメーカーの「LS-V530-W」との相性がとても良く、各スピーカーの性能を十分引き出しているのは驚きでした。 このままCD&USBデッキだけで使うのはあまりに勿体ないので、ソースに合わせてアンプを切り替えることができる、スピーカーセレクターを作くってしまうことにしました。                    ・・・・・・・・続く

◎追記
2023年の夏はあまりの猛暑のせいか、R-K731-Bでスピーカー再生時に、音に僅かな歪が発生しました。 これを解消するためオーディオの話⑭で、熱対策を行ないました。 

◎関連のブログは下記をご覧下さい。
①レコード・カセット・CD&メモリーコンポをゲット! オーディオの話①
②CDマルチミニコンポをレベルアップ中! オーディオの話②
③今度はD.D.プレーヤーを復活であります! オーディオの話③
④久々にオーディオの話④、トールボーイ・スピーカー導入であります!
⑥スピーカーセレクター組立てました! オーディオの話⑥
⑦色々と聴き比べてます! オーディオの話⑦
⑧ハイレゾ対応ラジカセ「TY-AK2」導入です! オーディオの話⑧
⑨Bluetooth オーディオ・レシーバー導入であります! オーディオの話⑨
⑩愛用パソコンもBluetoothでオーディオに接続です! オーディオの話⑩
⑪音楽CD取込み(リッピング)ソフト変更しました。  オーディオの話⑪
⑫プア・オーディオ・ビジュアル化であります。  オーディオの話⑫
⑬アナログ・アンプをオーバーホールであります。  オーディオの話⑬
⑭今年の夏は暑すぎる! なので熱対策なのだ!  オーディオの話⑭
⑮Ortofon OMEGA オーディオの話⑮
⑯D.D.プレーヤーの回転調整ボリュームを修理!  オーディオの話⑯
Posted at 2020/06/19 10:25:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | オーディオ | 趣味
2019年11月16日 イイね!

久々にオーディオの話④、トールボーイ・スピーカー導入であります!

久々にオーディオの話④、トールボーイ・スピーカー導入であります!45年前の愛用アンプをメインに復活させた、
オーディオを久々にレベルアップしました!
数年前にオークションでレコードやカセット、CDに加えCD-R、SDやUSBの録音再生に対応した、AM/FMラジオ付ミニコンポ「VERSOS VS-M003」を、格安でゲットしてレコードを聴いたことで、数十年振りにオーディオ好きの虫がムクムクと起き出してしまいました。
そこで45年前の学生時代にバイトして買った、PAIONEER製「SA-6700」アンプを復活させてから、色々とレベルアップしていました。 近頃のアナログレコードの復活ブームもあり、昔みたいな大きなスピーカーで聴いてみようかなと思うようになりました。 現在は13㎝ウーハーのスピーカーですが、昔はPAIONEER製FBコーンの2way 20㎝ウーハーキットを入れたブックシェルフと、メーカー不明の30㎝ 3wayウーハーの大型床置き型を使っていました。
今さら高級・高額のスピーカーなんぞ買う気も無いので、何時ものようにオークションで検索していくと、大きめの物はちゃんと音が出るか不安の昔の物ばかりです。 色々探している内にトールボーイ型のスピーカーなら、あまり古くもなく昔の大型スピーカーの代わりになりそうだと判りました。
  
トールボーイ型はピンからキリまで千差万別で、多くのメーカーから多数販売されています。 そんな中で昔使っていた物と同じインピーダンス8Ωで、使用感も少なく程度の良いKENWOOD製16cmツインウーファー3ウェイ4スピーカーシステムの「LS-V530-W」を見つけました。  KENWOODのトールボーイはあまり人気が無いらしく、なんと6000円で落札できました。 到着したスピーカーは本当にきれいで音出しも問題ありません。
オーディオ・オカルトには縁がありませんが、ホームセンターで購入した角材と硬質フェルトで、計500円也のインシュレーターを自作して履かせました。 インシュレーター効果はよく判りませんが、並べて聞き比べてみると、付けている方にバランスを少し回したように、存在感をやや強く感じます。
  
「LS-V530-W」をシステムに繋ぎ、色々とジャンルを変えながら各種音楽を聞いていくと、全体的にクリアーで高音から低音までの広がりもバランスが良く、とても自分の好みに合った良い音がするのでちょっと感激しました。 そこで今まで使っていたONKYO製「D-N7FX」に切り替えてみると、「ん?」っと一瞬耳を疑ってしまうほど音質が違います。 もう一度切り替え直してみましたがやはり違って聞こえます、どう違うかというと、一枚ベールが掛ったようにクリアーさがありません。 これまでは何の疑問も無くこの音を聞いていたのですが、一体新しいスピーカーとどこが違うのか比べてみると、インピーダンスが4Ωと8Ωの違いだけのようです。 勿論アンプは4Ωから16Ωに対応しています。 そこで8Ωの小型スピーカーを買って比べてみることにしました。
  
またまたオークションでブックシェルフや2wayの、8Ωスピーカーを検索しましたが、最近の小型スピーカーのインピーダンスは、4Ωや6Ωばかりで中々ありません。 ようやくSONY製のミニコンポに付属していた「SS-D55HD」を見つけましたが、ウーハーは「D-N7FX」より、ひと回り小さい11㎝ほど(公称は12㎝)でしたが、他に見つからないので1000円丁度で落札しました。 
到着した「SS-D55HD」はスピーカー端子も無いコード直結式で、重量もさして重くないので、あまり期待せずに「D-N7FX」と聞き比べてみると、これがクリアーで中々良い音が出てきます。 これなら「D-N7FX」の代わりに使えそうなので、少々手を加えることにしました。 どうも直結式のスピーカーコードは戴けないので、背板にスピーカー端子を取付けますが、「SS-D55HD」はどこにもスピーカー取付けや、キャビネット分解用のネジが出ていません。
  
細部を観察すると、どうやらサランネットを取付けるゴム受けの内部で、前面パネルとキャビネットを接着しているようです。 少々乱暴ですが、ゴム受けを抜いた穴の底を、ドリルで掘って接着部を破壊して分解しました。 ウーハーを外せばエンクロージャー内部が見えるので、背板側から端子取付用の穴を空けてから、端子を取付け太めのコードで内部配線をします。 ちなみにネットワークはツイーターに2.2μFの電解コンデンサが付いていました。
また、驚いたことにエンクロージャーには全く吸音材が入っていませんでした。 このままでも良いのかもしれませんが、丁度手元にスリット入りウレタンフォームがあったので、背面だけでも吸音材を入れることにしました。 ウレタンフォームにはスリットが入っているので、バスレフダクト部分だけ切り取れるので簡単に、エンクロージャーの背板内側に取付けが出来ました。
  
エンクロージャーを組立てる前に、分解時に破壊した接続部分にエポキシ接着剤を充填し、硬化後に中心部へネジ止めするための穴を空けておきます。 前面パネルをワッシャ付のタッピングネジで、キャビネットへ取付ければ一丁上がりです。 アンプのスピーカーB 端子と、「SS-D55HD」に新設したスピーカー端子をスピーカーコードで接続し、「D-N7FX」と入れ替えて設置完了です。 ちょっと音出しをした感じでは、改良前よりも低音の出が良くなった感じです。
お役御免にしたONKYO「D-N7FX」はSONY製とは違い、エンクロージャーは全て堅牢な木製で、内部には吸音材もたくさん入っておりました。 ネットワークは「SS-D55HD」と同様にツイーターに電解コンデンサが付いていました。 この構造で音質があんなに違うのは、やっぱりアンプとの相性が合わないんじゃないかと思います。 確かに45年前には4Ωのこんなに小さいスピーカーなんて見なかったですから、アンプのチューニング時の想定には無かったでしょうね。 ちなみに「D-N7FX」は軽井沢の姉の所へ貰われた、「VERSOS VS-M003」で使ってもらう予定です。
  
当初の予定とは異なり小型スピーカーも、8Ωの物に入れ替えましたが、実は新たにFMチューナーも導入しました。 とは言っても新品じゃなく、45年前にSA6700を購入した時に欲しかった、同じPIONEER製TX-6300の中古で、アンプと共通デザインです。 当時はバイトの身で高額商品を2台は、とても購入できませんでした。 たまたまオークションを見ていたら、一応通電するジャンクとして350円で出品されており、取り敢えず入札したらそのまま落札しちゃいました。 各部をチェックすると故障は、ステレオ・インジケーターの麦球が切れていただけなので、LEDに交換して完動品となりました。
またFMチューナーを加えたことで、CDデッキの置き場所が無くなってしまったので、プレーヤーを台に置きその下に収めることにしました。 ただ、レコードプレーヤーに振動は禁物ですから、市販品のような組立式では強度が足りないので、昔使っていたパソコンデスクの強化天板の板材を、微動だにしないようにガッチリ加工して、プレーヤーにピッタリのサイズに自作しました。
  オーディオ関係を色々とリニューアルしたので、古くなったLPレコードの汚れたジャケットカバーも、NAGAOKA製レコードジャケット保護カバーに替えて、きれいな新品同様に復活させました。
アンプのSA6700にはスピーカーを2系統接続できますので、A 端子には「LS-V530-W」を繋ぎ、B 端子に「SS-D55HD」を接続して、各種音源を聞き比べました。 両スピーカーとも音質が良く似ているため、「LS-V530-W」から「SS-D55HD」に切換えると、やや中・高音域が強まり低音の広がりが減少します。 また逆に切換えると、中・高音域が弱まって低音域が広がります。 ただどちらの場合も音質がほぼ同じため、「D-N7FX」の時のような切替え時の違和感は、全く感じませんでした。
スピーカーの低音域を確認する時は、いつも「エンジェル・ハート」のメインテーマに使われていた、伊沢 麻未の「Battlefield of love」を再生してみます。 この曲は全編に亘り、強めのドラムスが続く名曲で、韓国でレコーディングされたとても上質な録音です。 ドラムスの続く中でも伊沢 麻未のボーカルが際立ち、高音部もバランス良いのでオーディオの試聴に利用しますが、「LS-V530-W」「SS-D55HD」のどちらも十分に合格点の音がでました。
  
CDとLPレコードの音を比較する場合は、昔からのファンであるシャーリー・バッシーが、1973年にカーネギーホールで行ったライブを収録した、CDとLPレコードを聞き比べます。 トールボーイ型の「LS-V530-W」は低音から高音まで音の広がりが良いので、ライブ録音には向いているようで、特にレコード版を聞くとまるでその場にいるように感じます。 昔は大型スピーカーで低音を強調して聞くのが普通でしたが、トールボーイ型の音の方がクリアーで原音に近いのかなと感じました。
さて、SA6700をはじめ多くのプリメインアンプにはスピーカーを2系統接続でき、普通はスピーカー切換えスイッチでAとBを切換えて使います。 スイッチにはA+Bのポジションもありますが、通常はAとBのスピーカーを別の部屋などに設置して、同時に鳴らす時などに使います。 同じ場所に並べている場合は、特性が合わないので一緒には鳴らしません。 実際「D-N7FX」を接続していた時に、インピーダンスの違う「LS-V530-W」と同時に、アンプに負担を掛けないよう音量を絞って鳴らしてみましたが、特性が合わず「D-N7FX」からはほとんど音が出ませんでした。
新しい「SS-D55HD」は「LS-V530-W」と同じ8Ωで、アンプの許容範囲に収まるので、試しに同時に音を出してみたところ、予想外に4台のスピーカーから、ほぼ同じ音量できれいに音が出ました。 音質に加え特性も近いようで、聞いている限り音の干渉は感じません。 試しに色々と音源を聞いてみましたが、ズービン・メータ指揮の組曲「惑星」や、Amy Nuttallの「Greensleeves」などは、A、B、単独で聴くよりも良い感じがします。 アンプの性能が良いのか、各スピーカーの性能が良いのか分かりませんが、偶然的にバランスが合ってしまったようです。 高嶋ちさ子さんのバイオリンソロ「君をのせて」も、とてもきれいな高音が出ていました。
久々のオーディオ・レベルアップは、タイトル写真のように一応終了しましたが、今後もまた色々と手を出してしまうんだろうなぁ・・・・と思うのであります。

◎関連のブログは下記をご覧下さい。
①レコード・カセット・CD&メモリーコンポをゲット! オーディオの話①
②CDマルチミニコンポをレベルアップ中! オーディオの話②
③今度はD.D.プレーヤーを復活であります! オーディオの話③
⑤「KENWOOD R-K731-B」導入であります! オーディオの話⑤
⑥スピーカーセレクター組立てました! オーディオの話⑥
⑦色々と聴き比べてます! オーディオの話⑦
⑧ハイレゾ対応ラジカセ「TY-AK2」導入です! オーディオの話⑧
⑨Bluetooth オーディオ・レシーバー導入であります! オーディオの話⑨
⑩愛用パソコンもBluetoothでオーディオに接続です! オーディオの話⑩
⑪音楽CD取込み(リッピング)ソフト変更しました。  オーディオの話⑪
⑫プア・オーディオ・ビジュアル化であります。  オーディオの話⑫
⑬アナログ・アンプをオーバーホールであります。  オーディオの話⑬
⑭今年の夏は暑すぎる! なので熱対策なのだ!  オーディオの話⑭
⑮Ortofon OMEGA オーディオの話⑮
⑯D.D.プレーヤーの回転調整ボリュームを修理!  オーディオの話⑯
Posted at 2019/11/16 10:32:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | オーディオ | 趣味
2016年05月21日 イイね!

今度はD.D.プレーヤーを復活であります! オーディオの話③

今度はD.D.プレーヤーを復活であります! オーディオの話③今度はダイレクトドライブ・プレーヤーを復活させて、システムコンポをレベルアップ中です!   
昨年11月にオークションで、「VERSOS Wカセットマルチレコードコンポ」を格安ゲットしてTechnics SL-1600 ダイレクトドライブ・プレーヤー久々にレコードを聴いてから、昔のオーディオマニアの血が徐々に復活してきました。
これまでに、どうしようもない音のレコードコンポ付属スピーカーを、ONKYOのバスレフ型13㎝ウーファー内蔵「D-N7FX」に替え、次にマルチレコードコンポのチープな内蔵アンプに替えて、40年前にアルバイトして購入した
「PAIONNER SA-6700」プリメインアンプを分解して各部をクリーニングして復活させました。
また、同様に再生能力の低いレコードコンポ内蔵のCDプレーヤーも、1bit DAC搭載のSONY製「VCP-S50」CD & VCDデッキを、オークションで格安でゲットしてシステムに導入しました。
 Technics SL-1600   ortofon VMS10E MK2II
そこで今度は奥さんの実家で眠っていた、レコードプレーヤーを修復して復活させ、レコードコンポのプレーヤーの替わりにする事にしました。 これは1976年発売のナショナル(現パナソニック)製「Technics SL-1600」ダイレクト・ドライブ・フルオート・プレーヤーで、ターンテーブルにレコードを載せレバーを押すだけで自動演奏開始、終了すると言う優れ物です。
修復するプレーヤーの現状は、トーンアームの動きや、ターンテーブルの駆動と各回転数のストロボ同調々整などは問題ありませんが、フルオートレバーを押しても正常にトーンアームが作動しません。 取り合えず分解して故障部分をチェックすると、トーンアームマウント部下側の各種カムやレバー類の回転部分の潤滑オイルが固まっていて動きません。 動きの悪い回転部分を分解し各部を清掃して、新しいシリコンオイルとグリスでスムーズな作動を復活させ、同時にターンテーブル内部や各部の外観、アクリルカバー等をクリーニングし磨き上げました。 組立て後フルオートレバーを押して作動させると、ちゃんと30㌢、25㌢、17㌢の各位置にトーンアームが降りる様になりました。
 audio-technica製 AT607 スタイラスクリーナー   ortofon と Technics純正270Cカートリッジの比較 
次にカートリッジですが、「SL-1600」付属の「EPC-270C」MM型カートリッジは針が折れてしまっているため、35年以上前に秋葉原電気街の小さなカートリッジ専門店で親父さんに相談して購入し、独身時代に活躍していた「ortofon VMS10E MK II」MI型カートリッジを復活させる事にしました。
復活と言っても基本的に壊れていないので、オーディオ・テクニカ製「スタイラスクリーナー」で針先のクリーニングと、長年積った全体の汚れを落としたくらいです。
右上の写真は「テクニクスEPC-270C」日本製と「オルトフォンVMSE MKII」デンマーク製を比較した物ですが、同じMM型系カートリッジでもデザインコンセプトが全く違っています。 テクニクスはカートリッジが大きく、オルトフォンは小さいですが、ヘッドシェルはオルトフォンの方が重厚なアルミ合金製で、テクニクスは軽量なアルミ板プレス仕上です。 このためカートリッジではオルトフォンの方が1㌘軽いですが、ヘッドシェル全体ではテクニクスの方が3㌘程軽くなっています。 レコード全盛の時代は国やメーカーによって、原音再生の追及へのアプローチが全然違っていたんですね。 

 「Shirley Bassey live at Carnegie hall」のLP&CD   復活&ヤフオクゲットで構築中のシステムコンポ現状!
さて肝心の音の方ですが、当たり前の事ながらレコードコンポのプレーヤーとは、比較にならないほどの良い音を再生しました。 久しぶりに聞く本格的な(一応ね)レコードの音は、聞き慣れてしまったCD等のデジタル音楽よりもとても自然に感じます。
上手く表現できませんが、私の好きな女性ボーカルのシャーリー・バッシーが、1973年録音の「カーネギー・ホール・コンサート」のレコードとCDを聞き比べてみると、CDの方はとてもきれいに録音されていて目の前で歌っているように感じますが、レコードでは針を置き前奏が始まった途端に、カーネギーホールにいるような包まれ感がします。 CDは確かに良い音に聞こえますが、ライブ感は少し弱い気がします。 やはり入口から出口まで全て、アナログで再生した時の自然でゆとりのある音には、デジタルには無い深い魅力があるようで、世界的なアナログレコードの復活も理解できます。
ちなみにこのCDは輸入版の純正品なのですが、LP2枚分を無理にCD1枚に収めたせいか、前奏が6秒ほどで歌が始まってしまいますが、レコードではライブどおりに前奏が40秒有り、舞台袖からシャーリーバッシーが登場し、センターに歩いて行き歌い始めるまでの、ホール内の雰囲気まで感じることが出来ます。

右上写真は現在のシステムコンポの状態ですが、まぁ結局のところシステムから「Wカセットマルチレコードコンポ」は外してしまいました。(理由はご察しを・・・)
どうもオーディオに凝っていた頃の血の騒ぎは収まりそうもない様で、今度はまだ物置に眠っている「30㌢3Wayスピーカーセット」の復活を狙っている、今日この頃であります。

◎関連のブログは下記をご覧下さい。
①レコード・カセット・CD&メモリーコンポをゲット! オーディオの話①
②CDマルチミニコンポをレベルアップ中! オーディオの話②
④久々にオーディオの話④、トールボーイ・スピーカー導入であります!
⑤「KENWOOD R-K731-B」導入であります! オーディオの話⑤
⑥スピーカーセレクター組立てました! オーディオの話⑥
⑦色々と聴き比べてます! オーディオの話⑦
⑧ハイレゾ対応ラジカセ「TY-AK2」導入です! オーディオの話⑧
⑨Bluetooth オーディオ・レシーバー導入であります! オーディオの話⑨
⑩愛用パソコンもBluetoothでオーディオに接続です! オーディオの話⑩
⑪音楽CD取込み(リッピング)ソフト変更しました。  オーディオの話⑪
⑫プア・オーディオ・ビジュアル化であります。  オーディオの話⑫
⑬アナログ・アンプをオーバーホールであります。  オーディオの話⑬
⑭今年の夏は暑すぎる! なので熱対策なのだ!  オーディオの話⑭
⑮Ortofon OMEGA オーディオの話⑮
⑯D.D.プレーヤーの回転調整ボリュームを修理!  オーディオの話⑯
Posted at 2016/05/22 06:05:50 | コメント(1) | トラックバック(0) | オーディオ | 趣味
2015年12月21日 イイね!

CDマルチミニコンポをレベルアップ中! オーディオの話②

CDマルチミニコンポをレベルアップ中! オーディオの話②先月ゲットした訳ありミニコンポを、システムコンポに改造中であります!
先月初めにオークションでゲットした格安「VERSOS Wカセットマルチレコードコンポ VS-M003」を、いじくり回していましたが、色々と満足でき無い部分が気になってきました。
スピーカーは元々エンクロージャーの体積が不足しており、内蔵の各スピーカーもチープなため、期待は出来ませんでしたが、それでも一番音が良かったのがスピーカー本体の背面側を前面に引っくり返した状態でした。
これじゃさすがにだめなので、オーションで「スピーカー」を物色したところ、ONKYOのバスレフ型13㎝ウーファー内蔵「D-N7FX」の良品を見つけ2500円でゲットしました。
到着した「D-N7FX」をマルチコンポに仮接続しますが、昔オーディオに凝っていた頃から見ると、随分小さなスピーカーに感じます。 

 ONKYO D-N7FXスピーカー   PIONEER SA-6700 プリメインアンプ
それでも13㎝スピーカーながらエンクロージャーは充分な体積を確保しているため、付属のスピーカーとは高音・低音共にレベル違いの音が出てきました。 一応満足しましたが、昔のオーディオの記憶と比べるとイマイチ迫力に欠けてますな。 まぁそれでもスピーカーのオマケに付いてきたスピーカー・コードに交換しようと思い(なんと「ortofon」の「シルバーコーティング・SPケーブル」)、マルチコンポ本体の背面を見ると「LINE OUT端子」があるじゃないですか。
これなら昔使っていたプリメインアンプが使えるかもしれません。 因みにデンマーク製の「ortofon」のMMカートリッジは昔愛用してました。
さっそく物置に保管していた愛用だったパイオニア製プリメインアンプを、20年振りくらいに引っ張り出して来て使用可能かチェックしました。 アンプ自体は学生時代にアルバイトして購入した物ですから、なんと40年物になるわけで、全体的に大分汚れたり動きが硬くなっています。
 SONY CD/VCDプレーヤー VCP-S50   システムコンポにレベルアップ中です! 
取り敢えず分解し、フロントパネルや内部を清掃し、ボリューム類とスイッチ類の動作チェックやクリーニングを行ない、最後に背面の各端子類の汚れや錆をリューターを使って丁寧にクリーンナップして、昔どおりの姿と軽やかな動作に復活させました。
アンプのAUX端子にマルチコンポの「LINE OUT」を接続し、試しにチェック用CDを聞いてみますが、40年前のアンプとは思えない程クリアな音を再現しました。
この「PAIONEER SA-6700」アンプの音量調整は、ボリュームではなくアッテネータを装備しているので、無音から1クリック上げるだけで左右のONKYOスピーカーからしっかりと音が出ます。(昔は30㎝ウーファー内蔵の3wayスピーカーを鳴らしてました。)
色々と音楽を聴きながら、ふと普通のCDデッキを接続したら、どれだけの音が出せるか気になってしまいました。 そこで再びオークションで「CDデッキ」物色していたところ、SONYの「VCP-S50」の美品が500円で出品されていました。 この機種は一時流行った「ビデオCD」と「オーディオCD」を再生できるため、「CDデッキ」ではなく「映像機器」のカテゴリーに出ていたので入札は0でした。 CDデッキはやはりSONY製が音質が良く、しかも1bit「D/Aコンバーター」が普及した頃の製品だったので試しに入札したところ、そのまま500円で落札してしまいました。
到着した「VCP-S50」は外観や内部も綺麗な状態なので、さっそく接続してチェック用CDを再生すると、再生出力がマルチコンポの1.5倍ほども有り、とてもメリハリのある音を再生しました。
「VCP-S50」は1bit DACとしては割りと初期の搭載モデルのため、かなり原音に近い再生をします。 そのため再生するCDの録音状態が顕著に解かりますので、丁寧に録音されたライブCDなどはとても素晴らしい音を再生してくれます。
何となく昔オーディオに凝っていた頃の血が騒いで来たので、今度はまだ物置に眠っている「D.Dプレーヤー」を復活させようかなぁ~と思う、今日この頃であります。

◎関連のブログは下記をご覧下さい。
①レコード・カセット・CD&メモリーコンポをゲット! オーディオの話①
③今度はD.D.プレーヤーを復活であります! オーディオの話③
④久々にオーディオの話④、トールボーイ・スピーカー導入であります!
⑤「KENWOOD R-K731-B」導入であります! オーディオの話⑤
⑥スピーカーセレクター組立てました! オーディオの話⑥
⑦色々と聴き比べてます! オーディオの話⑦
⑧ハイレゾ対応ラジカセ「TY-AK2」導入です! オーディオの話⑧
⑨Bluetooth オーディオ・レシーバー導入であります! オーディオの話⑨
⑩愛用パソコンもBluetoothでオーディオに接続です! オーディオの話⑩
⑪音楽CD取込み(リッピング)ソフト変更しました。  オーディオの話⑪
⑬アナログ・アンプをオーバーホールであります。  オーディオの話⑬
⑭今年の夏は暑すぎる! なので熱対策なのだ!  オーディオの話⑭
⑮Ortofon OMEGA オーディオの話⑮
⑯D.D.プレーヤーの回転調整ボリュームを修理!  オーディオの話⑯
Posted at 2015/12/21 06:01:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | オーディオ | 趣味
2015年11月08日 イイね!

レコード・カセット・CD&メモリーコンポをゲット! オーディオの話①

レコード・カセット・CD&メモリーコンポをゲット! オーディオの話①レコード・カセット・CD・SDカード・USBメモリー対応の訳ありミニコンポを、激安でゲットしました!
先週末の深夜に、久しぶりに目的も無くオークションを眺めていた時に、気になる物を発見しました。
それは懐かしのレコードやカセットとCDを内蔵し、さらにSDカードやUSBメモリーにも対応した、AM/FMラジオ付ミニコンポで、それ一台でレコードやカセットの音楽を、CD-RやSDカードやUSBメモリーに録音できるという、50歳代以上の昔のレコードやカセットを捨てられずにいる、オジサン達にとっては中々魅力的な商品でした。
出品しているのは商品を販売している業者さんで、お客さんからクレームで返品された物を、ジャンクとして出品されていました。 気になるクレーム内容はレコードプレーヤーのカバーが割れている内容で、レコード等各部の再生は確認済みでしたが実物の写真はありませんでした。 ただし入札開始価格が1000円で、終了までは24時間以内でその時点の入札は0件でした。 

 VERSOSマルチレコードコンポのパッケージ  開封したVERSOSマルチレコードコンポ
名前を聞いた事の無いメーカー製(中国製)で、しかもジャンク品という事で躊躇しましたが、調べて見るとヨ○バシカメラなど有名店でも販売している商品なので、思い切って入札しました。 結局翌日のオークション終了までに9件の入札がありましたが、実売価格の1/10ほどの3,200円で落札が出来ました。 二日ほどして商品が到着しましたが、いくら格安価格で落札しても使い物にならなくては無意味なので、さっそく各部をチェックしました。 
 レコードカバーの割れがジャンク理由   補修したレコードプレーヤー・カバーの表側 
ジャンク理由のプレーヤーカバーの割れですが、写真のように見事にプラスチック製カバーの真ん中に大きなひび割れがありました。 取り敢えずスピーカーを繋いで、レコード、カセット1&2、CD 1&2、を入れて機能をチェックしましたが、いづれも問題なく作動し再生音も中々の音質でしたので、カバーの割れ以外は完動品の新品でした。 コンポを設置する前にカバーの割れを補修します。
 補修したレコードプレーヤー・カバーの内側   
レコードを直接USBメモリーへ録音中
レコードプレーヤーのカバーは接着剤が効く硬質のプラスチック製なので(逆に言うと硬質製のため割れ易いんですね)、マスキングテープでひび割れを固定してから、低粘度の瞬間接着剤を割れ目に流し込んで接着します。 その後R1のフューエルリッドのカスタムに使用した、「3M ダイノック カーボン調シート」の余りを接着部の表裏に貼って補強とドレスアップをします。 写真のように表側にはブラック・カーボンを裏側にはシルバー・カーボンを使用しています。
設置したVERSOSマルチレコードコンポとリモコンカバーの補修後に所定の位置?へコンポ本体と左右のスピーカーを接続してセットすれば設置完了です。 試しにCDを聞いてみますが、このコンポはレコードやカセットなど多機能再生を優先したか、はたまた最近の流れか、トーン・コントロールの無いボリュームだけのシンプル機能ですが、定位置で聞くとナチュラルで中々良い音がします。
右上の写真はレコードを再生しながら、USBメモリーに録音している状態ですが、自動的に低圧縮・高音質の「MP3」で記録されますので、そのまま再生したりパソコンで加工することも可能です。(CD-Rへ録音する場合は無圧縮のWMAで保存されます)
レコードやカセット、CDの再生やラジオの選曲、また各メディアへの録音・再生操作は付属のリモコンでも行なえて便利です。
MAMOSUNの子供から学生時代は、レコードとカセットが音楽メディアの主流だったので、今でも手許には数多くのレコードやカセットが残っています。 なぜかその後に一世を風靡したVHSビデオのテープは何の躊躇も無く捨てられるのですが、レコードやカセットは捨てることが出来ませんでした。 今回多機能レコード・コンポを激安で入手できたので、お気に入りだったレコードや録音テープをデジタル化してカーコンポで聴こうかなぁ~と思ってます。
(私のようなレコードやカセットを捨てられない人には、本当お勧めのアイテムだと思いますね)

◎関連のブログは下記をご覧下さい。
②CDマルチミニコンポをレベルアップ中! オーディオの話②
③今度はD.D.プレーヤーを復活であります! オーディオの話③
④久々にオーディオの話④、トールボーイ・スピーカー導入であります!
⑤「KENWOOD R-K731-B」導入であります! オーディオの話⑤
⑥スピーカーセレクター組立てました! オーディオの話⑥
⑦色々と聴き比べてます! オーディオの話⑦
⑧ハイレゾ対応ラジカセ「TY-AK2」導入です! オーディオの話⑧
⑨Bluetooth オーディオ・レシーバー導入であります! オーディオの話⑨
⑩愛用パソコンもBluetoothでオーディオに接続です! オーディオの話⑩
⑪音楽CD取込み(リッピング)ソフト変更しました。  オーディオの話⑪
⑫プア・オーディオ・ビジュアル化であります。  オーディオの話⑫
⑬アナログ・アンプをオーバーホールであります。  オーディオの話⑬
⑭今年の夏は暑すぎる! なので熱対策なのだ!  オーディオの話⑭
⑮Ortofon OMEGA オーディオの話⑮
⑯D.D.プレーヤーの回転調整ボリュームを修理!  オーディオの話⑯
Posted at 2015/11/08 05:05:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | オーディオ | 趣味

プロフィール

「オリジナル turbo デカールを作るのも3回目なのだ!
https://minkara.carview.co.jp/userid/775922/car/2624646/7449986/note.aspx
何シテル?   08/29 22:31
車や模型(GUN関係も含みます)いじりの好きなオヤジです。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/9 >>

 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    

愛車一覧

スズキ バレーノ スズキ バレーノ
個性的なキャラクターが気に入り、10年以上乗ってきたスバルR1でしたが、高齢の母と車椅子 ...
スバル R1 スバル R1
2007年暮のガソリン高騰で、シルビアS15から3年落ちのR1R中古車に乗り換えました。 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation