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2025年09月23日 イイね!

趣味の話 Ⅹ

趣味の話 Ⅹコルト・ガバメント用のガンベルトを拵えました! 
今から60年近く前は金属製モデルガン(もちろん黒色)の全盛期でした。 個人的にはコルトS.A.A.やM1911A1ガバメントが好きでした。 愛用のコルトS.A.A.をガンベルトに差して散々ファストドロウの練習しましたね。
そんな頃に月刊GUN誌に、国本さんのアメリカ武者修行の記事が載り、毎回楽しみにしていました。 その中でサンダーボルト・ガンベルトを使用した、国本さんのコルト・ガバメント射撃テクニックを見てすっかり魅了されてしまい、当時流行っていたメキシカン・ホルスターを購入して、ガバメントのガンプレイを真似していました。 本物のサンダーボルトに比べれば、メキシカン・ホルスターは入門用の廉価版でしたが、昭和40年代の少年には立派な革製品でした。
メキシカン・ホルスターはMGCと中田商店グループの、両方で昭和40年代から販売されてました。 現在のホルスターは革製よりも、ポリマー製ホルスターが幅を利かせていますね。
最近になってガスガンのガバメントを、昔のようにメキシカン・ホルスターでガンプレイをしてみたいなぁ~と思いましたが、新品ホルスターはとうの昔に販売が終了しており、オークションやフリマで探してみても全く見つかりませんでした。
  
それでも根気よく探していたところ、Yahooフリマに良く似たデザインで機能性も高そうな、新品のガバメント用ホルスターが出品されているのをを見つけ、価格もお手頃だったので購入しました。
入手したホルスターは職人さんが製作した革製品ですが、セール品ということでYahooのクーポン利用で、送料込みで2,000円で購入できましたが、丁寧な仕上げの立派な、キャメルカラーのホルスターでした。(キャラメルじゃなくラクダ色のことですね)
  
購入したままのホルスターだけでは、昔のように使えないので、ガバメント専用のガンベルトに仕上げることにしました。 さっそく各パーツを入手しますが、色はホルスターのキャメルカラーを基本に探しました。 ●ベルトは革製の38mm幅で長さ125cmで約4,000円。 ●太腿にホルスター下側を固定する、レッグタイ用の革紐6mm幅で長さ150cm約700円。 ●1本マガジン用ポーチ製作用に、PILOT製トレンダーレザー05 1本差ペンケース ブラウン約1,650円、以上3点をネットで購入しました。
 
 
最初にホルスターを少々改良していきます。 ホルスターには愛用のウェスタン・アームズ製の、コルト ガバメント マークIV シリーズ'70がピッタリと収まりますが、固定用のスナップストラップが少々長く、穴の位置も緩めです。 そこで従来の穴の上で切断し、ガバメントをしっかり固定できる位置に新しく穴を開けます。 切り取ったストラップは両端を成形してから、固定用のカシメの穴を開けます。 この切断したストラップの端材はホルスター前面上部に、金属プレートと一緒に取付けて補強材とします。 
  
補強材をホルスター前面上部に合わせて、両端を接着剤で固定します。 その後ホルスター側にもカシメの穴を開けます。 ホルスター内側用のカシメピンは予め頭を外し、平らに修正しておきます。 ホルスター内側から補強材の両端に差込んでカシメます。 補強用の硬質銅板を、ストラップの中央の隙間に合わせて切断します。 ホルスターと補強材の間に銅板を差込んだら、中央にカシメ用の穴を開け、両端を止めたカシメピン同様に加工したピンを差込んでカシメます。
  
次にホルスターの下部内側に、ホルスターを太股に固定するための、レッグタイを取付けます。 ただメキシカン・ホルスターに比べ、今回のホルスターはベルト通しの位置が8cmほど低いため、ガンベルトに装着すると、ホルスター全体の位置がその分高くなります。 そのためホルスター下部にレッグタイを付けると、股の位置になってしまいます。 これを修正するため、ホルスター下部から10cmほど組紐を編み、その下をレッグタイにしました。
  
今回コルト・ガバメント用ガンベルトのアクセサリーとして、ガバメント用1本マガジン・ポーチも取付けることにしました。 当初は市販品のマガジン・ポーチを探してみましたが、中々イメージに合う物が無かったので、オリジナルで作ることにしました。 色々調べてみると市販の革製のペンケースの中で、PILOT製のレザー05 1本差ペンケースが、ガバメントのマガジンにピッタリ合いそうです。 ブラウンカラーを購入したところ、予想通り無改造でマガジンがピッタリ収まり、逆さにしても落ちません。 これの裏側に300円ほどのマネークリップをビス止めしたら完成です。
  
ホルスターやマガジン・ポーチの加工が完了したので、実際にベルトに取付けてみました。 ホルスターもマガジン・ポーチも、ベルトに対して自由な位置に取付けが可能なので、予想以上に使い易いです。 唯一気になるのはベルトの色が、ちょっと薄いかなぁという気がしましたが、まぁコントラストがあって良いかと、自己満足であります。 なお、ベルトの長さはジジイのウェストに合わせて、125cmのままですが幅があるのであまり違和感はないかなぁ?
  
国本さんがサンダーボルト・ガンベルトを使用して、コルト・ガバメントのバレルブッシング下側とリコイルプラグを、ホルスター先端上部に押し当ててスライドを後退させ、弾丸を装填するテクニックが好きで、メキシカン・ホルスターで散々真似して、ホルスター上部を痛めてしまった思い出があります。 そんな訳で今回のホルスターは先にこの部分を補強しました。 写真は昔を思い出して、ジジイのウェストにガンベルトを巻いて、ガバメントの弾丸装填テクニックの再現であります。
COLT M1911A1は誕生から100年以上経過した、現在も現役で活躍するベストハンドガンですね。
  
このガンベルトに収めるのは、1998年にウェスタン・アームズからRタイプ・マガジンになってから発売された、COLT GOVERNMENT MK IV SERIES'70 のヘビーウェイトモデルです。 重量もあり作動も良い銃ですが、ご多分に漏れず1年ほどでスライド前部の、バレルブッシングの嚙み合わせ部分に、ひび割れが発生しました。 ヘビーウェイト樹脂のもろさが原因なので、新しいスライドに交換する時に、リコイルプラグの後端に、アルミ材でストッパーを自作して取付け、バレルブッシングに負荷が掛からないようにしました。 それ以降は25年以上快調に愛用しております。 ちなみにグリップは、MGC製のスキップド・チェッカー木製グリップであります。
さて、昔のメキシカン・ホルスターは内部に遊びが多くて、銃の固定が不安定でしたが、完成したガバメント用ガンベルトは、トリガーガード部分をきっちりホールドするデザインで、スナップストラップもあるので、銃が暴れずしっかり固定されます。 また、レッグタイの効果で銃の抜き差しの安定性は良い感じです。

◎その他の「趣味の話」は下記をご覧下さい。
①「趣味の話」 コンバット・マグナム M19をレストアしました!
②「趣味の話Ⅱ」 Cz75 2nd デュアル・マキシVer.2」のカスタム&チューニング
③「趣味の話Ⅲ」 カート式 COT SAA ガスガンをワンオフ・カスタムしました!
④「趣味の話Ⅳ」 昔のMGCビンテージ・ガスガン達を、ちょこっとカスタムしました!
⑤「趣味の話Ⅴ」 Ruger 10/22 ガスライフルをチューニング&ドレスアップしました!
⑥「趣味の話Ⅵ」 MGC製「GLOCK 18」をデタッチャブル・マシンカービンにカスタムしました!
⑦「趣味の話 番外編」 Mattel Tommy-Burst をレストアしました!
⑧「趣味の話 Ⅶ」 マルシン製COLT S.A.A.をStore Keeper modelにカスタムしました!
⑨「趣味の話 Ⅷ」 世紀末にカスタムしたレーザー内蔵 GLOCK17 ガスガンを20年振りにレストア!
⑩「趣味の話 Ⅸ」 好きなんですよね、MGCのGLOCKガスガン!
Posted at 2025/09/23 09:45:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | ホビー | 趣味

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