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MAMOSUNのブログ一覧

2024年06月04日 イイね!

趣味の話 Ⅸ

趣味の話 Ⅸ好きなんですよね、MGCのGLOCKガスガン! 
日本最大のモデルガンメーカーだったMGCが、世界初の本格ガスブローバック・ハンドガンとして、1991年にGLOCK 17を新発売しました。 それまでにも他社で色々とブローバック・ガスガンを売っていましたが、どれも作動や発射などの確実性が低かったですね。
MGCはモデルガンに加え、S&Wオートやガバメントなどの、固定スライド式ガスガン(高級銀玉鉄砲ですね)も最大手でしたから、新発売のGLOCK 17は大人気となり、完全な品薄状態となりました。 私も必死で探しましたが結局入手できず、仕方なく割高の第2弾「SEIDLER CUSTOM」を購入した思い出があります。
まぁしかしこの辺りからMGCのGLOCKにのめり込んでいったのですね。
MGCのGLOCKは現在のガスガンとは違い、ブローバックした後に排出ガスでBB弾を飛ばすという、省エネのアフターシュート・ブローバック方式のため、スライド後退時にBB弾が発射されるので、命中精度が悪く狙点よりも下に着弾する癖があります。 またスライドを引いても中が見えない構造が、リアルじゃないとか色々指摘されてましたが、頑丈で仕上げの良さなどが気に入り、色々と性能アップや各部のカスタムをして結構弄り回しました。
最近、これまで一度も所有した事が無かった、GLOCK 17Lのジャンク品をヤフオクで格安で入手し、各部のレストアが終了したので、いつの間にかいっぱいに増えてしまった、MGCの各種GLOCK君たちを紹介しちゃいます。
  
実銃のグロックは1980年代にオーストリアのグロック社が、シンセティック・マテリアルをレシーバーとマガジン外殻素材に採用した、世界的に評価・採用された新世代自動拳銃です。
MGCは当時新登場したばかりの2nd.Versionをモデル化し、 見事にガスガンメカを内蔵して、実銃同様の外観と表面仕上げを再現しています。
●1991年に発売されたGLOCK 17ノーマルモデルです。 スライド表面を再仕上げし、内部の各部可動面の面取りと、表面研磨仕上げをしています。 グロック17の17は装弾数が大容量の17発だからという説もありますね。(写真左)
●1992年頃に発売されたGLOCK 17Lの、カスタムフロント&リヤサイト装備モデルです。 スライドがガバメントより20mm程長いため、少々フロントヘビーな感じで、丁度ルガーの6inchを構えたイメージに似ています。 破損していたトリガーを強化再生した後、スライド表面を再仕上げし、内部の各部可動面の面取りと、表面研磨仕上げをしています。(写真中央)
●1993年頃に発売されたGLOCK 18ノーマルモデルです。 スライド表面を再仕上げし、内部の各部可動面の面取りと、表面研磨仕上げをしています。(写真右)
  
●1992年頃に発売されたGLOCK 19ノーマルモデルです。 スライドがヘビーウェイト樹脂製なので表面は清掃仕上げし、内部の各部可動面の面取りと、表面研磨仕上げをしています。(写真左)
●1993年頃に発売されたGLOCK 22ノーマルモデルで、実銃は.40口径です。 スライドがヘビーウェイト樹脂製なので表面は清掃仕上げし、内部の各部可動面の面取りと、表面研磨仕上げをしています。(写真中央)
●1994年頃に発売されたGLOCK 23プレシュートモデルで、実銃は.40口径です。 MGCが企業活動を停止する直前に、後発のプレシュートガスガンに対抗し、数種類のグロックモデルを無理やり、ブローバックする前にBB弾を発射する、プレシュートに改造した物のひとつです。 破損していたスライド内部の、プレシュートメカを修理・レストアし、スライド表面を再仕上げし、内部の各部可動面の面取りと、表面研磨仕上げをしています。(写真右)
  
MGCではグロック社以外の、カスタム・ガン・メーカーが発売している、実銃のカスタムガンもモデル化しています。
●Caspian Arms社(アメリカ バーモント州)がカスタムしたモデルを元に、1992年頃に発売されたGLOCK 17 CASPIAN CUSTOMです。 写真左下の様に、5個のガスポートを備えたカスタムバレルを、上面をカットしたスライドと組み合わせたモデルです。 スライド表面を再仕上げし、内部の各部可動面の面取りと、表面研磨仕上げをしています。(写真左)
●1992年頃に発売されたGLOCK 17 CASPIANの、Aimstarレーザーサイト付CUSTOMです。 ブローバックメカのピストンを、パワーアップシリンダー式に交換し、スライド表面を再仕上げし、内部の各部可動面の面取りと、表面研磨仕上げをしています。 またAimstarのレーザー照射ユニットが寿命だったので、新しいユニットに交換し、バッテリーもボタン電池仕様にしました。 MGCのグロックはグリップの張替えが出来るので、600円で購入したローズウッドの端材で、木製グリップを自作して交換ました。(写真中央)
●1993年頃に発売されたGLOCK 17 CASPIANの、ストレート・レシーバーモデルで、湾曲したグリップ後面を切除し、別パーツのストレートグリップに付け替えたモデルです。 スライド表面を再仕上げし、内部の各部可動面の面取りと、表面研磨仕上げをしています。(写真右)
  
●Heribert Seidler社(オーストリア ウィーン市)がカスタムしたモデルを元に、1991年に発売されたGLOCK 17 SEIDLER CUSTOMです。 延長したバレルに可動式の、3ポートマズルブレーキを組み合わせたモデルです。(実銃用は現在もキットとして販売されています) 破損していたトリガーを強化再生した後、スライド表面を再仕上げし、内部の各部可動面の面取りと、表面研磨仕上げをしています。(写真左)
●GLOCK 17のサイティングとパワーアップした、GLOCK 17 TUNE-UP CUSTOMです。 カスタムフロント&リヤサイトを装備し、スライド表面を再仕上げし、内部の各部可動面の面取りと、表面研磨仕上げをしています。 また、ブローバックメカのピストンを、パワーアップシリンダー式に交換しました。 パワーアップと言っても現在のガスガン程のパワーは出ませんけどね。(写真中央) 
●1994年頃に発売されたGLOCK 17プレシュートモデルです。 MGCが企業活動を停止する直前に、後発のプレシュートガスガンに対抗し、数種類のグロックモデルを無理やり、プレシュートに改造した物のひとつです。 標準のトリガーをインパクトの出る、タニオコバ製T3トリガーに交換しました。 スライド表面を再仕上げし、内部の各部可動面の面取りと、表面研磨仕上げをしています。(写真右)
  
MGCの市販品以外のワンオフのカスタム・モデルや、グロック以外に市販されていた、アフターシュート・ブローバックモデルを紹介します。
●GLOCK 18を昔のU.N.C.L.E.Typeのような、組立て式のマシン・カービンにカスタムした、GLOCK 18 MACHINE CARBINE ワンオフ・カスタムです。 「趣味の話Ⅵ」に掲載していますが、最近フロントグリップに装着していたノーマルマガジンを、ショートタイプのバーティカルグリップに交換しました。 MGCのGLOCK 18のフルオートは非常に高速で、写真の46連ロングマガジンの全弾を、2秒強で撃ち尽くすことが出来る、現在でもトップクラスの連射性能です。 詳細は
「趣味の話Ⅵ」を見てね。(写真左)
●1992年頃に発売された、MGC H&K P7M13ノーマルモデルです。 アフターブローバックのメカは、基本的にグロックと同じなので連射性能も良いです。 スライドとレシーバーが、ヘビーウェイト樹脂製なので表面は清掃仕上げし、内部の各部可動面の面取りと、表面研磨仕上げをしています。(写真中央)
●1992年頃に発売された、JAC製のブローニング・ハイパワーです。 アフターブローバックのメカは基本的にグロックと同じですが、トリガーと連動し動くハンマーは、BB弾の発射に関してはダミーです。 JACのハイパワーは破損した個体が多く、写真のモデルもインナーフレームが折れていたため、大幅なレストアが必要でしたが、漸く連射も出来るようになりました。 スライドとレシーバー表面を再仕上げをし、内部の各部可動面の面取りと、表面研磨仕上げをしています。(写真右)
  
MGCは昔から商品の宣伝や、モデルガンの楽しさと安全性を周知啓蒙するための、カタログやパンフレットなどのプロモーションに力を入れており、グロックの発売に際しても数種類用意されました。
●左はグロック社の実銃用の1991年発行の、GLOCK 22新発売時のカタログです。 GLOCK 17のメカニズムや、GLOCK 19 9mm口径、GLOCK 20 10mm口径、GLOCK 23 .40口径、また19連発の新マガジンなどが掲載されています。 中央は1992年発行の全40ページのMGC総合カタログで、巻頭に新発売のGLOCK 17が掲載されています。  右は1992年発行の全32ページのMGC GLOCKカタログで、B6サイズと小振りですがグロック本社や、H.サイドラー社への訪問記等が掲載された充実した内容です。(写真左)
●上部はグロック社の実銃用カタログの内部で、GLOCK 17の性能や安全性を説明している「THE ENFORCER」のページです。 左下はMGC GLOCKカタログの内部で、色々なグロックのカスタムのページです。 右下はMGC総合カタログの巻頭に掲載されている、新発売のGLOCK 17のページです。(写真中央)
●MGC GLOCKカタログ掲載されている新製品、MGC GLOCK 17 CASPIAN CUSTOMとMGC GLOCK 17 SEIDLER CUSTOMのページです。
  
グロックのコレクションが増えてくると、ヤフオク等で格安に入手した、箱無しの個体もあるので、収納用にMILITARY-BASE製のガンケースを用意しました。 折角なので銘板も作って取付けて、グロック専用風に仕上げてみました。
●現在はMGC GLOCK 17L Sight CUSTOMと、MGC GLOCK 17 TUNE-UP CUSTOM用のケースと、MGC GLOCK 17 CASPIAN Laser Sight CUSTOMと、MGC GLOCK 17 CASPIAN Straight CUSTOM用のケースの2個です。(写真左)
●MGC GLOCK 17L Front & Rear Sight CUSTOM と、MGC GLOCK 17 TUNE-UP CUSTOM用のケースの内部です。(写真中央)
●MGC GLOCK 17 CASPIAN Laser Sight “Aimstar” CUSTOMと、MGC GLOCK 17 CASPIAN Straight Receiver CUSTOM用のケースの内部です。(写真右)

MGC GLOCKはなんだかんだと、弄りがいがあるところが好きで、ヤフオクなどで各モデルを入手してきたので、いつの間にか10丁以上も収集してしまいました。 まぁ一応実銃が存在するモデルだけを選んできたので、サイドラーやキャスピアン以外の、MGCが終焉する間際に色々と発売した、カスタムグロックは集めませんでしたね。
10年以上前はヤフオクでMGCのグロックを、比較的安値で入手できましたが、最近はヤフオクやフリマでも、グロックを始めMGC製品の値段が上がり始めているので、興味のある方は早めに入手することをお勧めします。

◎その他の「趣味の話」は下記をご覧下さい。
①「趣味の話」 コンバット・マグナム M19をレストアしました!
②「趣味の話Ⅱ」 Cz75 2nd デュアル・マキシVer.2」のカスタム&チューニング
③「趣味の話Ⅲ」 カート式 COT SAA ガスガンをワンオフ・カスタムしました!
④「趣味の話Ⅳ」 昔のMGCビンテージ・ガスガン達を、ちょこっとカスタムしました!
⑤「趣味の話Ⅴ」 Ruger 10/22 ガスライフルをチューニング&ドレスアップしました!
⑥「趣味の話Ⅵ」 MGC製「GLOCK 18」をデタッチャブル・マシンカービンにカスタムしました!
⑦「趣味の話 番外編」 Mattel Tommy-Burst をレストアしました!
⑧「趣味の話 Ⅶ」 マルシン製COLT S.A.A.をStore Keeper modelにカスタムしました!
⑨「趣味の話 Ⅷ」 世紀末にカスタムしたレーザー内蔵 GLOCK17 ガスガンを20年振りにレストア!
⑩「趣味の話 Ⅹ」 コルト・ガバメント用のガンベルトを拵えました!
Posted at 2024/06/04 10:14:05 | コメント(1) | トラックバック(0) | ホビー | 趣味
2024年03月31日 イイね!

大昔に愛用したトランジスタラジオを入手! オーディオの話番外編②

大昔に愛用したトランジスタラジオを入手! オーディオの話番外編②50年以上前の学生時代に愛用していた、トランジスタ・ポケットラジオを見つけて入手しました!
私が電気工作やオーディオに興味を持ち始めた、中学から高校生時代には誠文堂新光社の「初歩のラジオ」を愛読していました。 ある時読んでいた「初歩のラジオ」のニュースに、「台湾製格安トランジスタラジオが、秋葉原でなんと500円で新発売!」の記事が出ていました。
当時ラジオの深夜放送が生き甲斐の、10代の青少年達にとってのトランジスタラジオは必需品でした。 しかし国産メーカー品は最低でも5,000円近くしたので、おいそれとは購入できない高級品でしたから、500円というのは驚愕の価格設定でした。 さっそく秋葉原に出かけ、とても小さなオレンジ色のトランジスタ・ポケットラジオを購入しました。
  購入したラジオはトランジスタ 6石(懐かしい言い方)のスーパーヘテロダイン式で、単3電池1本で受信できました。 小さなケースにメカがギュッと詰まったポケットタイプで、感度も良かったですが各部の取付けなどが甘くて、何度も修理した思い出があります。 結局修理不能になりもう1台購入した覚えがあります。 左写真は外見がほとんど同じの香港製類似品です。
今回たまたまリサイクルショップで、同じ色のケースに入った、改良型のポケットラジオを見つけました。 ジャンク品でしたがとても懐かしくて購入しました。
(分解すると右写真の、矢印部分の裏蓋をケースに止める、ツメが2ヶ所折れていました。)
  
購入したポケットラジオは、香港製の「AITRON」というブランドでした。 本体ケースやオレンジの色は、昔持っていたラジオと同じですが、チューニングとボリュームのダイアルとパネルがメタル調です。 また同じ6石のスーパーヘテロダイン式ですが、単3電池を2本使う3V電源方式に改良したモデルでした。 よくまぁこの狭い中に電池を2本れたなと思いながら、裏蓋を空けて電池を入れて、おもむろにボリュームスイッチを入れると、ちゃんと音が鳴ってラジオ放送を受信しました。 やや不安定ですが、50年以上経過したトランジスタラジオとしては立派です。
  このラジオの様に非常に古い乾電池を使う商品は、電池の液漏れで電池収納部周辺が、ダメージを受けている場合が多いですが、このラジオは電池を抜いて保管していたらしく、奇跡的に全く液漏れの跡がありませんでした。 
各部の状態をチェックするために、基板を取外して内部を見ていきます。 昔のラジオに比べ今回のラジオは単3電池2本になり、基板が電池1本分小さくなったため、コードも短く配線がギリギリです。
このため分解時に誤って断線したので(右写真の矢印)、外れそうなコード類も一緒にハンダ付けをし直し、またテフロンテープで絶縁部分も補強しました。 ケースなどの外装は50年以上経過している割に綺麗ですが、一応クリーニングして新品同様?にしました。
  
入手したAITRONラジオの唯一の問題点は、裏蓋をケースに止めるための、ケース側の2ヶ所ツメが折れていることです。 この原因は電池を2本にしたため、裏蓋の取付けがきつくなり過ぎたせいだと思います。 そのため反対側の折れていないツメを参考にして、型を作り「プラリペア」で新らしいツメを作り、無理無く取付けできるようにしました。(写真左と中央)
全体のリペアが完了してから、再度電源を入れて選局してみると、かなりクリアに各放送を受信出来るようになりました。 また、電池2本の3V仕様のため、1.5Vよりも高感度になっているようで、私の住んでいる柏でも全放送局を室内で受信できました。
今回久しぶりに大昔のラジオを弄りましたが、デジタル全盛の現代でも、やっぱりアナログのラジオは楽しいなぁと実感しました。
Posted at 2024/03/31 10:37:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | オーディオ | 趣味
2024年03月11日 イイね!

人生初の入院をして、ロボット支援 ダ・ヴィンチ手術を受けました。

人生初の入院をして、ロボット支援 ダ・ヴィンチ手術を受けました。
今年の1月末に人生初の入院をして、直腸のロボット支援 ダ・ヴィンチ手術を受けました。
昨年の年末に掛かりつけ医院の、健康診断で行なった検便で、便潜血陽性の結果が出たため、ウチから一番近い柏厚生総合病院の消化器外科を紹介されました。
大腸にポリープがあるかもしれないということで、新年早々に大腸の内視鏡検査を受けました。 1週間後に検査結果を聞きに行くと、大腸ポリープの他になんと直腸に悪性腫瘍が見つかったため、すぐに直腸専門のドクターの診察を受けました。
ポリープ切除と悪性腫瘍の除去手術は、なるべく早く行なうことになりました。 触診や内視鏡の画像から、原発病変は直腸の上部からS状部にあるので、人工肛門は作らない、肛門温存手術が可能と分かりました。
まず1週間後に一泊入院して複数の大腸ポリープの切除と、悪性腫瘍へ手術用マーキング処置を行ないました。
そして「切開部が小さく術後の痛みや、出血も少ないので患者に優しく、また手術の精度も高い」と説明された。
最新のロボット支援 ダ・ヴィンチ手術を受けるため、1週間後の1月27日から約2週間の入院が、あれよあれよという間に決まっていきました。
土曜日の昼に入院して、夜に最後の食事をしたら、日曜日は絶食して恐怖の下剤、ニフレック配合内用剤を飲んで(これが結構きつい!)胃から腸までを空っぽにします。
手術は月曜日の朝9時から開始で、歩いて手術室へ向かいますが、ズラッと並んだ全ての手術室が準備でごった返していました。
私の手術を行なう第5手術室へ入り、手術台に横たわると麻酔医のおばちゃん先生が、全身麻酔は背中から行なうので、先ず局部麻酔をしてから全身麻酔の針を刺しますね。
という説明を聞いた後の記憶は無く、目が覚めてチンチンの先端と肛門に違和感を感じていると、ダ・ヴィンチ手術オペレーターのドクターから「手術は無事に終わりましたよ」と言われました。 また付き添いの看護師さんから「今は午後1時40分ですよ」と言われましたが、なんと4時間半以上も経過していました。 違和感のあったチンチンと肛門には、導尿カテーテルとドレーンが挿入されていました。 手術室で病棟ベッドに乗り移り、病室へ戻ってから体の状態を確かめてみると、手術は臍部の切開がメインで、その他腹部に3ヶ所の小切開部とドレーンを刺した穴がありましたが、安静状態ならばほとんど痛みはありません。
それより両手首の点滴には5種類の薬剤が繋がり、チンチンと肛門以外に腹部にもドレーンが刺さっており、背中にも麻酔用の点滴が2本繋がっているので、全部で7か所チューブに繋がった操り人形状態でありました。
術後は絶飲食なのでトイレに行く事も無く、ベッドで安静にしていますが、自力ではまだ動けないので電動ベッドで起き上がります。 ただ体から出たチューブ類が、ベッド左右の点滴スタンドや、大型採尿バッグに繋がっており、右側から乗り降りするベッドでは動き辛いため、すぐに左側から乗り降りできるベッドの病室に変えてくれました。
手術翌日から朝の診察後に、早くも理学・作業療法士さんのリハビリが始まりました。 入院時にダ・ヴィンチ手術は、翌日から歩けると聞きましたが、本当に翌日から病棟内の廊下をリハビリで歩きましたが、切開部は確かにあまり痛みを感じませんでした。
手術後3日目の朝の診察で、背中の麻酔点滴を外しました。 このため午後になり手術した部分が痛んできましたが、そのままリハビリをして病室へ戻ると、急に吐き気がしてトイレに駆け込み5、6回激しい嘔吐を繰り返しました。 どうしようとトイレで固まっていると、音を聞いた看護師さんが、すぐに駆け付けて介抱してくれました。(この時は、白衣の天使は本当にいるんだと思いましたね)
すぐに主治医のドクターが来て診察し、腸閉塞の疑いがあるかレントゲンを撮りましたが、特に問題はありませんでした。 恐らく麻酔の点滴を外した痛みなどが影響したのかもしれません。 ただ激しい嘔吐を繰り返したため、切開部のある腹筋が一晩中痛み、この時が入院中一番辛かったです。 痛み止めの点滴で翌日には軽減しましたが、開始予定の経口食事は延期になりました。
翌日には飲み物は解禁になったので、売店のコーヒーだけが楽しみになりました。 その後はリハビリの効果で体調の回復も良く、入院8日目に漸く食事が始まりました。
8日間絶食するとお腹って減らなくなりますが、写真のように殆ど水分の重湯を、ゆっくり食べて胃腸を慣らしていきます。 その後は三分粥、五分粥と段々濃いめのお粥になっていきましたが、おかずは味もあり特に柔らかくありませんでしたね。 また、身体のチューブ類も順番に外れ、10日振りのシャワーも浴びれました。 退院前日には最後の点滴も外れ、13日に及ぶ入院も終了し無事に退院できました。
さて入院・手術の費用についてですが、私のようにダ・ヴィンチ手術を受けて2週間ほど入院すると、健康保険の3割負担でも50万円近く掛かります。
しかし所得に合わせた、高額療養費限度額の制度を利用すれば、一定範囲の支払いで済みます。 これまでは全額払った後で、差額の還付申請をしていましたが、マイナ保険証で入院時に限度額情報を提供すれば、自動的に高額療養費が適用されるようになりました。 私も今回マイナ保険証でこの制度を利用したので、差額病室代も含めた全支払額が10万円ちょっとで済みました。

退院した翌週の最初の外来で、悪性腫瘍と一緒に切除したリンパ節などの、転移についての生検結果の説明を受けました。 リンパ節などの転移は0で、腫瘍も固有筋層に留まっていたので、ステージ2aと診断されました。
最初に検便検査した掛かりつけ医のドクターに報告に行くと、ステージ2aで済んで運が良かったと言われ、本当に痛くないのと何度も聞かれました。 退院時には殆ど痛くなかったので、ダ・ヴィンチ手術は説明された通りに、低侵襲なんだと実感しました。

当初は自分の病気を、ブログに掲載するつもりはありませんでした。 ただ入院前にネットでダ・ヴィンチ手術の体験談を検索しても、中々見つかりませんでした。 まぁそこで自分の様にダ・ヴィンチ手術を受けるのが、心配な人の参考になればと思い掲載することにしました。
Posted at 2024/03/11 22:05:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日常 | 日記
2024年01月08日 イイね!

ウォーキング中に隠れ家的シフォンケーキ店発見!

ウォーキング中に隠れ家的シフォンケーキ店発見!
年末にウォーキングをしている時に、まるで隠れ家のようなシフォンケーキ店を発見であります!
昨年から老体の健康管理を目的に、ほぼ毎日自宅周辺の柏の町中をウォーキングしています。
一回に3㎞以上は歩くようにしているので、ルートは毎日変更して色々と歩く道をアレンジしています。 家の近所には大きな豊四季団地や、気象大学校、それに水戸街道や東武野田線なども走っているので、なるべく緑の多い所を探しながら歩いています。 昨年の年末にお気に入りのルートである、東武野田線の踏切のある、気象大学校沿いの裏道を歩いていると、後ろから歩いてきたお姉さん達が、なんだか小さなアパートのような建物の、窓の前に並んでいる10人位の列の後ろに並びました。 いったい何の行列だろうかと遠目に観察すると、どうやらその窓で何かを販売しているようで、窓の上の「罪深きシフォンケーキ」の看板が目に入りました。
こんな隠れ家みたいな所でシフォンケーキを売っているんだ、とちょっとビックリしながら、その日はウオーキングを続けました。
別の日に再び隠れ家的シフォンケーキ屋さんの前を通ると、定休日のようだったので、お店の窓の前に行って、じっくり観察してタイトルの写真も撮りました。(後日判明した開店日は、火、水、金、土曜日でした)
帰宅してネット検索してみると、ケーキ好きの間では結構有名らしく、何件もヒットし「罪深きシフォンケーキ」のインスタもありました。 年が明けた先週末に、またまた「罪深きシフォンケーキ」の前を通ると、行列は無く女性客が一人だけいたので、これはラッキーと思い試しに購入することにしました。
見た目こそ隠れ家的ですが、シフォンケーキ専門店だけあり20種類以上もあり、しかもどれもお手頃価格なのには驚きました。 色々と迷ってしまいましたが、今回は基本のプレーンとイチゴショート、それにチョコチップバナナを注文しました。
待っている間にどんどん後ろに行列が出来ていきました。
やっぱり凄い人気店だなぁと思いながら、4個買っても1,000円しないシフォンケーキを持って帰宅しました。 
帰宅してからシフォンケーキを食べちゃう前に、写真を撮っておきました。 世の中は物価高で厳しいですが、2個買ったプレーンは何と1個100円ととてもお買い得です!
イチゴショートは2枚のシフォン生地にサンドイッチされています。 またチョコチップバナナはココアシフォン生地に、ココアビスケットとバナナがサンドイッチされています。 どれもとても食べやすく美味しかったです! 興味のある人は「罪深きシフォンケーキ」で検索してみてね。
Posted at 2024/01/08 09:28:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日常 | 日記
2023年12月23日 イイね!

柿と野鳥を撮影しました!(ウチの庭だけど…)

柿と野鳥を撮影しました!(ウチの庭だけど…)
今年は庭の柿の木に柿がたくさん残っているので、冬でも結構野鳥がやってきます!
今年はもう年末になるというのに、異常気象の後遺症のせいか、庭の柿の木の実が殆ど落ちずに残っています。
元々渋柿ですが長期間枝から落ちずにいたためか、かなり樹上で熟してきたようで、冬になり餌が減ってきためか、先月の終わり頃から毎日色々な野鳥さん達が食べにやって来るようになりました。 大きめの野鳥はカラスに始まり、ヒヨドリやオナガなどが来ます。
小形の野鳥はシジュウカラやメジロ、珍しい所ではツグミなどもやって来ました。
軽井沢の実家に来る野鳥程、種類は多くありませんが、久々に野鳥の写真撮影に挑戦してみることにしました。
野鳥の撮影と言っても、柿の木が見える窓を少し開けて、後はひたすら野鳥さん達がやってくるのを待つ作戦です。
使用するのは10前に中古で購入した、富士フィルム製のネオ一眼カメラ「FinePix S100FS」です。 普通の一眼レフカメラとは違い、レンズ一体型で特殊な2/3型CCDを搭載している、バレーノ君のように珍しいカメラです。 いざカメラを構えて待っても中々野鳥は来てくれません。 こんな時警戒心の無いシジュウカラなら簡単に撮影できるのですが、こういう時に限って来てくれません。 そこで鳴き声がしたら静かに窓を開ける作戦に切り替えました。 鳴き声がしてそおっと窓を開けても、さっと逃げられることを繰り返しながら、やっとチャンスが到来し、この辺では珍しいツグミを、枝越しですが最初に撮影できました。 暫くすると家族なのか5、6羽のメジロがやって来ました。 その中の若い1羽のメジロ君が、目の前の柿の実を食べ始めたので、800mm相当のクローズアップをなんとか撮影できました。 今後もチャンスがあれば他の野鳥も撮影して行きたいのであります。
Posted at 2023/12/23 10:26:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日常 | 日記

プロフィール

「オリジナル turbo デカールを作るのも3回目なのだ!
https://minkara.carview.co.jp/userid/775922/car/2624646/7449986/note.aspx
何シテル?   08/29 22:31
車や模型(GUN関係も含みます)いじりの好きなオヤジです。
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