14式多脚戦車とR1
投稿日 : 2014年09月14日
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トイラジコンの戦闘ロボットを改造して、1/16スケールのワンオフ多脚戦車を作りました。
外装等の仕上げが終わったので、これを撮影した写真を実際の大きさにリサイズし、ウチの愛車R1の写真に合成して見ました。 1/16スケールながら小型多脚戦車のため、サイズは高さ235㍉程ですが、実寸に合成すると3.5㍍以上になるので、R1と比べると随分大きく見えますね。
・写真は<14式多脚戦車とR1>
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改造に使用したのは、トイザラスが販売しているアメリカ製の戦闘ロボット「コンバット・クリーチャーズ」です。 これはソフトディスク等を発射して敵の外装などを攻撃する、アメリカで人気の玩具です。 2.4GHzのコントローラーを採用しているため、同時に多数のロボットが戦う事ができる優れものです。 たまたま通販で格安物を見つけ、¥3,998(送料込)で購入しました。
実際に動かすとあまりの出来の良さに感動し、時間を掛けて念願の多脚戦車に改造しました。
・写真は<コンバット・クリーチャーズ>
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「コンバット・クリーチャーズ」の操縦は前進と後退だけで、ステアリングがありません。 どうやってコントロールするかと言うと、常に頭部(砲塔)の向く方に前進と後退をするので、行きたい方向に頭部を向けるだけで曲がってくれます。
スピードコントロールはありませんが、全ての動作が最初はゆっくりと動き出すので難しさは感じません。 脚部はとても良く出来ているので、改造は主に頭部を砲塔に作り直す事で、頭部内部の不要部等を取り除いてから、そこへ改造した1/16戦車用の小型電動ガンユニットと主砲作動モーターを取付けます。 砲塔外板は1.2㍉厚のプラバンを貼り合せて成形しました。
・写真は<下地完成の14式多脚戦車>
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脚部は殆んど改造しませんが、各脚の先端に沈み込み防止のリングを取付けます。 上の写真のように下地の完成後、一度M2機関銃等のパーツを外してから各部の塗装作業をします。
ちょっとレトロ調に仕上げるため、下塗りとして「ストーン調スプレー黒」を、全体的に吹き付けて鋳物風な地肌にしてから、クリエイティブカラーの「ディープオリーブ」で全体の塗装をし、最後に少しだけウェザリング仕上げをしました。
・写真は<14式多脚戦車前面>
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多脚戦車を出来るだけリアルに仕上げたかったので、砲塔部には1/16のブローニングM2機関銃や搭乗員のフィギュアを配置しました。
M2機関銃は1/16スケールの物を完璧に作り直し、機関銃手の手が着脱出来るように、グリップ下側をスプリングで動くようにしてあります。
2体のフィギュアはタミヤ製の「1/16ドイツ連邦軍戦車兵セット」を大幅に改造して、現行の陸上自衛隊戦車搭乗員風に仕上げました。
・写真は<14式多脚戦車砲塔と搭乗員>
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砲塔後部にはより実車的にするため、機関銃手用ステップや1/6フィギュア用パーツを改造した工具箱、擬装用天幕を配置しました。 偽装用天幕は車体偽装時の他に、野営時は各脚の上部を覆いテントになる設定です。
頭部や腕を改造したフィギュアは、手塗りで迷彩服3型風に仕上げました。 フィギュアの着けている、弾帯、9㍉拳銃ホルスター、落車防止収縮安全ベルト、また砲塔側面の発煙弾発射機等は全て自作です。
・写真は<14式多脚戦車砲塔後部>
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前照灯と主砲の同軸機関銃々身に内蔵したレーザー照準器は、連動して照射できます。
主砲のBB弾発射回路と一部共用しているため射撃時には照射できませんが、かなりの光量と照準精度があります。 主砲は1/16戦車用の電動ガンユニットの改造なのであまりパワーは期待できませんが、軽量BB弾を使用すれば5㍍位まではレーザーサイトで狙えます。
結構複雑な動きや多くのギミックを搭載してますが、動力はなんと単三電池です。
・写真は<14式多脚戦車前照灯&照準点灯>
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◎14式多脚戦車 SPEC.
:全高3.7m(機関銃手搭乗時4.6m)
:脚幅5.9m(最大開脚時) :脚高2.3m
:武装 主砲 90㍉短砲(145㌢) 7.62ミリ主砲同軸機関銃 1丁 12.7㍉ M2重機関銃(砲塔上部)1丁(全部ウソだけど)
以下のYouTubeにアップしています。
https://www.youtube.com/watch?v=qu_4UEwsesE&list=PLcFEmTmmdrlNrTDzMeluPbeu80cDo-8Vt
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