エンジンバラバラ

バルブスプリングが折れていたことがわかったので、バルブに異常がないか検証していただくためにヘッドを降ろしてもらいました。

バルブに欠損がないことはわかりましたが、ブロック側もバラしてもらいチェックしてもらうことにしました。

1番のクランクプーリー側のメタルに当たりがキツいトコがありました。

当たりがキツいということはクランクの曲がりが考えられます。
前回このクランクは曲がり修正を施したが、点検してもらい再度修正するほどではないものの微妙な曲がりがありました。
このままではメタルでトラブった可能性があったので、御開帳して良かったです。

ここらを踏まえてメタルクリアランスを広めにしようとお店から提案を受けました。

メインベアリングのセンターも摩耗具合から交換にいいタイミングと判断できました。

クランクのジャーナルは変な箇所がなくて良かった。

組む前にラッピングしてもらいました。

ピストンとコンロッドの状態は良かったのでホッとしました。
リングもイケそうでしたが、新品が入手できたとのことで交換してもらいました。

バルブシートも状態OK
ガイドもOK

鋳鉄vsピストンリング
シリンダー内壁は8年擦られ続けるとリングの稼働範囲が摩耗していることが触診してわかりました。
軍配はピストンリングの勝ち。

さらに0.5ミリボーリングするとなるとピストンが必要になるので、そのままとしました。