今回はレッドブルの2015年F-1マシン「 RB11 」を描きます。
エイドリアン・ニューウィーのデザインする最後のマシンとなってしまいそうです。
シーズン中のマシンなだけあり、真横から撮られた写真が無い..
ディメンションを知られたくないのはわかりますが、前後だけパースがかっていたりして
位置関係がよくわからない... と言うわけで、いつも以上に適当になりますのでご了承下さいm(__)m
マシンのパワーユニットはルノー製1.6リッターV6ターボエンジン+MGU-K(モーター・ジェネレーター・ユニット・キネティック、運動熱エネルギー回生装置)+MGU-H(モーター・ジェネレーター・ユニット・ヒート、排気熱エネルギー回生装置)のセットになります。
排気量だけ見るとセラとあんまり変わらないですね。
まずはアウトラインから。2015年からの新規定により、ノーズはさらに低く、幅も狭くなっています。
この絵ではわかりませんが、先端は規定をクリアするために突起状になっており、その両脇に
気流の経路を設けています。まるで「のどち○こ」の様な外観になっております....
Fウィング最大幅も、さらに狭くなったことでエンドプレートの乱流がタイヤへもろに当たりそうです。
レッドブルではなるべくタイヤ下に気流を引き込むようなフラップ、エンドプレートの処理を
行っているようです。
サイドポンツーンのアンダーカットはさらにエグくなっております。ディフューザートンネル付近は
写真等をみて描いていきます。どうせ毎戦変わるような場所なので適当に。
前年型よりエキゾーストパイプの位置も下がったため、モンキーシートの役割が減りました。
その代わりと言っちゃなんですが、今年はサイドポッド内の熱気をディフューザー表面に多く流す事
でエキゾーストブローの様な効果を狙っているようです。熱を帯び、圧力が上がり高速になった
気流はディフューザーの排出気流をひっぱり、効率をあげてくれて一石二鳥ってわけですね。
規制が厳しいリアウイングの効率を高める手段として、注目されているのがエンドプレートです。
多くのスリットが入れられ、ウイングに気流を導入、または排出に利用されているようです。
今回の絵では、メルボルンのフリー走行等で使われた垂直、水平ルーバーを統合したスロットセクションを持つタイプを描いてみました。
適当に塗っていきます。サイドポッドはインフィニティのイメージカラーの紫になり、ロゴがでかでかと入ります。ロゴは枠付きで描いてからグラデーションで金属感塗りをしたいところですが、例により
面倒くさいので、グラデーションのみで誤魔化します。なんか光り過ぎ....
タイヤも例により、トロロッソからの使いまわし。ロゴ色だけハードタイヤを表すオレンジ色に
変えてみました。
今回は新たな試みとして、反射表現を入れてみました。牛をシンボル化して縦反転させ、適当に
カット、伸縮させてアルファ値を下げて適当に置いただけです。3Dなら自動で物理計算して、
映りこませてくれるのに..2Dってめんどくさっ!って思いましたが、2Dは手軽に早く描けるので
良しとします(;・∀・)
完成! しかし相変わらずグラデーション処理が下手だなあって思います。なんかクドい....
もっと修行したいと思います。
おしまい
Posted at 2015/10/11 12:31:51 | |
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