今となっては希少なラグジュアリクーペ・スカイラインクーペのガラスコーティング【ラディアス湘南】

それまで、スカイラインの特別グレードだったスカイラインGT-Rは、R35から独立したモデルとなり、しかも完全なスペシャリティカーとなって、いわば国産版スーパーカーの部類に入るようになりました。（普通の人が涼しい顔で（？）300km/hを安心して出せる車なんて、スーパーカー以外の何者でもないですね(^-^;)）

一方スカイラインもサイズアップし、それに伴い、外装も内側も高級車といっても差支えのないクラスになりました。国産車においてはその中にでもさらに希少性の高い２ドアクーペが、このスカイラインクーペです。純粋に車を楽しむなら「クーペ」と思っている人も多いのではないかと思います。スポーティな外見はもちろんのこと、クーペといえば走りも充実しており、２ドア化によるボディ剛性アップも貢献していると思います。スカイラインクーペは、スポーティにプラス贅沢で高級な乗り味と、まさに大人のための車と言えるでしょう。

さて、今回施工させていただいたこちらのお車、日産車の塗装の中では一番繊細なスーパーブラックです。ディーラーさんから納車されて直ぐにお持ち込みいただいた、まさにまっさらの新車ではありましたが、あちらこちらにボディを拭いたときにできた拭き傷と、ところどころ磨き跡が散見されました。オーナー様は、ディーラーさんに、「この車はコーティング専門店に出すので、洗車も何もしなくて良い」と指示されたそうですが、それでもこれだけ傷なり磨き跡なり付いていたということは、ディーラーに持ち込まれる前の段階で、一部塗装の傷とか何らかしらのダメージを誤魔化すために、ボディ磨きが入れられたようです。その磨きのクオリティが高くないため、このような痕跡が残ってしまうわけです。

スカイラインクーペ、下手したら500万を超える価格になりますが、そのような車の扱いとしては、少々考えものです。これだけ繊細な塗装だと、多少の拭き傷等致し方ないと思える部分もありますが、気をつけていれば、もしくは、きちんと磨くスキルがあれば、このようなことは起きないはずです。でも、一向にこういう事例はなくなる気配がありません・・・。

ということで、まずはボディの各種ダメージを取り除き、新車以上の状態に仕上げるための下準備である、塗装面の下地処理を施します。塗装面への負担の少ない下地処理技術、【Revolt adjust system】をベースにして磨きを行います。塗装面の小キズや磨き跡を除去しただけではなく、ボディ全体に艶、輝きが一段アップしました。

この美しいボディに、この状態を保護し、より輝きを引き立たせるためのコーティングを行います。コーティング剤は、ラディアスオリジナルの低分子型硬化型ガラスコーティングで、膜厚感溢れ、尚且つしっとり濡れたような上品な艶が一段増します。

新車でご納車いただきましたが、お引渡しする時には新車以上の状態に生まれ変わりました。

今後は、セオリーに則った洗車を心がけていただけたら、この状態を長く楽しんでいただけるものと思います。

この度は、ご用命を賜りまして、誠にありがとうございました。

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【ガラスコーティングショップ/ラディアス湘南】
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