ロードスターがどんな車なのか、もはや説明不要かと思います。世界中のライトウェイトオープンスポーツの先駆けとなり、今でもその最前線で輝きを放つマツダ・ロードスター。私がもしどんな車が欲しいかと聞かれたら、例えばフェラーリとかそういう類のスーパーカーへの憧れはもちろんありますが、現実的にこの日本でどんな車を所有して走らせたいかと考えると、このロードスターを上げると思います。この車をオープンにしてワインディングロードを走らせたらどれだけ気持ちいいだろうと想像しながら、私はこの閉じた店内という空間でひたすら磨かせていただきました(笑)
さて、今回ご入庫いただいた車両は、納車から一年以内の比較的新しい中古車でした。塗装状況はほどほどに良く、小傷やシミなどは少な目でした。最近のマツダの塗装は質自体も向上しておりますので、まずはその状態を最大限引き出すための下地処理を行います。
マシーングレーというボディカラーはグレーの割にデリケートな面があるカラーなので、仕上げをより丁寧に気を配りながら下地処理(磨き)を行います。塗装面に負担の少ない”Revolt Adjust System”という技法を用いて、塗装の状態を最大限まで引き出しました。
下地処理後にはコーティング剤を塗布します。当グループ最高級の【リボルトプロ・エクストリーム】はその膜厚から、下地処理完了後以上の濡れたような美しい艶を演出してくれます。三層構造を持つ被膜は、耐スリ傷、撥水性能、汚れ軽減に優れていて、触り心地もワンランク上の滑らかさを実現しており、車に乗るときドアを触るたびに楽しくなってしまいます!
コーティングは塗装部の他、樹脂部分やヘッドライト、テールレンズも施工いたします。施工可能なのか良くご質問をいただきますが、全く問題がないばかりか、未塗装樹脂部分についてはコーティング塗布により、色の深みが増して経年劣化による白化を防ぐ働きがあります。
ドア内側、フューエルリッド、エンジンルームなどは下地処理はできませんが洗浄してTOPコートを塗布します。
今回はシートコーティングのご依頼も頂いております。内装は外装と違い水をかけてシャンプーで丸洗いということができないため、できる限り汚れを付きにくく、そして落としやすくしておくことが良い状態を保つための秘訣となります。コーティング剤が素材の中にまで浸透して保護するため、定期的に拭き掃除をしていただくだけで良い状態を維持することができます。
コーティング後は、当店からお渡しておりますメンテナンスキットを利用して正しいセオリー通りの洗車メンテナンスを定期的にして頂くことで、長期間にわたり美しい状態を維持できると思います。
この度はご用命頂きまして、誠にありがとうございました。
【リボルト川崎】
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