Su-27 Flankerのブログ一覧

フロントガラスに石跳ね→ひび割れ交換のため、一泊二日で入庫しました。
代車にMAZDA6が来たのは（アテンザも含めて）初めてです。
普段は試乗車として使っているものを手配して下さり、グレードは25T S Package。

・・・よく走ります。
そして何よりも驚いたのが静粛性。更なる遮音対策がなされた上に、これはガソリン車。中期型でディーゼルという自分のと比べたら、まるで無音（ちょっとオーバー？）。
内装のしつらえなども含めて、同一モデルでありながら常に進化しているのが嬉しいです。
前期型（若々しさ）、中期型（落ち着き）、後期型（ゴージャス）と、それぞれに違った魅力があるのは、基本が素晴らしいからですね。
とにかく想像以上の進化に驚きました。
メーカーが言うところの大幅改良、これは伊達じゃない。
自分のクルマには早く戻ってきてほしいですが、せっかくなのでこれはこれとして楽しませて頂きます(^ ^)

去年、一昨年と買っておらず、３年ぶりに「間違いだらけのクルマ選び」を購入しました。
今後はもう、買ってまで読むことはないだろうな・・・と思っていましたが、今回はマツダの記事に惹かれて買ってしまいました。

実際に読んでみると、思いの外、などと言っては失礼ですが、マツダの記事に限らず、なかなか読みごたえがあって、楽しませて頂きました。島下さんという方は、今では少なくなった、自分の思想を持ったモータージャーナリストだなと今更ながら認識した次第です。
高齢者の免許返納について、これを良しとする（若い）人たちは、自分が高齢になったときの事を考えているのか？将来の自分の権利を、自ら放棄しているのと同じだよと。
私も全く同じことを思っていた所だったので、ちょっと嬉しくなってしまいました。

徳大寺さんの後をうけた島下さんは、喩えるなら「ONの後に４番に入った原辰徳さん」のようなものなのでしょう。作家のような文章力を誇った徳大寺さんと比べてしまったら、如何にも分が悪い。でも、先入観を抜きにして読んでみると内容も充実しています。それに、たとえばYouTubeなんかで島下さんの試乗レポートを観ると、理路整然とした明快な喋りには、とても説得力があります。

今時、単行本という媒体でクルマ評を出せること自体、貴重なことです。
小林彰太郎、徳大寺さん亡き後、福野さん、沢村さんに続くような人は、島下さんの他にそう多くはいらっしゃらないですね。
嬉しい誤算というか、いい買い物でした。