ロアボールジョイントとフロントスタビライザーリンク交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
6月下旬のWISH車検を前にディーラーにて見積もり。
プラグ4本交換 部品9,240円
ロアボールジョイント左右交換 部品 11,660円
工賃(左右)11,000円
フロントスタビライザー左右交換 部品11,880円
工賃(左右)6,600円
締めて50,380円!
車検総額207,000円!
これは、厳しい。
スタビライザー、プラグは交換後10万キロ走行。
ボールジョイントは20万キロ無交換。
やむを得ないとはいえ、自分でやるしかない!(足回りは重要保安部品も含むので、あくまで自己責任です)
今回は、部品は社外品555(三恵工業社製)を準備。
2
スタビライザーも同じく社外品555(三恵工業社製)を準備。
これで、部品代は純正品の約半額で準備できました。
3
工具は、KTCの ボールジョイントロックナットレンチ、19・17mmのロングストレートメガネレンチ、アストロのタイロッドエンドリムーバー TL295、その他もろもろを準備。
※この後…工具が増えていきます…。
4
作業開始!!
※これ以降、まったく画像を記録する余裕なし💧
なんとか、体裁だけ整ってますが…。
車体をジャッキアップ、リジットラックを設置します。
5
まずはロアボールジョイントから…。
フロントサスペンションアームにボールジョイントを固定しているボルト×1、ナット×2(赤矢印)にたっぷりと潤滑剤を吹き付けます。(ブレーキディスクに付着しないように注意)
17mmロングストレートメガネレンチで緩めます…。
がっ!!日ごろの運動不足のせいか緩まない。
タイヤ交換用のインパクトレンチを試みようとするも…。17mmがない…orz
WISHの屋根を塗装したときの友人を急遽呼び寄せます。ついでに17,19mmのインパクト用ソケットも買ってきてもらいます。(それぐらい持ってろよぉ~)
「昼飯おごるからぁ~」で何とか協力取り付け。
想定外に、タイヤ交換の為に購入していたシガーソケットから給電するタイプのインパクトレンチが大活躍。
持っててよかった。
6
サスペンションアームからボールジョイントから外れていますが、手が油だらけで肝心の写真撮れてません…。
ボルト、ナットを取り外した後にアームを下方向に押しながら、ステアリングナックルを引いたりしながらなんとか、ボールジョイントの下側固定部分を切り離しています。
さらにボールジョイントの上側。
ステアリングナックルにボールジョイントを固定しているキャッスルナットからわりピンを引き抜き、たっぷりと潤滑剤を吹き付けます。(ブレーキディスクに付着しないように注意)
キャッスルナットはドライブシャフトブート干渉しており、薄型の工具しか入りません。
工具を削るような器用なことはできませんので、KTCの ボールジョイントロックナットレンチ(これも締め付け用ですこのような使い方をしてはいけません)にスピンナーハンドルを取り付け、精一杯の体重をかけ緩めます。(ここは固着もなく何とか緩めることに成功)
7
ここも画像が無くて使いまわし。
ボールジョイントをステアリングナックルから取り外します。
ドライブシャフトとキャッスルナットのクリアランスが殆ど無いので、キャッスルナットの頭をボールジョイントのボルトと揃えるまで緩め、タイロッドエンドリムーバーの上側を赤矢印、下側を黄矢印に嵌め込み、ボルトを締め付けながら、ハンマーでたたきこみます。
ネット参照では「バキン!!という音とともに外れます」とうたっていますが、へたくそなのか中々「バキン」音がしない。( ノД`)シクシク…
マニュアルは、サクッと外すとかしか書いてないし…。
8
何回か繰り返し、ようやく「バキン」音がして外れました。
息も絶え絶え。
運転席側もあるのに…。しかもスタビライザーリンクもまだだし。
左が新品。
右が今までの物。
右は、ブーツが潰れてしまってますが、工具を叩き込んだことによる損傷。
但し、交換前グリスが漏れ出しており劣化は歴然。運転席側は泥汚れで団子みたいになってました。(撮影の余裕なし)
9
逆の手順で取り付けます。
実際はキャッスルナットの締め付けとわりピンを入れる穴の位置合わせが大変。
サスペンションアームを押し込みながら、ステアリングナックルを調整して、ボールジョイントの3か所のボルトの差し込みを合わせるのは大変。
さらに締め付けトルクが、ヘタレで規定通りに締められない。
キャッスルナットは103N・mで何とか締められるものの、下側のナット2か所、ボルト1か所は142N・mです。トルクレンチが「パキン」っていわない。( ノД`)シクシク…
友人に締めてもらいます。
メカニックは無理だな…。
10
次にスタビライザーリンクの交換。
2ヶ所のナットを取り外して交換。のはずでしたが…。
まず上側のナットを外します。
が、ボルトも一緒に回ってしまっていたので、六角レンチを差し込み、17インチのメガネで緩めます。
で…。
11
突然、運転席側になっていますがご勘弁。
本当に撮影する余裕なし。
下側のナット緩め。
ナットと一緒に回ってしまう為に六角レンチを差し込んで、画像のようにしたかったのですが、クリアランスが無く六角レンチが穴に嵌らない。
サスペンションアームが邪魔をして六角の穴が見えない。
ガレージであれば、リフトで車高を上げられますが、これが限界もぐりこんで確認できません。
手探りではめ込みます。
12
苦闘の末取り外したスタビライザーリンク。
お約束の新旧比較。
上が新品、下が当然今までの物。
右側の錆びている方が下側。
上側のブーツが劣化しています。
13
せっかくなので、友情出演。
彼のおかげで、一連の交換作業が出来ました。
初めての作業は、一人で行うより複数いたほうが、突発したトラブルの時に落ち着いて対応でいるというものです。
弁当代など安いものです。
14
逆の手順で取付。
締めつけトルクは74N・m。
交換した新品部品がまぶしい。
とあっさり言ってますが、作業開始9時30分、作業終了は昼休憩1時間含めて15時の4時間半。
運転席側は、つらい作業とはいえ助手席側の半分の時間で作業できましたがやってみないとわからない困難さが身に沁みます。
工賃が高いのもうなづけます。
1日に何台もできません。
コスト削減ではあるものの、1回は体験したくて行った作業でした。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
タグ
関連コンテンツ( フロントスタビライザーリンク の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク