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前回の続きでは有るが、概要をもう少し。。。
自動車メーカーは良いことばかりを公表するわけではあるのだが、ユーザーの手に渡る
量産車では、10・15モードやJC08モードの燃費数値を記録することは、中々難しい。
もちろん、モード値試験の使用状況とユーザーの普段の使用状況では、かなり隔たりが
あるのは事実であろう。
そして、モード値を上げる為に、わたしは必ず「燃費スペシャル車両」がメーカーにはあるのでは
無いかと推測している。
とくに、HV車などになると、モード値30Km/Lを遥かに超えている数値ではあるが、実際のユー
ザーの平均燃費は、20Km/L台の前半である。
これでは、「詐欺」と捕らわれても、不思議ではない。
しかし、わたしは、モード値など、はるかに凌ぐ性能を持ち合わせる製品を、なんとアフター
パーツ品で見つけてしまった。
もう、5年以上も前の事である。
しかも、製品の性能は、月日を追うごとに向上していき、持ち主の自分ですら、性能UP分の
「伸び代」を図れている状況ではなかった。
今回、名古屋まで行く理由が出来たので、一番条件が悪い走行状況で、成果を試した見たい
と思い立ったのである。
ちなみに、わたしのクルマは、C4 GRAND PICASSO 1.6HDI 6EGS である(長いな)
アイドリングストップ機能は付いていない。
車重は、約1540Kg 1560ccのディーゼルターボ 2ペダルMT 7人乗り。。。
このクルマのモード値は、ディーゼルマニアさんの情報によると・・・
Urban(市街地) 6.8L/100km⇒14.71km/L
Extra-urban(郊外) 5.1L/100km⇒19.61km/L
Combined(総合) 5.7L/100km⇒17.54km/L
だそうだ。
これは、日本のモード値とは、少し違うと思う。
それでは、モディファイ&チューニングレポートとともに振り返ってみよう。
実は、スタートするまで自分のクルマの性能を把握していない。
他のクルマに移動していた、ラジエータ用アイテムをPICAに、前日に戻しておいた。
燃料も、満タン(オートストップ)にしておいたので、出撃準備は完了している。
この状態で、スタート!
ちなみに、積算燃費はこの段階で、22.7Km/Lを示していた。(壊れかけのデジカメの為、写真無)
自宅から10Kmほど走り、国道2号線に乗り、東へ東へ歩を進める。
取り付けた、ラジエーターホース用アイテムかなりの効果を示している。
全域にわたりスムーズなフィーリングを確認できた。
おすすめは、アッパーホース連鎖。
福山市を通過する。
しかし、この地は40万人くらいの人口を抱えながら、バイパスと呼ばれるものが無い。
よって、かなりの信号に邪魔をされ、STOP&GOを強要されてしまう。
それは、岡山県に入り、多少は少なくなるが、状況は同じ。
だが、このクルマはかなり進化していると実感できた。
燃費計は、横ばいどころか・・・
22.7Lm/L→23.2Km/L→23.8Km/L
と、どんどん数値を上げていく。。。
その上がり方が、距離を走ってないとはいえ、やたら早い!
倉敷を抜け、ブレ―クタイム(50Kmくらい走ったか)
ここで、謎のボディ用アイテムを受け取る。
ママさんいつもありがとうございます!
Bピラーとエンジンマウントに張り付け、また東へ走りだす。
アクセル一踏みから、まるで違う反応。
「今までのは何!?」
と、いつも思ってしまう!
そして、ボディにたくさん張り付けたので、ステアリングが重い。
またまた、シートポジションが合わなくなってくるので、信号で止まるたび、試行錯誤を繰り返し
ていた。。。
信号には止まるが、アクセルの踏みこみ量が、少なくみるみる燃費計が上がっていく!
23.8Km/L→24.3Km/L→25.0Km/L
岡山と兵庫の県境は、アップダウンが多いが、あんまり関係ないみたい!?
そして、あまりに効かないエンジンブレーキで距離を稼ぎ、アクセルを開けている時間も少ない
ので、この性能を有効活用し、さらに数値を上げていく。
25.0Km/L→25.6Km/L→26.3Km/L
と。
ステアリングも、曖昧さ消え(中立付近)、切ったら切っただけという具合。
4つのタイヤが、均等によく仕事をしているのが、よくわかる。
そして、コーナーリング中も、「外へ、外へ」ではなく、「前へ、前へ」クルマが進んでいくため、
効率がよい。
操舵していても、抵抗になっていないのがよく解る。
姫路バイパスに入り、またまた数値は上昇!
26.3Km/L→27.0Km/L→27.7Lm/L
これは、凄い!
本人も驚き!
27.7Km/Lでかなり走ったので、28.5Km/Lは射程圏と思っていた矢先・・・
「第二神明料金所!」
の文字が見えてきたため、ステアリングを左に切り、バイパスを降りた。。。
数キロは、比較的スムーズだったが、ここで完全に渋滞に巻き込まれる。
明石海峡分岐くらいだろうか・・・?
なかなか、前に進めない。
というわけで、数値も・・・
27.7Km/L→27.0Km/L→26.3Km/L(泣)
神戸にたどり着くまで、どれくらいだろう、2時間くらいかかったかも!?
神戸でランチタイム!
適当に、休憩して、また東へ、ひた走る。
国道2号線から、大阪へ・・・
さすがに、都会!なかなか進まない。
STOP&GOを繰り返し、ちょっとお疲れモード!?
大阪市は、渋滞はそうでもなかった!?が大東市辺りで、進まなくなった!
日は暮れる(泣)
止まっている自分の右、左から2輪車がひっきり無しに抜いてゆく。(どんなところ???)
のろのろした渋滞に、1時間半ほどつかまり、道は開けた!
待っていた道路は、
「阪奈道路!」
ナビ上で、見ただけでも凄いところ!
しかし、ここで溜まっていた、自分のストレスと、MY PICAの本領は発揮された!
入ったとたん、凄い登坂。
しかし、PICAは軽いアクセルタッチでみるみる加速!
あっという間に、前車に追いつく!
そのまま、コーナーへ突入!
と思いきや、ものすごい、Rのヘアピン!
前にいるクルマのグリルが見えるほど。
しかし、そんな時でも、ステアリングを切った分だけ、曲がって行くため安心感がある!
前にいる、数台のクルマは、右に左にレーンチェンジ!
「なんでそんなことするのかな!?」
と思っていたら、どうもあまりにも、コーナーのRがきついため、コーナーの内側のレーンを、
走りたくないらしい。
しかし、MY PICAは、外レーンのクルマと同じ速度で、内側のレーンのコーナーにどんどん
クルマを放り込める!
そして、ギヤが1速くらい高くても、お構いなしに、低回転から加速する。
他の国産車は、キックダウンして、エンジン回転が上がってくるまでに、このクルマに置き去り
にされていた!
純国産クリーンディーゼル、CX-5に試乗したが、このクルマも、2000回転以下は使えないため
置き去りにされるだろう。
だが、渋滞とヒルクライムの為、燃費数値は、24.3Km/Lまで、減少していた。
頂上まで、登頂し、奈良に下る。
知らない道でも、安心件が絶大な為、ラクラク、ダウンヒルを走れる。
それは、ミニバンというレベルの枠を遥かに超えていた!
奈良を抜け、名阪国道に・・・
このあたりでは、完全お疲れモード。。。
しかし、ここでも本領発揮!
長い下りが続くが、アクセルを抜いたままでも、速度が落ちにくい!
よって、ほとんど燃料を使わずに下れる。
燃費数値も、距離を走っているため、なかなか上がらないが、
24.3Km/L→25.0Km/L
三重を抜け、愛知へ・・・
ここでようやく休憩&ディナー
なんと、神戸からここまで、ノンストップ!
会場まで、残り30Kmを切っていた!
国産車でも出来ないし、ノーマルPICAでもかなりきつかっただろう!
降りて、すこし歩くと、三半規管が少しおかしいような!?
クルマにもどり、もう少し距離を詰める。
しかし、この頃からすこし違和感を覚えだす。
「ステアリングの操舵感が、ノーマルの重さに戻っている!?」
明日考えてもいいので、とっととPICAで就寝!
走行距離 約450Km
走行時間 約12時間
平均速度 約38Km/L
燃費計 25.6Km/L
<続く>