さて、もう半年以上前の事・・・
諸事情により、このクルマのオイル粘度を変更してみた!
以前は、10W-40という粘度を頑なに守ってきた。。。
理由は、これといった問題はなかったから!
しかし、走行距離が増えてくると、少しずつではあるが、オイル消費が多くなってきた!
別に、オイル喰いがあったなら、レベルゲージ内に収まるように、オイルを足せば問題ないと
考えるが、決して財布には優しくない。
というわけで、今回は、オイル粘度を上げ、若干硬い粘度にしてみた。
メーカーの指示では・・・
メカノイズ・オイルの持続性・オイル消費増大等に不満がある場合 10W-40⇒10W-50
燃料消費率・エンジンレスポンス・フィーリング等に不満がある場合 10W-50⇒10W-40
とある。
上記の方へ、当てはまるので、その指示の通りにする。
しかし、40と50ではあまりに番手がかけ離れているため、40番と50番を、1:1でブレンドして、
10W-45をいう粘度を作ってみた・・・(ちなみにベースオイルが同じなのでブレンド可能!)
これにより、オイル消費の解消と、その他メーカーの指示が正しいかどうか検証していた。。。
しかし、1000Km、2000kmと走っても、オイル消費はおろか、フィーリングの違いも全く感じず。。。
「ん~???」
なんて思っていた。
とりあえず、減ったオイル分だけ、50番のオイルを足して、少しずつ実質粘度は硬くなりな
がら様子を見守ることに・・・
そしてかなり、距離もかさんできたので、次のオイルも用意して交換時期のタイミングを伺っ
ていた・・・
そして、この場に及んで・・・
「あれっ???、なんか違う???」
そう、ようやくここにきて変化が現れた!!! (もう忘れてた!)
それは、オイル交換して、9600Km走行後・・・
点検の為、レベルゲージをチェックすると、オイルはさほど減っていない。
ちなみに、オイルの汚れは・・・
こんなもんである。
10W-50は、柔らかい粘度に比べて、着色が濃いので、ほとんど汚れてはいない!
そしてなにより、フィーリングに変化が・・・
10W-40の時と比べて、
まず低回転でも、トルクがあり、アクセルを踏む開度が少ない。
トルクがあるので、エンジン回転を上げなくても、以前と同じスピードに乗せることが可能!
坂道でも、よく粘るので、ダウンシフトしない場面が多々ある。
エンジンが、非常に静か(とてもジェントル!)
大雑把にいえば、国産どっかんターボ VS ヨーロッパ過給ダウンサイジングエンジン
みたいな・・・(大雑把すぎるか!)
このフィーリング個人的にはとても好み!
というわけで、PICASSOでも、こりゃ有りだなと!
ちょっと、ヨダレ垂れてきた。。。
ただ、ディーゼルオイルの場合、ベースオイルが異なるため、10W-45というオイルは基本的
に造ることはできない。
でも、10W-50というのは選択の余地ありと思える。
あと、1,2回、10W-40を使ったら、変更してもいいと思っている。
そして、ビックリすることが、もう一つある!
それは、燃費がよいのだ!
トルクがあって、エンジン回転数が少なくても同じように加速するため(実質300rpmダウン
くらい)だと思われる!
今までは、燃料計半分で、220Km~230Kmしか走らなかったのが、250Kmくらいは走行可能
もう、8万Kmも走っているがそんなことは無かった。。。
ちみに、ここのオイルを使う前は、満タンで300Km走行できなかった・・・
このように変化しているため、きっとオバちゃんも気付いているだろう・・・(言わないが・・・)
低粘度オイル=高燃費
この図式は、今宵定説となっている。
ここのメーカーのアドバイスも同じようなもの(本心は違うと思うが・・・!?)
今時、誰が高粘度のオイルを入れて燃費が上がると思っているのか!?
本当に使用してみないと解らない、いい例である!
もうここのオイル、5年ほど使用しているが、こんなことになるとは思ってもみなかった!
次回は、ほぼ100%、10W-50のオイルを使用するのでどうなるか検証してみたい!
しかし現段階で、劣化は感じていないので、かなり先になるかも!?
Posted at 2011/11/01 21:05:16 | |
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