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2012年11月29日 イイね!

エンジンオイル粘度対決 C4GP HDI にマッチするのはどっち!? ~2012~ Vol.6

さて、かなり飛んでしまったが・・・

この話題でも・・・

去年、お気に入りのエンジンオイル10W-40を、PICASSOに入れてちょうど1年が経過した

10月初旬、作戦を決行した!

って、別に大げさなことではなく、オイルを交換してみた。

次なるオイルは、10W-50 半化学合成。

つまり、鉱物油から半化学合成に変更されたことになる。

(個人的には、どうでもいい事ですけど・・・)

性能の方が、問題なので・・・



前回と性能をまったく同一にするため、添加剤を25cc投入してから、オイルを注ぐ。

約2.5Lほど飲み込んだ(目盛りは7分)

この数値も、ほぼ前回と同じかな!?


とりあえず、アイドリングさせてみる・・・

「おお~、かなり静か!」

以前のオイルでは、劣化はまるで感じなかったのだが。。。


日を改めて、走りだしてみる。

「・・・・・・??」

「ものすごい静粛性!」

この答えは、確かに的を得ている。

このオイルでも同じである。

しかし、話には続きがある。

それは・・・・

「エンジンの音が無い。」

こちらの方が、的を得ているような気がする。


しかし、この事が、評価をするうえで、自分の五感を完全に狂わす。

つまり、耳栓をしてドライブしているようなもの。


加速感

トルク感

エンジンブレーキの効き具合

シフトフィーリング・・・

しばらく乗っていないと良く解らない。

というわけで、評価なんてしないで乗っていた。。。


ある程度走っていると、解りだしたのでお伝えしよう。

1、「エンジンの音が無い。」
  
  と言ったが、どのあたりの領域なのか!? いろいろやってみた。

  まず、1~3速辺りはわずかだがあるが、速度が上がるにつれて消えていく。

  それでも、10W-40の時よりは、相当静かである。

  5、6速で50km/h以上出てると、まずわからない。

  アクセルを踏むごとに・・・「シュル、シュル・・・」みたいな音がごく小さく聞こえてくる。
 
  この音は、何!? ターボ?

  登り坂に行って、負荷をかけてみる。

  6速、2000rpm、75Km/h、瞬間燃費計8km/L まで試したが、エンジンの音はよく解らない。

  速度が上がるにつれ、静かになるような印象が。。。

  しかし、かなりの登り、エンジン音もなく走行することがこんなにも気持ちいいとは!

  「ヤミツキ!」

  が、アクセル踏みすぎなので、燃費が心配(苦笑)

  
2、エンジンブレーキの効きがさらに弱くなった。


3、なぜだか、シフトフィーリングが、スムーズ!

  特に、ブレーキを踏んで、ブリッピングしている時。


4、低速トルクが上昇!

  10W-40の時だと、回転が上昇してスピードに乗る感じだが、少ないアクセルの踏みこみで、

  しっかり加速していく感じ。



とりあえず、こんなところか。

いろいろやってみて、このエンジンは、ピストンクリアランスが、かなり大きい可能性が高い!

そのため、低粘度のオイルを入れていると、シリンダー内で、ピストンが暴れているのでは

ないか!?

10W-50のオイルを入れてみて、その辺りのノイズがかなり軽減されている。

つまり、低粘度オイルに比べ、相当油膜が厚いので、ピストンが暴れることなくスムーズに

ストロークしている感じが手に取るように解る。


良く世間では・・・

「冬場は低粘度オイルを、夏場は高粘度オイルを」

という話は、良く聞きます。

これは、本当なのか!?

私的な見解。

先日、この10W-50のオイルで、高速乗りまして、この時期にして、外気温はなんと、2℃。。。

1.6HDIの数少ない、ウイークポイントとして、エンジンが温まりにくいことがあげられる。

よって、外気温が下がれば下がるほど、暖気状態が長く続くことになる。

そこへ、低粘度のオイルを入れていると、ピストンクリアランスは、大きいまま長時間の使用。

(ピストンクリアランスは、もちろん暖気状態後のクリアランスを前提として設計されている)

燃料は、シリンダ壁とピストンリングの間を通過して、エンジンオイルパン内に侵入。

エンジンオイルを希釈させエンジンオイルを早期に劣化させる。

つまり、「冬場は燃費が悪いので、低粘度オイルで、高燃費にする方が良い!」

という考えは、まったくもってナンセンス!

走行距離が進行するにつれ、エンジン内部に重大な損傷を及ぼす可能性が高い。

(それとも、早め早めのオイル交換か!?)

この10W-50のオイルでさえ、6速に入れて、登りで負荷をかけると、ノッキングに近いような音を

感じた。

これは、寒さで、ピストンクリアランスが大きい証拠。


とくに、寒冷地の方は、ご注意ください!



ここまでの成果。






DPF2回、前回とそれほど差があるとは思えないが・・・・

これから、苦労するかな!?



総評

10W-40 Vs 10W-50 選ぶのはどっち!?

答え

「間違いなく 10W-50で決まり!!!」


エンジン内部の熟成が、今回使った10W-50の方が進んでいるとはいえ、自分が想像するより

2ランクから、3ランク飛び抜けていた。

自分の想像とは、ガソリンエンジン専用オイルをベースにしている。(こちらはすでに使用済)

今回の、エンジンオイルは、初めての使用。

そして、このオイルは、最新ではない!

もしかしたら、「旧規格のオイル」このあたりに、この性能の秘密が隠されているかもしれない!

ここの商品、使い続けて、早6年!?

まだこんな世界があるとは・・・・

「やるな!おっさん!」














  

  

   






















Posted at 2012/11/29 18:05:33 | コメント(2) | トラックバック(0) | モディファイ | 日記

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何シテル?   07/29 19:16
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