っていきなり言われると、びっくりされたかもしれません。
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が、クルマの話ではありません。
ただ、「箱のようなものを替える」という意味としては一致していますけれどね。
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実はこのたび、11年ぶりにデジタル一眼カメラを新調しました。
これまでの長い間、2014年春に購入したCanon EOS 7D(初代)を愛用していました。
[iPhone 15 Plus]
東京にある勤務先の本店への出張の最中、束の間のオフの時間を使って都内のカメラ専門店へ買いに行ったことと、その出張帰りに乗った秋田新幹線のE3系こまちがちょうどラストランになったタイミングと重なり7Dデビュー早々、たくさん撮りまくっていたのを今でも思い出します。
ちなみに当時のブログはこちら。
https://minkara.carview.co.jp/userid/807427/blog/32588455/
https://minkara.carview.co.jp/userid/807427/blog/32639468/
その7Dから今回バトンを受け取ることになったのが・・・
[iPhone 15 Plus]
Canon EOS RPです。
ついにミラーレスへ移行することになったのと、センサーサイズがAPS-Cから35mmフルサイズにステップアップを果たすことになりました。
最近のブログでよく、「なぜこんな時に限ってデジタル一眼を持っていないんだろう?」だなんて呟いていましたけど、実は”積極的に持っていけなかった”理由があったのです。
7D本体のシャッターボタン近くにあるメイン電子ダイヤルが数年前から空回りするようになって、今では全く利かなくなって操作性に支障を来していたからです。
[iPhone 15 Plus]
このメイン電子ダイヤルはF値やシャッタースピードなどを調整するために使用する重要な役割で、それが全く効かなくなるということはすなわち、7Dを使いこなす楽しみを奪われてしまったことにも繋がってしまう。
別に撮影モードを「全自動」にすれば、わざわざ使いこなす必要なくそれなりに良い写真は撮れます。けれども、せっかくこういう操作しがいがあるカメラを持っているのに機械任せにするというのは、それまでマニュアルモード主体(たまにはTVモードやAVモード)で使いこなしてきた俺にはどこか許せなかったんですね。
今で大学生になった息子が小学校低学年、同じく高校生になった娘が幼稚園児とまだ小さかった時期から今に至るまで実に11年と長く共にしてきた7Dを諦めることには勇気が要りましたが、ここでくよくよしているうちにこれまで培ってきたカメラに対する俺なりのノウハウを、逆に闇へ葬ってしまう行為に繋がるのではないか?という不安が次第に増大。
デジタル一眼なんて高い買い物だし、そうそう簡単に買い替えできるもんじゃないけど、もうそろそろ線引きしようと踏ん切りがついたので、やっとこの度「箱替え」の決断に至ったわけです。
[iPhone 15 Plus]
さて、ここからはEOS RPについてまとめていきます。
まず、RPを選んだ最大の理由はまさに、フルサイズでありながら実に小さい本体サイズで、驚異的といえるほどの軽量であること。
俺的にそれまで軽量なCanonのフルサイズといえば、ボディ重量が700g程度の6Dのイメージが強かったんですが、7Dの820gよりも軽量といえども昨今のミラーレス一眼に比べればまだまだ重い方で、値段もボディのみでも20万円近くとなかなか手頃とは言いがたかったもの。
このRPはミラーレスであることも手伝っているのかもしれませんが、6Dよりもひと回り小さくてボディ重量も300g程度軽い480g。にも関わらず、エントリーモデルのEOS Kiss系やEOS R50よりも少し高い程度の比較的手が届きやすい価格。気軽に持ち出せるデジタル一眼でありながらフルサイズというのは最強ですね。
さらに、フルサイズに移行することによってセンサーの面積がAPS-Cよりも大きくなるので光を集めやすく、夜間撮影でISO感度を高めにしてもノイズが出にくく破綻があまりないのも魅力。7DとRPとでは10年ぐらいの性能差があるので仕方ないとはいえ、7Dは常用ISO感度の最大が低かったりAPS-Cセンサーだったのもあって、ノイズが酷くて写真にならないような写真のなりやすさに悩まされていましたから。
ただ、RPは現行モデルといえども発売から6年のロングセラーになるので、最新モデルに比べて性能的な古さは否めないかもしれません。実際RPに決めるまでに最新機種としてR10、R7も考えていたのですが、どちらも最新モデルでRPを上回る性能を持っていたり、機能性の多さに魅力を感じてました。けれども2機種ともにセンサーサイズがAPS-Cという理由だけでなく、どこか出来が良すぎる気がして面白みに欠けるような気がしたわけです。
R10もR7も連写性能はRPより抜群に高いですが、子供達が大きくなって激しい動きを捉える機会が少なくなった今を思えば重要性は低いし、映像エンジン「DIGIC」もR10/R7はバージョンXに対してRPは1つ古いバージョン8であるとしても、だから何だ?っていう程度。ネット上にあるRPの作例を見てもバージョンが古いことの劣化というのは感じられなかったし、そもそも休日の束の間に気軽に写真撮影を楽しむ程度だから、スペック至上主義である必要もなし。
ちなみにRPの次にくるフルサイズセンサーのモデルとなれば、R8ですけど無論、価格が高すぎるので論外。
こんな具合で、RPに落ち着きました。
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RPは今日来たばかりなのでまだ撮影できていませんが、RPを迎え入れたことで今年からまた久々に、楽しいカメラライフ再燃になりそうな予感です。
Posted at 2025/05/25 16:19:07 | |
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