2016年1月30日納車。
5代目の相棒として、BPレガシィからバトンタッチしたのがこのクルマです。
宮城県から嫁いできてくれました。
形式名はDBA-BS9。BPからBSに変わっただけなので実に覚えやすいw
2014年10月に日本仕様がデビューしたBS9アウトバック。
日本仕様より先にデビューしていた北米仕様のハンサムで上品なスタイリングに一目惚れしてしまって、いつか手に入れたいと思い続けていたクルマでした。
このアウトバックは宮城スバルの元デモカーでした。
日本仕様のBS9がデビューした2014年10月に初度登録。
すなわち初期モデルといわれるA型のなかでも、最も初期だと思われます。
ちなみに購入当時はすでにB型に切り替わっていたのですが、急な箱替えであった為に資金不足の問題から新車購入が難しかったことや、基本的なメカニズムは(アドバンスセイフティーパッケージを除けば)A型もB型も変わらないそうなので、俺的にはA型でも良いと判断。
SUGDASと睨めっこする日が続き、行き着いたのがこのアウトバックでした。
2000kmほどしか走っていなかった、パールホワイトの綺麗な車体です。
BS9の特徴は何と言っても上品さと、見切りの良さを融合させたカッコ良さ。
BPがスレンダーだとすれば、こっちはタフでナイスガイって感じでしょうか。
2015年のグッドデザイン賞を受賞されただけのことはあります。
BPに対して全てにおいて拡大されたボディサイズ(全長+135mm、全幅+110mm、全高+135mm)は駐車場では少々苦慮することがあるものの、見切りの良さが効いているのでボディサイズからは想像できないほど意外と取り回しがしやすいです。巷で言われるほど扱いづらいと思ったことはあまり無いですね。
アウトドアで威力を発揮する機能性の高さも魅力的で、全席シートヒーターと電動リアゲートをはじめとした充実装備に、シンメトリカルAWDがもたらす抜群の安定性。
さらにこのアウトバックから装備されたX-MODEによる悪路走破性。
どの季節のドライブも楽しいと思いますが、特に冬場が本当に楽しいです。
スキーが趣味なだけに頼り甲斐が感じられます。
それまでのツーリングワゴンがレヴォーグに取って代わり、6代目レガシィのワゴン専用ボディとして磨き上げられたBS9アウトバック。歴代レガシィが標榜してきたキャラクターである「全天候型グランドツアラー」を、一気に極めた世代なのかもしれません。
個人的にはBPと肩を並べるほど大変気に入っておりましたが、子供達をはじめとした家族の成長を2022年9月末までのおよそ6年半見届けた後、相棒としての役割をBMW X2にバトンタッチしました。