長旅が終わってから1ヶ月以上経ちましたが、この名古屋旅ログも今回で最後です。総括ということでどのように書けば良いのか色々悩んだりしましたけど、クルマがメインのブログなので道中思ったこと、ありのまま書いてみました。
まず、名古屋まで往復してみての感想として。
カーナビのお陰で道に迷うことはほとんど無かったですね。
第2の故郷であるあま市七宝や名古屋駅以西(のおおよそ)は幼い頃の記憶があったので比較的ラクでしたが、それ以外の場所は全く以て未知の世界。特に横浜から東北道に抜けるまではカーナビがないと全く走れなかったです。
いとこ達が頻繁に秋田に来ていた頃というのはカーナビがまだ高価な時代でしたが、今では手軽に購入できる時代になりましたし、幹線道路や高速道路が急速に整備された今を考えますと、本当に便利な世の中になったものだなぁと改めて実感しました。
次に名古屋市内、愛知県内を走ってみて。
ネット上にあちこちある掲示板を見ていると軒並み、愛知県内はマナーが悪すぎるってよくいわれます。しかし僕的には思ったよりもマナーが悪くなかったですよ。むしろ関東や東北のほうが悪いと思ってしまったぐらい。たった4日ぐらいしか走っていないので実際のところはわかりませんが、そのように見受けられました。
何故そう思うのか、ちゃんと理由があります。
携帯電話を耳に当てながら運転してるドライバー
身障者用駐車スペースに健常者が堂々駐車
…
というのは秋田はもちろん首都高や東北道を走ってる時なんかはしょっちゅう見られたけど、愛知県内にいた間は全くといっていいほど見なかったです。トヨタのお膝元だからかクルマ社会が一際進んでいる県ですから、その辺随分徹底されているのかなって思ったりもします。
また、秋田では意地を張ってでも入れさせてくれないドライバーが割りと多かったりしますが、愛知県内はどんな道路でも車線減少による急な車線変更を行ってもすぐに入れてくれたり、無茶苦茶な運転をするクルマが比較的少なかったですよ。しかしベンツやレクサス、現行プリウス、Lサイズミニバン乗りは例外。これらのクルマはどこに行っても決まって乱暴なドライバーが多かった。新潟でのプチオフ中にも数台のレクサスにかなりのスピードで越されましたし。
あと、GW中で行く先々混雑していた駐車場も、我々に早く出ていけと言わんばかりに目の前でハザード点けて待ち続けるようなドライバーはいなかったですね。
あと行く先々、人間性の良さというか、いろんな方から気さくに声をかけて下さって、安心させられることが多かったですね。遥々遠いところからよく来てくれたね!とか、またいつか来て下さいねって声をかけられたりする度に温もりを感じました。
なかでも往路、中央道の恵那峡SAでのエピソードが印象的。名鉄レストランにてランチタイムで箱そばをごちそうになる時、(昼寝したくとも中々寝付かない、なのにお腹が空いていた)息子が機嫌を乱したあまり大泣き。それを見た店員さんが宥めてくれるかのように、息子にこんなものをくれました。

うさぎのペーパークラフト。とても丁寧に造りこんでいます。折り紙に興味津々だった息子はえらく気に入って落ち着きを取り戻しましたが、店員さんのこういった粋な心遣いには感服しましたね。これは今でも大事に保管しています。
あと、娘の体調不良によって翻弄された5/4の夜。中村区の赤十字病院で長く診察待ちしていた嫁に声をかけて、東区の小児科専門の救急診療所を紹介して下さりここまで乗せて下さったのはタクシードライバーの方でしたね。後で僕らが駆けつけることを知って、診療所近くの交差点の名前を教えてくれたのもこの方でした。お陰で道に迷う事無く、ランデブーポイントに一発で辿り着けたわけです。
とまあ、ざっくりに纏めてみましたが…。
愛車で遠い名古屋に行くというのは、ずっと昔からやってみたかったことでした。
第2の故郷がある愛知からいとこ達が、秋田によくクルマで来ていたことが僕にとってはすごく羨ましくてしょうがなかったのです。しかし免許をとっても中々実行に移せず躊躇ってばかりでした。いつしか妻子ができて、おまけにカーナビが手軽に購入できる時代になったことから躊躇う理由が無くなり遂に実行に移したわけですけど、綿密に計画してきただけに大成功でしたね。
思い出に残ることがたくさんありすぎて、その中から選び抜いてブログに紹介していくのは結構大変でしたけれど、それだけ本当に楽しい長旅だったのではないかと思ってます。
ということで、名古屋旅ログはこれにておひらき。
またいつか行ってみたいですね。
ブログ一覧 |
アウトドア | 旅行/地域
Posted at
2012/06/17 17:39:58