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Briskenのブログ一覧

2025年03月09日 イイね!

あの出来事に翻弄された話。

実は先週の火曜日(3/4)から木曜日(3/6)までの間、新幹線で仙台市に行っていました。
会社からの勧めもあり、リスキリングの一環で研修を受けるためです。


っていうか、3/6の新幹線って言っている時点でお察しつく方は多いと思います。

研修最終日の昼休み時間になり、3日間の研修を夕方まで無事こなせたら、次の日も仕事だし新幹線で足早に帰ろう!と思っていたんですが…

「西日暮里駅付近で走行中のはやぶさ&こまち21号で連結分離が発生」
「運転見合わせでダイヤが大幅に乱れている」


という話が舞い込んできて、一緒に受講していた参加者の間でも動揺が徐々に広がって行くわけです。

あくまで東北6県から集まる研修だったわけで、俺と同じ様に新幹線で来ていた参加者もいたからですね。
研修が時間通りに終了し急いで仙台駅に向かい、新幹線改札に行くと、そりゃもう戦場っていうぐらいの大混乱に近い状況。

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[iPhone15 Plus]

このように、ダイヤの大幅乱れの関係でから改札口などに掲示されている列車の到着時刻と行き先表示が全くアテにならず、JR東日本アプリを見てもタイムリーな運行状況が掴めない状況。さらに、連結器に絡むトラブルで今回のような状況に陥っているのでこまちとはやぶさは併結運転ができない状況だったから、仙台から盛岡間ははやぶさか、各駅停車のはやてに乗るしかなくややこしい状況だった為、結局駅員さんに聞くのが間違いなかったわけです。
しかし駅員さんもやっぱり人間ですからね、ダイヤの大幅な乱れによって確定している情報とそうでない情報に翻弄されているせいも大きかったよう。駅員さんによっては当たり外れが見られて、当たりが悪い?と的確なフォローをもらえなかったりしました。例えば、俺がもともと乗る予定だったこまちの併結相手になる列車の位置情報をJR東日本アプリでみれば明らかに、盛岡で待つ乗車予定のこまちとの接続が時間的にも無理な位置だったのですが、予約したチケットでそのままホームに進んでその列車を待ってて下さいって言われたりしてどこか腑に落ちなかったりしたことも。
とにかく、盛岡で待つ乗車予定のこまちに接続できればよいので、どの列車に乗ったらよいか?って言う感じで他に何人かの駅員さんに手当たり次第聞いているうちに、最後に聞いた駅員さんの方から「数分後に到着予定のはやてで行けばギリギリかもしれないけど接続できますよ!」って言ってくれたので、ハイスピードで自由席特急券を購入後、すぐに乗車。



[YouTubeより]

ちょうどこの動画に映っている、はやて551号に乗車しました。無論、大曲から新幹線で行くとなれば仙台か東京までがほとんどなのでいつもこまち(E6系)だったわけから、まさかこのタイミングでE5系に初めて乗ることになるとは想像つかなかったですね。

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[iPhone15 Plus]

やはり俺と同じような考えを持つ方々が圧倒的に多かったようで自由席に乗れると思った自分が甘く、ほとんど都会の満員電車と同じ状況で、車両間にあるトイレや洗面所付近の通路で立ち続けるしかなかったですね。いつもならおよそ40分で到着する仙台〜盛岡間でも、各停だと1時間ぐらいかかりますし、立ちっぱなしでは尚更時間がかかるように感じました。

なんとか盛岡に到着したものの、乗車予定だったこまちに間に合わず乗り換えができなかったため、駅の改札でうまく処理してもらって後続のこまちに乗車。こまちは全席指定だから、その列車で元々指定席を取っていた方々が座り、俺と同じ様に元々乗る予定だった列車に乗れなかった方々は通路でごった返していた状況。
なんとか、最寄り駅である大曲に到着できたのは良いものの、気づいたらもう日が変わっていて、自宅に着いて就寝したのが1時半過ぎでした。

というわけで、仙台から大曲までの間の新幹線と駅の中は何もかもがもうカオス。本来なら研修で頭を使いすぎるはずだったのが研修以上に帰りの足の確保で頭を使いすぎてしまったり、駅や新幹線車内の場の空気に相当振り回されたことも大きく、身体のくたびれ感がかなりやばかったですね。

今回の連結分離の問題に関しては、昨年9月発生に続く二度目だから長い時間の調査が予想されそうで、根本原因が掴められて国によって認定された重大インシデントが確実に沈静化されるまではこまちは使わず、飛行機や車で行ったほうが精神衛生的にみても楽かもしれません。


色々書いてしまいましたが、交通機関のトラブルでここまで巻き込まれる経験がなかった俺にとっては逆に言えば、それまで運が良かっただけの話。イレギュラーな状況下で感情に振り回されること無く、最善の結果を出すために自分が何を考えて、どのように行動するのか?というのを実践した意味では良い経験だったと受け止めているので、今回の自分の行動経験は今後の公私での活躍の糧にしたいものですね。
Posted at 2025/03/09 11:48:41 | コメント(2) | トラックバック(0) | その他の乗り物 | 日記
2023年12月24日 イイね!

驚いた・・・。

なんと、この令和という時代にあのDC-3が秋田県に現役で飛来してきていただなんて想像すらできなかったですね。



YouTubeで偶然見つけたのですが、先月あたりまで大館能代空港に飛来し、立ち寄られたようです。
地質調査を目的とした飛来のようですね。

飛行機好きの方の多くはご存知かもしれませんが、現在はボーイング社に吸収されたダグラス社が第2次世界大戦前に開発し製造された、不朽の傑作機と言われている輸送機です。

この「N882TP」という機体レジ(クルマでいうナンバープレート)を持つこのDC-3。色々調べてみると、アメリカの企業が所有する機体らしく、生産されたのは1945年でちょうど大平洋戦争が終わった年だから、御年実に78歳となるわけですね。 初飛行が1962年の国産機であり日本人に馴染みがあるYS-11よりも、さらに年上なわけです。

DC-3のエンジンは本来車と同じようなピストンで動力を発生するレシプロですが、 このN882TPはターボプロップに換装されているので、エンジン部分がオリジナルに比べて細く長いです。 とはいえ、 ノーズギア(コックピット直下のタイヤ)がない古き良き時代の輸送機然としたプロポーションはまさに、DC-3が持つ独特なもの。



実際にこの目で見てみたかったんですが、格好いいですね。


・・・


さて、巷で言えば今日はクリスマスイブなんですが・・・

公私共に激動だったこの1年を生き抜いてきた自分へのご褒美に、コレを買いました。

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[iPhone 11]

単なるキーホルダーに見えるかもしれませんね。でも特別なんです。

実はこのキーホルダーの材料は、その機体レジを持っていた退役済みの飛行機の胴体から採取し加工されたもの。つまり、JA8568という機体レジで日本全国をかつて飛び回った、ANAのボーイング767-300の胴体から実際に採取されたものなのです。

こちらが在りし日の、JA8568のボーイング767。
ANA B767-300(JA8568)
[Flickrより] ※クリエイティブ・コモンズ写真です。

7500枚制作されたうちの1枚で、価格も8000円とキーホルダーにしてはお高いです。
でも・・・特別なんです(しつこくてすいません)。

ANAといえばトリトンブルーのカラーが知られますが、キーホルダーの青色もJA8568がまとっていた塗装がそのまま使用されています。

以前にもブログで書きましたが、おいらにとって一番馴染みのある思い出深い航空機がボーイング767であり、今年はANAが1983年に就航されてから丸40年を迎えた節目の年。
節目を迎えたものにあやかる形で、初心を忘れたくない何かが掻き立てられたのかもしれませんね。
それが家のことだろうが、仕事のことだろうが、そしてブログのことだろうが関係なく、このキーホルダーを握りしめながら自分らしくいきたいと思いました。
Posted at 2023/12/24 14:51:19 | コメント(1) | トラックバック(0) | その他の乗り物 | 日記
2023年06月17日 イイね!

まもなく40周年。

俺の年齢ではなくてですね…てか、俺はすでに40代半ば間近です。

飛行機を話題にされていたみん友さんのブログをきっかけにふと気がついたのですが、実はこちらの話。

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[Wikipediaより]

ANAがボーイング767(B767)を就航されてから、21日で40周年になるそうです。

https://www.ana.co.jp/ja/jp/domestic/theme/charterflight/boeing767/

1983/6/21の羽田発松山行からB767-200によって運行が開始し、それ以来現在に至るまで実に40年間、日本の空を駆け抜けてきたことになります。つまり、俺が幼少の頃からずっと活躍し続けていることになりますね。



就航当時のTVCM。
80年代の洋画、リチャード・ギア主演の「愛と青春の旅だち」の主題歌がBGMとして使われていたのも感慨深いですね。ちなみにこの主題歌は俺も大好きな曲の1つです。


さて、幼少時代を過ごしていた名古屋にいた頃から、主に帰省や旅行の理由で飛行機にお世話になってきました。ほとんどがANAだったせいもあり、すっかりANAファンなのです。
一時飛行機にしばらく乗らなかった時期があったものの、これまでに乗ってきた飛行機の中で最も多く乗ったのがまさに、このB767。

飛行機のことに深く興味を持つ様になったのが、秋田に移住して小学生になってからの話なので、幼少の頃に乗った機材のことは断片的でしか覚えていません。ただし、通路が1列しかないANAのジェット機だったのと、当時はまだエアバスA320(CEO)もない時代だったから、おそらくB727かB737の-200だったのではないかと思われます。

6/18追記:
あとで調べてみましたが、こちらの情報によれば秋田〜名古屋線の運行開始はB767就航前年の1982年のようですね。機材がB737であることも一致していました。

それを除くとB767には、自分自身が記憶しているだけでこれだけ乗っています。

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2000年10月:
JAL 秋田〜羽田(往復)

2004年10月:
ANA 羽田〜秋田(片道)

2006年4月:
ANA 秋田〜羽田(往復)
ANA 成田〜ホノルル(往復)


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[Canon Powershot S1IS]

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[Canon Powershot S1IS]

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[Canon Powershot S1IS]

2008年5月:
ANA 秋田〜羽田(往復)

2009年5月:
ANA 秋田〜羽田(往復)

2015年6月:
ANA 羽田〜秋田(片道):JA8368

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[Canon EOS 7D + EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS]

2018年10月:
ANA 秋田〜羽田(片道):JA8971

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このうち、2006年の搭乗はホノルルへの新婚旅行。つまり、秋田から目的地であるホノルルまでの空をすべて、B767で移動していたことになります。
片道の搭乗時間(秋田〜羽田でおよそ1時間のフライト、成田〜ホノルルでおよそ8時間半のフライト)だけで合計すればおよそ10時間もB767に乗っていたことになって機内の雰囲気にも馴染んだきっかけにもなり、俺にとっては今ではすっかり乗り慣れた、思い出深く馴染み深い機材になりました。

余談ですが、プロフィール画像に挿入している飛行機もB767です(クリエイティブ・コモンズ画像を使用しました)。

この3年半近くのコロナ禍で旅客需要が落ちたのが大きいかもしれませんが、JALもANAもコロナ禍の間に各保有機材の退役が相次ぎました。色々調べてみたら、ANAにおいてはB767よりも大型で若い(B767就航の1983年から12年後に就航)B777が10機以上退役したのに対し、B767はわずか3機だけしか退役していないのだそう。そのうち、現時点で最後に乗ったJA8971のB767-300ERも退役しています。

B767がそれ以前から退役し始めていることもありますが、少なくともコロナ禍だった間に退役したB767が少なかった理由というのはやはり、ナローボディのB737とワイドボディのB777の中間のサイズ、いわばセミワイドボディというのが日本の国内線にとってジャストサイズで比較的滑走路に対応しやすい空港が多かったり、耐久性・信頼性の高さが評価されているのではないか、と思われます。

なかでも耐久性と信頼性で語る上で欠かせないのがジェットエンジンで、ゼネラル・エレクトリック製のCF6が採用されています。これはかつてジャンボジェットのB747-400やDC-10、MD-11、エアバスA300/A310/A330など幅広い機体にも搭載されていて、最近では航空自衛隊のC-2輸送機にも採用されているほど幅広く使われている実績のあるエンジンですね。

このCF6のエンジン音というのが、俺にとっては旅客機の中で一番大好きだったりします。



↑これは2018年10月に乗ったJA8971で撮ったもの。座席はK17だったと思いますが、きれいなCF6エンジンサウンドを聞きながら大空へ飛び込んでいくB767は、他の機材では味わえない魅力だと思います。



B787をはじめとした最新鋭機体のエンジンが静かすぎるのも大きいですが、いかにもジェットエンジンであることを思わせるような美しいサウンドだと思います。

ちなみにJALのB767は、経年10年程度の最近納入された機体はANAと同じCF6ですが、退役が進んでいる古い機体はプラットアンドホイットニー製のJT9Dなので、CF6とは音が若干異なりますね。


とまぁ、長く書いてしまいましたが・・・

ANAが最後に受領されたB767は2012年あたりのJA627Aらしいですが、旅客機の寿命は20年前後らしいので、B767も当面は日本の空で活躍し続けるでしょう。最近は秋田空港にも始発の東京便で前夜に飛来し夜間駐機していますが、またいつか遠くないうちにB767に乗れる機会があれば、ぜひ乗ってみたいものですね。

Posted at 2023/06/17 23:00:43 | コメント(2) | トラックバック(0) | その他の乗り物 | 日記
2022年10月22日 イイね!

おいらにとってのレトロバス。

この1週間もまたX2は150kmほど走って、900kmを超えました。

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[iPhone 11]

前回のブログ更新の次の日、1/3以下の残量になったためについに給油しましたが、順当に距離を伸ばしていて、来週にはおそらく1000kmを超えそうな勢いです。


さて、最近話題になっているクルマ関係のニュースでちょっと興味がある話題がコレ。



旭川電気軌道のレトロバスがレストアされた話題です。

三菱ふそう製の車両のようですがなんと、前2軸の仕様があったんですね。
実は今回のニュースを機会に初めて、存在そのものを知りました。
ちなみに前後3軸で後2軸の仕様はエアロクイーンWやエアロキングで見たことがあったんですが、前2軸っていうのは想像すらつかなかったですね(エアロクイーンWには高校時代の修学旅行で一度乗ったことがありました)。

ステアリングを切った時の前2軸のシーンというのが、どこかSF感があるようにも思えるギミックがあって良いですね。

この前2軸の三菱ふそうのバスの正式名称はMR430(MR系)で、現在でいう路線バス向けのモデルラインである「エアロスター」にあたります。
それに対して、貸切バスや高速バス向けのモデルラインは「エアロクイーン」といわれるMS系。



そこで、ここで少し思い出してみてみました。
おいらが乗った記憶があるバスのなかで、三菱ふそう製の最も古いモデルは何か?というのを。

数日かかって行き着いたのが、MS512Nというモデルのようでした。

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まさに↑の写真。地元で古くから事業展開されていて現在に至る羽後交通にあった車両です。
(Wikipediaに当時の写真があったのがラッキーでした)

小学生1〜2年の頃の社会科見学で乗りましたが、左右両端にかけて「柔道の黒帯」がついたようなフロントマスクが特徴だったから、本当によく覚えています。

エアロクイーンや日野セレガ・いすゞガーラなどの最近のバスはスマートで開放的な印象に対して、MS512Nぐらいの頃までの昔のバスは窓が小さく、堅牢な印象が強いなぁって思いますね。
Posted at 2022/10/22 22:29:14 | コメント(1) | トラックバック(0) | その他の乗り物 | 日記
2014年03月15日 イイね!

一時代の終わりと共にした感慨深い時間。

1997年3月22日の秋田新幹線開業から今日に至るまでのおよそ17年に渡って第一線で活躍し続けてきた、秋田新幹線車両であるE3系R編成が昨日14日を以て遂に引退となりました。

私Kenbour、実は今週出張で東京に滞在していました。

本店を後にして山手線で東京駅に降り、東北・上越・長野新幹線の改札口周辺に差し掛かると・・・

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E3系こまち号の大きなイラストがあちこちに貼られていました。

運が良かったことに、秋田に帰る昨日がちょうどE3系こまち号のラストラン日と重なったことからいつも乗る帰りのこまち号よりあえて時間を遅らせ、E3系で運転するこまち45号で勤務先の事務を通じて切符予約してもらったところ、無事に席をとることができました。
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しかも嬉しいことに、指定を受けたのは先頭の16号車の窓際。

このこまち45号、当日の下り列車のなかでE3系こまち号として運転する列車としては(JRの公式時刻表から)最後から2番目、次の47号が最後だと思っていました。ところが後で確認したところ、47号は先月時点で既に新型のE6系に置き換わっていたようです。したがって、こまち号としてのE3系による運用はこの45号が最後になったわけですから、東京駅の新幹線20番ホームのこまち号が停車する付近には鉄道の愛好家を中心にたくさんの人で賑わっていましたね。
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あっ、↑の写真から以下はすべてデジイチで撮影。
デジイチで撮ったのは久々な気がします・・・(汗)

ちなみに20番ホームは東京駅の新幹線ホームでは一番西に位置している為、隣接する在来線(東海道本線)10番ホームにも人だかりが。
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間もなくして、なすの号として運行してきたE5系と共にE3系R編成が20番ホームに入ってきました。
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編成番号はR20。
これが折り返しで、こまち45号として充当された車両です。
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「本当に乗り納めなんだなぁ~」

そんな実感が次第に沸いてきた頃には車内清掃が終わってドアが開き、車内へ移動。
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そして17時56分。
こまち45号はタイフォン(警笛)を大きく鳴らして東京駅を出発。
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降車駅の大曲駅に到着するまで約3時間半。

車内販売で買ったホットコーヒーを片手に・・・
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ただひたすら席に座り続けて・・・
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E3系こまち号とともに僕が歩んできたことを回顧していました。

思い出すときりがありませんが・・・
 
E3系こまち号がデビューした1997年春は、おいらが高3になる直前の時。
その年の初夏には就職活動の為の遠征で、初乗車を果たす。
翌年に社会人になって間もなく、入社式と新人研修で上京の為乗車。
その後、5年ぐらいの間は外部研修会受講や私用で10回程度利用しました。
彼女(=現在の嫁さん)と交際中に初めて東京でデートした時も利用。
以後しばらく利用していませんでしたが、勤務先で全社プロジェクトの1リーダーを任されたことを機に本店兼任になった1年半前からは、毎月のように利用してきました。
嫁さん、子供2人連れて初めて4人で東京見物した昨年正月にも利用。
あっ、関東にお住まいでなかなかお会いできなかったみん友さんとの距離を一気に縮めて乾杯できる機会をつくってくれたのも、E3系こまち号のお陰であることを忘れてはなりませんね。

こんな感じで、おいらにとってE3系こまち号というのはまさに自分の社会進出のシンボル的な存在であり、プライベートの足としても親しみがあった身近な存在だったのです。

秋田県全体にとっても、秋田新幹線の開業によって地域活性化に大きく貢献されたのも事実。秋田市から乗り換えすることなしに東京の中心部へ4時間で結んだことというのは、当時としてはとても画期的なことでしたね。割安な料金が魅力的な往復切符とホテル代のパック商品(TYO)の充実もあり、首都圏へのお出かけは随分と気軽になりました。
また秋田新幹線が開業してからは、首都圏での流行りモノの上陸が早くなったことも確か。”秋田初上陸”云々の看板掲げるお店を見かけることが、秋田新幹線開業を境に一気に多くなった気がしますね。

色々と回顧しているうちに大曲駅に到着。あっという間の3時間半でした。
大曲駅に着いたのが21時27分ですが、この時間でありながらE3系こまち号の最後の勇姿を見ようと入場されている小さいお子さん連れの方がたくさん見受けられましたね。

降りた後に車両を眺め、終点の秋田駅へ向かうところを見届けて、E3系によるこまち45号の乗り納めはついに幕を下ろしました。
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こまち45号に乗っていて途中の停車駅に差し掛かったり発車する度、先頭車両に乗車だったのでタイフォンがとてもよく聞こえました。やはり最後だからなのか、いつもよりタイフォンを鳴らす頻度が多い上に長めに鳴らしているように感じられたので、思わず寂しい気持ちになってしまって目にグッと来そうなものがありましたね。

E3系こまち号、17年間本当にお疲れ様でした。
そして・・・ありがとう!


 
さて、今日15日からはこまち号の運転が全て後継のE6系Z編成になり、新幹線区間(盛岡〜宇都宮間)での最高速度が320km/hと国内最速で運転を開始しています。E3系で築き上げられた秋田の「誇り」をE6系は引き継ぎ、昇華してほしい。

そう願っている、私Kenbourでした。
Posted at 2014/03/15 23:37:01 | コメント(3) | トラックバック(0) | その他の乗り物 | 旅行/地域

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Briskenといいます。 クルマの事、日々の出来事はもちろん、時には写真の多い話題、時にはほのぼのとした話題、時には自分自身に厳しいことも書いてみたりなど…...
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