今週1週間過ごしていて、自問自答さながらふと思ったことがありました。
それがタイトルのような質問です。
これまでの自分の成長と似たモデルライフを送った実在するクルマが、果たしてあるのだろうか? ということ。
「何代目の何というクルマ」
という条件を付けつつ考えていたわけでして。
で、先に結論から言ってしまうと・・・
おいらの成長に似ているクルマは・・・
[Wikipediaより]
トヨタの2代目MR2。
SW20型じゃないかなって思いました。
デビュー当時のCMがこちら。
[YouTubeより]
SW20は、1989年から1999年までの10年間販売。
これ以上の詳しい説明はWikipedia(
→こちら)にお任せしますが、SW20のモデルライフを要約すると、次のような特徴があります。
①「ブレない」
②「ニッチな路線」
③「じゃじゃ馬」
④「長期熟成」
この4つに対して自分の成長とどうはまるか、順に説明していきますね。
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①「ブレない」
SW20は先代AW10/11型からリアミッドシップレイアウトを引き継いだのですが、車名からしてもミッドシップレイアウトのスポーツカーであり、比較的手頃な価格で買えて愉しめるクルマであることには一切ブレなかった。
おいらの場合、(先々メリットがあると考えて)一度決めたことは自分で最後まで突き詰めるというか、自分が撒いた種は自分で片付けたりしないと気が済まないような愚直な性格なんですね。
そんな性格に助けられるように、現在に至るまでブレていない特技の1つにパソコンがあります。
以降、おいらに関してはパソコンを例に説明していきます。
②「ニッチな路線」
MR2が販売されていた頃はスポーツカーの人気が真っ盛りで流行でもあったのですが、MR2が採用していたリアミッドシップっていうのは2シーターにとどまらず、トランクルームが小さいなどでスポーツカーの中でも実用性が比較的乏しく、ニッチな選択肢だったんじゃないかと思います。
おいらの場合も小さい頃から比較的流行に乗りやすいのですが、どこかニッチなことを求める傾向があるんですね。
小中学生の頃はドラクエはじめ、クラスメイトの間ではRPGゲームを中心にファミコンの話題でいつも持ちきりだったのですが個人的には興味が全然なくて、親父が当時持っていたワープロ専用機からITツールに興味を持ち始めるようになっていって、やがて中学校でコンピューター授業が導入されると興味の中心はパソコンに変わりました。
パソコンを始めたいことを両親に訴えても「お前にできるわけがない!」と言われることがしばしばでしたが、やがて中古ながらPC98系のパソコンを中2の時に買ってもらえました。
なにぶん、当時のパソコンは今と違ってインターネットがなくて黎明期だったので、中古であっても非常に高価だったもの。これを趣味にしていることがクラスメイトに後に知られると、ミーハー呼ばわりで馬鹿にされましたね。
③「じゃじゃ馬」
SW20はAW11に比べて車重とエンジンパワーが大幅に増えたことによって接地性の悪さが災いし、開発段階で煮詰まっていなかったことから、初期のI型ではまさに「じゃじゃ馬」と評価されたことがありました。
おいらの場合は言葉よりも、まずやってみるというので結果を深く考えずに行動が先に出るタイプ。特に就職直後で若造だった頃は職場で諸先輩方の忠告をうまく守れないまま行動に移したことでハードやデータを壊したりして失敗したりして批判を受けることが多かったし、システム導入に係るプロジェクトにおいても愚直さが災いし正論を言ったつもりが、かえって反感を買って喧嘩になったり、敵を作ってしまったことも多かったように思います。
④「長期熟成」
SW20ではじゃじゃ馬だったI型を教訓にトヨタでは1991年のII型へのマイナーチェンジを皮切りに足回りやトラクションコントロールに係る熟成を進められたわけですが、生産終了となる1999年10月までに4回マイナーチェンジを行って、最終的にI型〜V型という5つのモデルが存在したことになります。
カローラやマーク2をはじめとした乗用車を4〜5年の間隔で短期間に全面改良を繰り返していたこの時期のトヨタにしては、まさに異例だったんじゃないでしょうか。
おいらの場合、先述の通りでクラスメイトに馬鹿にされたり、職場での失敗や喧嘩を経験したりしてきたけど、中学校のコンピューター授業を通じていてもこれからはコンピューター無しでは成り立たない社会になる!っていうのが分かっていたので、学校の授業や仕事を通じてシステムやネットワークの構築、また構築に係るプロジェクトマネジメントも含めて長い間パソコンを学びました。
そして今から数年前には、コンピューターに係る国家試験を2つ受けていずれも一発合格できたことからも、長期熟成が実を結んでいる証明になりましたね。
でもこれが終わりではない。
IT関係の仕事に一生を捧げるつもりで精進していこうと思っています。
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という感じで、ちょっと長くなりましたがおいらのこれまでの成長が、SW20のモデルライフと似ているなって思いまとめてみました。
整理しているとなかなか面白かったですので、皆さんも一度試してみては如何でしょうか。
それにしてもSW20、スポーツカーとしてもお洒落に乗りこなすにもなかなかカッコよくて、今でも欲しいって思うことがありますね。
ワイド&ローの典型的なスポーツカーのスタイリングなんですが、こうみえて実は5ナンバーサイズ。
あくまでセカンドカーとか、オフ用としてお金があれば・・・なんですが。
Posted at 2020/02/23 21:38:31 | |
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