2011年04月06日
東日本大震災から間もなく1ヵ月になろうとしていますが、多くの国民が時間の経過とともに募金やボランティア、救援活動を通じて一体になってきています。
しかしその一方で、時間を追うごとに死者数が増加したり、操業停止でリストラされたり、原発事故のせいで農作物を台無しにされたり、品質的に何も問題ないのに日本製品が輸入拒否されたり・・・等々。
このように日本の国家は今、未曽有の危機的な状況であることに変わりがありません。以前、ある人が選挙CMで言っていた「国民の生活が第一」というように、政治家の役目というのは国民の生活を臨機応変に守ることだと思います。警察や自衛隊が善良な国民を守るとは意味が違うでしょう。あくまで生活です。こういう時こそ泥仕合なんかやってないで、党派を超えて政治家がみな総出で被災者支援に回るべきじゃないだろうかって思うのですが。
総理大臣であり党首でもある菅直人さんより枝野官房長官が頑張りすぎている感が否めず、リーダーシップをきちんと発揮できていない民主党はダメなもんですが、それでも震災の復興がなかなか進まず危機感を覚えているのか、現状打破を訴えて大連立を野党に提案してきただけまだマシなほうじゃないかなぁ。
大連立が実現されればお互いダメなところに目をつぶりながらも国を挙げて復興に尽力しようとする姿勢が自然に表れ、(泥仕合に呆れ返っていた)国民にも好印象を与えるきっかけになるのではと思ってました。
それなのに野党第一党の自民党、リーダーシップを発揮出来ていない菅総理の退陣が先だと言って大連立を拒否。
被災地復興が優先なのに、今ここで退陣云々の話をするほうが無理でしょう。こういう時に総理大臣が交代して責任所在が滅茶苦茶になって混乱招いたら、欧米諸国から批判を浴びて日本は見放されるでしょうし。それに、失政の連続が仇になって民主党に政権を明け渡しているのに、影でブツブツ言い続けるのも自民党。後悔先に立たず、とはまさにこのことなんでしょうか。
与党のやることを監視する立場が必要だからこそ野党が必要なわけで大連立に賛成しない、と言う議員もいましたが、勘違いも甚だしいところ。
与党はもちろん、野党の監視もするのは国民一人ひとりが常にやるべきことであって、それを評価した上で選挙で一票投じるだけ。勝つために選挙に臨むような政治家や客寄せパンダ的な政治家はとっとと消え去ってほしい。
相変わらず保身のことしか頭にない自民党。本当にバカだと思う。
こんな態度を改めない限り、僕は自民党に一票を入れることはないなぁ。
まぁ、民主党もちょっとやばいけど・・・
Posted at 2011/04/06 22:16:05 | |
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