ITに携わる仕事をしているおいらの雑感を少しだけ…
ジャストシステムが発表した「インターネットに関する動向調査」の結果が今注目を浴びており、現代の若者を中心にPC離れが進んでいることが明らかになったそうです。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141016-00000025-rnijugo-sci
あと、スマホやタブレットのフリック入力に慣れてしまって、一般的なキーボード操作ができない若者も最近増えているのだとか…。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141021-00000006-pseven-bus_all
いずれも記事を一通り読みましたが、キーボード操作ができないほどのPCを使えない人が増えてきている、というのには驚きましたね。なんでも、ドラッグアンドドロップができない、フォルダとファイルの関係、保存するという概念が分からない学生さんが現にいるのだとか…。
スマホやタブレットがあれば、どこに行ってもWeb閲覧もメールもできてしまうゆえ、便利な時代になったから当然と言えばそれまでなんでしょうかね。出張で都内を歩いているとスタバはじめ、あちこちある喫茶店を見ていると圧倒的にスマホやタブレットを操作している人が多く目に付きますし、そんななかでノートPCを広げるのはちょっと恥ずかしくなる気持ちにさせられたりします。
それにしてもおいらは思いますが、↑のリンク先の記事にある「PCの時代は終わりました、これからはスマホやタブレットですよ」って感じに捕らえられかねない書き方って何気に決めつけてるように見えて違和感がありますね。
なぜならPCは、スマホやタブレットでは向かない作業を要領よくこなせてしまう能力があるからです。
スマホやタブレットは機動性に優れている反面、画面が小さく器用な作業に向いていない。一方、PCはスマホやタブレットに比べると機動性は劣るが画面が大きく、器用な作業に向いている。
おいらの場合はネットとメール、メモ、文書作成、表計算、プレゼンテーション作成はiPad mini(タブレット)でもMac(PC)でもできますが、Photoshopや映像編集等、大きい画面を必要としている作業はMacでするようにキチンと使い分けてます。
ブログアップは写真付きか、そうでないかの内容に応じて使い分けてます。ちなみに今回の記事は写真がないこともあって、iPad miniで文書作成しアップしたものです。
スマホ・タブレットとPC、それぞれ一長一短です。なので実際、PC離れなんていうよりは、
今までPC持っていたけどネットとメールしか使っていなくて宝の持ち腐れ状態にしていた人々が、たまたまスマホやタブレットに流れていっただけじゃないでしょうか。
なので、PCとの棲み分けが出来てきているだけにしか思えません。
PCはまだまだ残り続けるとおいらは思っています。
それにしても、基幹系の業務などでPCがないと仕事できない職場に新人さんが入り、PCじゃなくてスマホやタブレットですべてできるようにして下さい!って現実離れのように言われたりとか、資料作りができない人がこれからどんどん出てくる、そんな時代がもうすぐそこまで来ているのかと思うと、なんだかなぁ〜。
ちょっと複雑な気分になっている、Kenbourの雑感でした。
Posted at 2014/10/25 22:01:27 | |
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