昨日突然明るみに出た、スバルの完成検査における不正発覚。
本当に驚きましたね。
日産に続いて「お前もか!」とか、「このバカヤロー!」って内心怒りたくなりました。
けれどもここは大人、目を閉じて6秒で落ち着かせました。
スバルのHPを含めて色々と情報を整理しながら、静観しているところです。
そもそも、完成検査は国の検査場で行わなければいけないが、台数が台数なので手が回らないからか、「きちんと管理出来るのなら自社で規定を策定して、資格者を作って完成検査を行わせても構わない」というようなグレーな通達をメーカーに出したことで国とメーカーの認識にズレが生じたことが、今回の問題の発端ですよね?
この通達を受けて、スバルを含む各メーカーは社内規定を策定。
その規定に基づいた資格試験に合格して、さらに一定の実務研修を受けた作業員が有資格者として検査員に登用されるっていう話のようですが、今回はその実務研修の一環で検査作業を行っていた作業員が無資格検査にあたるってことで問題になっている模様。
つまり有資格者の基準を国がメーカーに対してきちんと開示していないか、基準そのものを国が設けていなかった状態が30年も続いてきたのだから、国は今まで何をやってきたんだと言いたくなります。
他のメーカーは今のところ、自分とこは事実がないから問題無しって感じでアナウンスしていますが、多分、日産とスバルと同じことをやっているメーカーは他にもあると思われても不思議ではないか、と。
しょせん、社内規定の下で完成検査が行われてきたのだから満たすべき要件がメーカー毎で違っていてもおかしくないわけだし、国が何を問題にしているのかも今ひとつ理解できない。
そもそも国が、無資格者という線引を定義されていないのが一番の問題に思えます。
ルールなんだからやらなければいけない。
そういう上から目線のようなお役所体質は、いい加減やめようよ。
国との認識がズレていたことでスバルがやってしまった今回の一件はもちろん許されることではありませんが、日産の不正を受けてスバルが社内で重ね重ねに調査を行い不正が明らかになったことを、スバルの吉永社長が自ら公に出て素直に、淡々と話されているように垣間見えました。
まずは、その点評価したいですね。
これ以上の不正がスバルから出ないことを祈るばかりですが、今回のような問題が起きたからといって、スバルが嫌になったとはまったく思いません。
おいらが乗るアウトバックも、無資格検査で通った可能性はあるのかもしれませんが、別に何とも思わないですし、先日の車検にしろ、定期的にメンテナンスしているから驚く必要は全くないと考えているからです。
スバルに対しては、今回のことを反省し、教訓にして頂きながら、情熱と誇りを胸に「我々が自信と責任を持ってこのクルマを造り上げました!」と、これからも堂々と出てほしいと思います。
それにしても、不具合が1つでもあれば悪いレッテルを怒涛のように貼るかの如く、こういったニュースをこぞって報道してくるのは決まって、左向きのマスゴミ。
吉永社長による会見やスバルの広報がプレスリリースされる前の時点でこぞって報道していましたが、その段階ではどんな検査したかも把握できかったはずで、とにかく無資格!無資格!の一点張り。
まさに正確な報道とはいえない、地に落とそうという姿勢が気持ち悪すぎて、ホントに最低だと思いました。
以上、Briskenの今日のブログでした。
Posted at 2017/10/28 22:18:13 | |
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