昨日、書店でこれを買いました。
[Amazonより]
おいらは1980年代突入すぐにこの世に生を受けた者なので昭和40年代の世代ではありませんが、この頃の刑事ドラマはたまらないぐらい大好きでした。
あぶデカやゴリラ警視庁捜査第8班、刑事貴族がリアルタイムで放送されていた時期に(ストーリーが分かるようになってきた)10代になったので、それまで放送されていた刑事ドラマはストーリーよりも演出で選んでいた感じ。
なので西部警察、太陽にほえろで時折繰り広げられるカーアクションや銃撃戦、爆破の演出をたくさん楽しませて頂いていました。
なかでも捜査車両としてドラマに登場する劇用車は当時の最新(現行)モデルがほとんどだったのも、クルマ好きにはたまらない話。
最新モデルから急に古いモデルや別車種にすり替わって横転したり、爆破や激突で破壊・・・なんていう演出があったのもご愛嬌でしたね。
(例:太陽にほえろで小野寺昭演じる殿下の事故死シーン)
今回買ったこの雑誌には、こうした黄金期に放映された各刑事ドラマの劇用車を事細かく纏められています。
個人的には、永久保存版と思えるぐらいの内容なので大事に保管したいですね。
ここで余談ですが、おいらの記憶に残る範囲内で、黄金期に放映された刑事ドラマの中で個人的に思い入れのある放送回、シーンを3つ挙げてみました。
(西部警察、太陽にほえろでの演出の凄さは周知の通りなので、ここでは棚に上げます)
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[大都会 Part3] - 第1話: 帰ってきた黒岩軍団]
黒岩軍団をビビらせるためにヤクザが手下を使って街中で床屋さんや喫茶店、さらには警察車両にまでバズーカ砲向けて爆破させるとは。
[刑事貴族] 最終回:今日、刑事が死んだ
舘ひろしや水谷豊が主演のイメージが強いのですが、これは郷ひろみ主演の風間編の最終回です。
布川敏和が演じた岩田刑事が風間刑事の身代わりになって、覆面車両(T130コロナ)に仕掛けられた爆弾によって呆気なく爆死させられたのも衝撃的でした。
しかしそれ以上に衝撃的だったのはストーリーの内容。
身内(警視庁)をあそこまで目の敵にした設定で犯人を追い詰めた内容(つまり身内が悪党であり、爆弾を仕掛けたのも身内)は、個人的にこれを超えるものはないと思います。
※ 動画見つけられませんでしたが、ググれば情報が結構出てきます。
[もっともあぶない刑事(映画)]
銀星会と神奈川県警幹部(次期本部長候補)に追われる時効寸前の事件のキーマンをタカとユージが守るべく繰り広げられた、カーアクション。
トランザムのスピンターン、パトカーと銃弾に果敢に向かっていく演出がたまらないですね。
※ 下はBGMです。
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バブルに向かっていくように景気が右肩上がりだったのと、もっとも石原裕次郎さんがご存命だったあの時代だったからこそ、派手なカーアクションや銃撃戦、爆破はできたんだと思いますね。
景気が低迷している上に、コンプライアンスがー!なんて言っているこのご時世・・・。
こんな刑事ドラマはもう作れないだろうな。
Posted at 2020/09/13 11:49:43 | |
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