ここ最近年度末決算等の絡みで仕事は気が休まらない状況が続いているのですが、今日は祝日だし、こういうときこそ息抜きが必要なのと・・・
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Akita BMWから新型X2のデビューフェア開催に関するDMを頂いていたこと、そして所用があり今日は午後に秋田市に行き、所用を済ませた後にAkita BMWに行ってきました。
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厳密には新型X2デビューフェアは今週末、来週末の開催なのですが、すでに実車が展示。あいにくセールス担当の方が外出中だったのですがディーラーにご連絡下さり、代わりに応対頂いたフロントの女性の方と談笑しながら新型の外観と居住性を中心に、おいらが乗る先代かつ初代X2と比較してみました。
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※ リアゲートが開かなかったため、ラゲッジスペースを見ることはできませんでした。
まず、SAC(Sports Activity Coupe)というモデルラインを考えると、リアセクションが完全なクーペスタイルになった新型は正常進化だなって思いました。なだらかな傾斜のリアセクションと低めの全高が先代とは一線を画し、ベースになったX1とも完全に棲み分けられた形です。
先代もそうでしたが、写真やYouTubeで見た場合と実車を見た場合とでは印象が全く違います。写真やYouTubeでは表現できない立体感、抑揚の強さが視覚によって滲み出ていて、個人的にはだいぶカッコよくなったと思いました。
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スタイリングに磨きがかかった一方で、トレードオフという形なのか、先代に比べて新型のちょっと残念なところも垣間見えてしまいました。
具体的には次の通り。
- (前方は若干だが後方は大きく)オーバーハングが長くなってしまったため、若干スタイリングに「重さ」を感じるイメージになってしまったこと。
- 全高とともにショルダーラインの位置も高くなったので、運転席の座高を最大限に下げたとしても、アイポイントが先代ほど低く感じなかったこと。
- 後部座席の居住性においては、(少なくとも俺自身の身長165cmを基準とすると)ホイールベースが長くなった分レッグスペースは広く感じられたものの、頭上空間に多少の圧迫感を覚えたこと。先代は握り拳3つ入るが、新型は2個がやっと。
- CピラーにあったBMWのエンブレムが無くなり、プレミアム感が後退したこと。
- リアワイパーが無くなったこと。
巷で言うSUVというカテゴリーに入るだけにライトなオフロードや雪道を走ることを想像すれば、リアワイパーが無いのは痛いですね。
あくまで展示車なので体感できたのはここまででしたが、4月に入る頃には試乗車になるとのことでいずれ、どこかのタイミングで再びお邪魔し試乗してみたいですね。走行性能において先代との違いがどこまで明確であるかどうかで、新型の評価が左右しそうな気がします。
先代も確かにクーペスタイルであり走行性能が優れているものの、新型と同じSACであってもどちらかといえば、レンジローバー・イヴォーク寄りのスタイリング。オーバーハングを極力切り詰めて全長を抑え、後部座席の居住性を確保するためにチョップドルーフにしていることで最適なパッケージングになっていて、見た目から想像つかないぐらい実用性が高いのはこのブログで以前から書いている通り。
同じSACでもエポックメイキングだった先代かつ初代に対して、完全なクーペに舵を切った新型。明らかに言えることとしては、先代と新型とではターゲット層が完全に別なんじゃないか?と思っております。
Posted at 2024/03/20 20:20:03 | |
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