
今月に入って間もなくMacBook Air(以降Air)を購入しました。
13.3インチの128GBモデルですが、CTOカスタマイズでRAMを2GBから4GBに変更したり、キーボードを日本語キーボードから英語キーボードに変更しています。
Airの開封の儀(要するに開梱)、詳細な仕様やレビューは書くのが筋なんですが、これらの情報は昨秋の発売以降ネット上にかなり出ていて面白みに欠ける(?)と思うので、ここではあくまで購入までの経緯だけを纏めておきます。
このAirは2台目のMacになります。今までMacBook(以降もMacBook)のLate 2006(つまりCore 2 Duoの初搭載モデル)を4年近く使ってきました。7割がネットサーフィン、残りの3割が動画又はデジカメ画像の編集といった使い方なんですが、大した不満はなかったです。
じゃあ何でAir買ったんだよ? って突っ込みたくなるかもしれません。
Airを買った理由、それは「
自分へのご褒美」です。
僕は勤務先の基幹システム入れ替えに関わるプロジェクトメンバーには半年前から入っていましたが、
メンバーの中で自分は唯一の平社員で、他はみんな役付の幹部社員。存在感が今一つだし、頭角を現して
皆に認めてもらうためにも何とかしてモチベーションアップを図りたい。そこでプロジェクト開始から今までの半年間は小遣いを減らして貯金に回し、4月に本稼働できたところで貯金したお金で自分にご褒美として欲しいモノを買う、という方法でモチベーションアップを図っていました。小遣いを減らされただけで精神的にマイナスになる分、俄然やる気が湧きますよね。
この半年を振り返ってみると、幹部社員の方々にも認められるぐらい実力を十分発揮できたように思えたし、新基幹システムも今月から本稼働させることができた。一定の成果はあったから良いでしょう!
ってなわけで、このAirは自分へのご褒美でもあるわけです。
さてこのAir、MacBookに代わるメインマシンとして使うために買いました。今までのMacBook と同じくネットサーフィンの以外にも動画やデジカメ画像編集をこなしてもらうことになりますが、CPU性能が弱い(今時の最新マシンにCore 2 Duo採用というのは前時代的?)からAirをメインマシンで使うのはあまり適さないという声が多く聞かれます。
しかもこの半年の間、処理性能重視モデルのMacBook Pro(以降Pro)もモデルチェンジしています。Airと同じ13.3インチのモデルでも最小構成がCore i5で4GBのRAMを搭載。しかも値段がAirよりも安いんだから、動画編集やるぐらいならこっちが良かったんではないか、と言われるかもしれません。
Proがモデルチェンジして間もない時はAirにするかProにするかで迷いそうになったことがありましたが、
僕にはそんなにいい性能は必要ない・・・というのが結論でした。
新マシンを買ってもいずれまたMacBookと同じ使い方になるだろうし、MacBookでやってきたことと同じことをストレスなくできればそれでいいだけ。よってCPUは同等程度の性能であれば良いわけです。CPU性能のベンチマークで定評があるGeekBenchのスコアを見た限りでは、MacBookとAirの性能はあまり変わりません。
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MacBook (MA700J/A : Late 2006)のGeekBenchのスコア
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MacBook Air 13.3 (MC503J/A : Late 2010)のGeekBenchのスコア
CPUこそ同等性能ですが、AirはRAMを4GBまで増やせたり、HDDではなくSSDだったり、VRAMが4倍になっていたり、解像度がPro 15インチと同じになっているなど、CPU以外の性能はMacBookよりも確実に良くなっていました。
なかでもRAMを4GB まで増やせるというのは嬉しかったですね。時折Windows専用のソフトウェアが必要になった場合は仮想マシン(VMware Fusion)を使ってWindows XPを起動しますが、今まで2GBのRAMで使ってきたMacBookでは仮想マシンを起動した瞬間に8割のRAMを消費していてディスクスワップが度々起きていたほどでしたし、ビデオ編集を行う上でも4GBはあったほうが良いわけです。
尚、Airには一回り小さい11.6インチモデルも存在しますが、11.6インチは初めから選択肢にありませんでした。13.3インチモデルよりも人気があるそうですが、メインマシンとしての用途よりも機動性を重視されているようで、全体的な性能は13.3インチよりも劣っています。11.6インチはメインマシンがある人向けの、あくまでサブマシン用途と捉えるべきですかね。
といった感じで検討を重ねた結果、Airの13.3インチで十分対応可能と考えて購入。
4/5にApple Storeで発注、手元に届いたのは11日でした。
早速使い始めてから1週間経過しようとしていますが、高性能SSDの恩恵はかなり大きいもので、とにかく速い。
15秒程で起動完了、2秒足らずでシャットダウンしてしまいますし、今までのMacBookでは起動までに10秒程度かかっていたLibreOfficeも瞬間起動してしまうほどです。
また、MacBookでは若干コマ送り気味だったHD動画の再生も滑らかでしたので、動画編集もあまりストレスを感じさせずに作業できるようです。但し、編集した動画のエンコードはさすがにCPUの性能に左右されるだけにそれなりの時間がかかりますが、そもそもAirにその辺を期待するのは「ご法度」なわけで・・・。
それに何と言っても軽い! 薄い! の一言。
Air買って大正解だったと思います。
Posted at 2011/04/16 22:52:05 | |
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