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2022年05月21日 イイね!

【くるま回顧】Vol.17:日産マキシマ

「今まで乗った中で最も快適だったと思うセダンはありますか?」

おいらにこう尋ねられると、真っ先に挙げられるクルマがあります。

Blog_20220521_001
[Illustration by Brisken]

はい。まさにその答えというのがJ30系の日産マキシマです。
80年代末期から90年代前半にかけて生産されていました。つまり日本経済がバブル絶頂から、崩壊に至った時期ですね。

この時期の日産は90年代での技術世界一を標榜した901運動を展開していてR32スカイラインやZ32フェアレディZ、S13シルビア&180SXの他、Y31セドグロとシーマ、A31初代セフィーロ、P10初代プリメーラ…などと、今でも幅広く知られるほどの魅力的かつ先進的なクルマをたくさん開発して生み出されていました。J30マキシマももちろん、901運動の一環で開発されていたクルマです。

当時マキシマに乗っていたおいらの家族や親戚はいませんでしたが、おいらが中学生の頃に同級生の親がこの型のマキシマに乗っていました。
その同級生とは部活動も一緒で試合遠征の機会に時々マキシマに乗る機会があったわけですが、当時の秋田県内は高速道路はじめ自動車専用道路が今ほど整備されていなかったので、遠征で使うルートはもちろんずっと下道が基本。
遠征先によっては片道3時間前後の長時間移動だったりしたわけだからそりゃもう疲れるわけで、遠征先に着く頃には1日分の疲れを覚えて試合で本調子を出せなかった!というのがいつものオチ。
しかしマキシマの場合はそうじゃなかった。
片道3時間乗っても全く疲労感がなかったもので、とても快適だっとことを今でも覚えています。つまり逆に言えば、(遠征先へ向かう際に誰がどのクルマに乗っていくかっていう話になった時に)このマキシマに当たった時は、遠征先の試合で本調子を発揮できたというわけです(笑)

901運動の成果物ということもあるんでしょうが、そもそもマキシマは広大な北米市場を主眼に開発されたクルマ。当時の国産としては大きめなボディに3LのV6、大きめなシートの作りからしても快適性を重視していることを容易に想像できますが、シートの硬さ加減、開放感を与えるグラスエリアの配置など、どれにおいてもまさに絶妙といえるものがありました。

3LのV6エンジンも素晴らしかった。同級生の親が乗っていたのは前期モデルだったので搭載されていたエンジンはシングルカムのVG30Eと思われますが、低回転域から実にトルクフル。変速機とのマッチングも良かったからか、VGエンジンの持つ官能的なサウンドと共に放たれる高回転域までの伸びが本当にスムーズかつ滑らかで気持ちよかったのは今でも鮮明に覚えてます。

[当時のCM]
https://youtu.be/RADcqrtB-mo
https://youtu.be/e5gfcGj1wIY
※ 埋め込みがうまくいかないようで、リンクだけ貼らせて頂きました。

このCMの通りでまさに、リラックスという言葉にふさわしいものがマキシマにありましたね(それにしてもデーブ・スペクターさん、今でもほとんど容姿が変わらないのが何気にすごい)。

ところが、当時の日本市場が求めていたのはリラックスよりも、デラックス。
バブル絶頂から崩壊に転じる時期だっただけに、当時の日本人には刺激が欲しかったというか、華やかさが忘れられなかったんでしょうかね。

華やかな装飾を避けたシンプルなエクステリアと合理性を求めた真面目な設計や装備が持ち味だった、いわゆる大人の感性で作り上げられたドライな指向のマキシマは北米市場で成功し受け入れられたものの、日本市場で受け入れられなかったのは、なんとも残念な話。
そんなマキシマに長時間乗れたこと自体が、むしろ貴重な体験だったのかもしれません。

こうした背景もあっておいらは、(日本人に理解されなかった)J30マキシマの良き理解者の1人ということに胸を張って、今でも自覚し続けているのであります。
Posted at 2022/05/21 14:08:51 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ:くるま回顧 | クルマ
2022年05月05日 イイね!

爽やかな再発見。

子供達の入学行事が一段落したと思えば、年度初めに係る仕事がなかなか落ち着かない状況がしばらく続いた関係で4月半ばからブログ更新できておらず、気がつけばもうGW後半になってしまっていました。

個人的には、もうそろそろ県外へ遠出したいなっていう気持ちは山々なんですが、コロナの新規感染者数が秋田県内では高止まりの状態、かつ10代以下の新規感染者が突出して多い状況からか小中高問わず、近隣地域のどの学校も相当ピリピリしています。
幸いにも我々家族みんなコロナに罹ることなく無事に過ごせているものの、この春進学して新生活を迎えたばかりの2人のせがれに何かあって、2人の将来の目標に自分が横槍を入れるようなことをしてはまずいと感じて特段遠出することはせず、近所で買い物しては自宅でゆっくりしていました。

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[iPhone 11]

近所の公園や田園地帯を時折散歩したりしたものの、やっぱり何か変化を楽しまないといけないと感じるようになって、今日になってようやく思いついたのが、近所にある湧き水を使ってコーヒーを楽しんでみる、っていうこと。

訪れた先は、美郷町六郷にある「ニテコ清水」。

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[iPhone 11]

そもそも六郷地区は雄物川水系の丸子川によってつくられた横手盆地の扇状地なので、その地下水脈の恩恵を受けて地区内の至るところに湧き水があることから「六郷湧水群」として名水百選の一つで知られます。

そのなかでもニテコ清水は明治天皇への御膳水でもあり、サイダー製造の原水。
いわゆる「ニテコサイダー」ですね。

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[iPhone 11]

好天に恵まれて日差しが水面に当たれば水の透明感、清々しさがハンパない。

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[iPhone 11]

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[iPhone 11]

このニテコ清水の一角に水汲み場がありますので「自然の恵みを有り難く頂戴します!」という感謝をキチンと持ちつつ、ニテコ清水をポットに入れて帰宅。

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[iPhone 11]

早速コーヒーメーカーを用いて「湧き水コーヒー」を作ってみました。

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[iPhone 11]

結論から言うと、コーヒーとの相性がすごく合う!

コーヒー豆はスタバのエスプレッソを使ってみましたが、エスプレッソが持つ苦味とコクの強さに(ニテコ清水が本来持つ)水の柔らかさとのどごしの良さがプラスされると、コーヒーの香りが一層強まって非常に飲みやすくなると思いました。

スタバ以外のコーヒー豆も試してみたいですね。
GW終盤の今日になってやっと思いついたものの、地元の恵みを活かした楽しみがまた1つ増えました。


そして最後に、、、

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[iPhone 11]

ニテコサイダーもおすすめ!

のどごしの良いニテコ清水を使ったサイダーなのでとても爽やかな一方で、どこか懐かしさを感じさせられるような、そんな味わいですね。
もし興味がありましたら是非、そんな味わいを堪能してほしいと思います。

Posted at 2022/05/05 16:23:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | アウトドア | 日記

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「海外にはお金もお米もありったけばら撒いているくせに値上げラッシュで苦しんでいる国民にはたった2〜4万円をばら撒くだけの党があれば、国民の為に生活に好材料をもたらすようにきちんと実績を残している党もある。「ちゃんと分かっている」国民なら次の選挙でどう行動すべきか、もう分かるよね?」
何シテル?   06/13 19:24
Briskenといいます。 クルマの事、日々の出来事はもちろん、時には写真の多い話題、時にはほのぼのとした話題、時には自分自身に厳しいことも書いてみたりなど…...
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