といっても、もう1ヶ月以上前の出来事なんでシーズンインも何もあったモンじゃありませんが…やっと少し時間が出来たので、遅ればせながら書いてみようと思います。(^^;
既にご存知な方もいらっしゃるかと思いますが、クルマ関連のシーズンインとして、1月29日(日)はJAF北海道ラリー選手権の2017開幕戦である「北海道ブリザードラリー」クローズドクラスに、コ・ドライバーとして参戦してきましたよ~。
コンビを組むドライバーさんは、昨年と同じくみん友の
バビントンさん。
マシンは、これまた昨年と同じ
トミ・マキネン仕様のランサーエボリューションⅦ。

…と、ここまでは同じなんですが、今シーズンは異なるものが2つ。
まず、参戦カテゴリーであるクローズドクラスは、4輪駆動部門と2輪駆動部門に分割。
加えて、クローズドクラスはスノーシリーズ戦として、今回を含め計3戦開催され、シリーズポイントが付与されるようです。
シリーズポイントが付与されるということは、年間チャンピオンとして表彰される可能性があるからなのか、例年以上に参戦台数が増加し激戦区となりそうです。(^^;
もう一つは開催地。
これまでは新千歳モーターランドのダートコースだったのですが、今回はカート&ジムカーナコースに変更。

エリアがダートコースに比べて狭く、また下地が舗装路面なので、果たしてどんな展開になるんでしょうね。
で、当日。
参加受付が早朝6時前からなので、夜明け前ながら皆さん続々と会場にやって来ていますねぇ~
受付後は車内の荷物類を降ろし、ゼッケンを貼ります。
…もちろんダミーゼッケンの上に。(笑)
マシンの準備が整った後は、さっそくレッキ(コースの下見走行)に向かいましたが…早くもスリップ→雪壁に衝突するマシンが続出しているでないの。
実はこの2~3日前に季節外れの降雨があったらしく、その際に融けた雪が夜間に凍結して路面がスケートリンクのようになっている区間がある影響のようです。
下見走行でリタイヤする訳にもいかないので、慎重に走らせながらコース状況をノートに書き留め、どこが危ないのかを見極めていきます。
やがて空も明るくなってきたところで、公式車検に入ります。
まだ出走前なのか、皆さんあちこちで和気あいあいと盛り上がっているようですねぇ~♪
そうそう、今回ご一緒させて頂いたみん友さんの戦闘車のご紹介を忘れてましたね。
taka-ponさんがコ・ドライバーを務めるヴィヴィオ@Kカークラス
きゅーたさんがドライバーを務めるヴィッツ@Ch.RA-3クラス(写真左から3台目)
Reynard@R.T.Cさんがドライバーを務めるライフ@クローズドAWDクラス(写真左端)
在りし日のyellow Bulletさんがドライバーを務めるアルトワークス@クローズドAWDクラス
(ゴメンナサイ、写真撮っていなかったので別イベントのもので代用デス。^^;)
ということで、Reynard@R.T.Cさんと在りし日のyellow BUlletさんは小生と同じカテゴリーにご参戦なので、この日はライバルでした。(笑)
ちなみにクローズドクラスは車検をクリア出来るものならどんなクルマでも参戦可能なので、マシンも多種多彩なのが特徴ですね。
ジムニーや懐かしのジェミニだったり
貼物組合号だったり(笑)
はたまた軽トラックだったりと…これはなかなか面白そうな展開になりそうです♪
また、当該クラスは競技初心者向けに設定されている一面があるので、競技開始前には簡単な内容説明も頂きました♪
どうやらメディアも取材に来ているようです。
何だか大々的に取り上げらているようですねぇ~。
観客では、みん友の
れいぽんさん、
かわねこさん、
雪風@ZZT231さん、
とらっちょさん、
美瑛番外地さんにもお越し頂きました。
熱い声援をはじめ、撮影や差し入れ等ありがとうございます♪
SS1のスタート位置も観戦テラスに近い場所。

どうやら近隣市民にはイベント開催通知があったらしく、その影響かはたまたWRCの日本車復帰の効果なのか、観戦エリアはかなり混雑しているようです。
さぁ~これは良い所を見せなきゃですね。(((o(*゚▽゚*)o)))
…と、余裕をこいたセリフもここまででしたわ…。
理由は…そうです、既に多くの方々が書かれているとおり、コース内の一部がまるでスケートリンクかカーリング場のような完全結氷状態でして、全くと言っていいほどコントロールが効かない状態だったのです。
本来なら競技スピードで走るところを、時速10~15kmの”徐行運転”でも制御が困難な状況だったので、観戦にお越しの方々はきっと見ごたえが無かったことでしょう。
…それでも選手側は精一杯だったんですが。(^^;
よく、クルマの基本性能は「走る・止まる・曲がる」なんて言いますが、この時はむしろ真逆の「走らない・止まらない・曲がらない」状態でしたね。。。
一方、履いていたタイヤは通常のスタッドレスながら、今回に向け満を持して投入したとのこと。
なので、出走前はチョット余裕でいたんですが、そんな余裕をあざ笑うかの如く、コースは我々に厳しい試練を与えてくれましたわ…。orz
ってなワケで、マシン制御はコース脇の除雪塊に”壁ドン”しながら行い、ゴールへ辿り着くのがやっとのことでした。。。
いやぁ~この時ほどスパイクタイヤが欲しいと思った事は今まで無かったかもしれません。(苦笑)
次のSSまではかなり時間があったので、あちこちで歓談やら情報交換やら行われていますねぇ。
コース状況が状況なだけに、私は走行タイムなど全く気にならず、マシンの損傷具合が気がかりでそのチェックばかりでした。

バンパーのリップ割れや網部の脱落以外は目立った外傷は無さそうとの事だったので、壁ドンしまくった割にはそれだけで済んだのが不幸中の幸いといったところでしょうか。
ちなみに、開催場所は空港から近い場所だったので、たまには空分(?)なんぞ補給。

私は全くの無知なんですが、航空ファンにはきっとたまらない光景なんでしょうねぇ。
サービスではコーヒーブレイクなんぞひとつ。
冬のイベントではやはり温かい飲食物が重宝します( ´∀`)=3
次のSSはリバース(先ほど走行したコースの逆走)だったので、例のツルツル路面がどの付近にあり、どこで注意すれば良いかを再確認して出走したのですが…さすがに徐行運転レベルでも制御不能な路面状態ではどうすることも出来ませんでした。
…ははは、これじゃぁラリーというより、まるで冬道安全運転講習会みたいですな。┐('~`;)┌
結果は上位入賞にはとても及びませんでしたが、路面状況がこれではどうにもならないし、無理にかっ飛ばしてマシンを大破してしまっては元も子もないので、「与えられた条件の中でベストを尽くした」といった印象が大きいですね。
ミス多発&僅差で負けた訳ではないので、個人的には結構スッキリしています。
それに、何といっても好きでやっている事ですから、やはり楽しまなきゃぁね。(^ー^)
クローズドクラスは最後のSS2本が設定されていなかったので、久々に(?)観戦です♪
きゅーたさんのヴィッツ
taka-ponさんがコドラを務めるヴィヴィオ
Kカークラス優勝のジムニー

我々とは比べ物にならない、異次元のようなハイスピードで全開走行!
ここまでくるとクルマというより、もはや忍者です。(笑)
そして表彰式。

会場が満員だったので、私は外から見物。
入賞された皆さん、おめでとうございます。
こうして長いような短いようなラリーデイも無事終了♪
最後はいつもの「帰宅するまでがラリー」をモットーに帰路につくのでありました…。
今回お世話になった皆さん、ご声援等下さった皆さん、どうもありがとうございました。