といっても、もちろん選手としてではありません(当たり前ですが)。
今回はコチラです。
どーん↓

ハイ、オフィシャル補助としての参加です。
ここ数年はギャラリーとしてノンビリ観戦してきたのですが、ラリーに引き続き、縁あって(?)オフィシャル補助募集の情報があったので、まぁこれも何かの参考になるかと思い、申し込んでみることにしました。
決勝当日は会場オープンがAM5:40と早いため、当然ながらスタッフはそれ以前に集合&準備しなければなりません。
この日は集合がAM5:00過ぎ…さすがに眠気街道まっしぐら(?)でしたが、何とか寝坊せずに集合出来ました。( ´∀`)=3
さすがに早朝の会場はひっそりとしていました。
どうやら天候にも恵まれそうで、朝陽が綺麗です。

さぁ~今日はここでどんなドラマが生まれるんでしょうかね。( ´ー`)
さっそくスタッフにて打合せを行い、本日の作業に取り掛かります。
で、今回の私の配役は「パドック委員」。
具体的には、パドック(サービスパーク)内に出入りする競技車や関係者マシンの誘導を行い、競技の円滑な進行に努めるといった役割のようです。
まぁ、大まかに言えば"交通誘導係"といったところでしょうか。

お世辞にも”委員”と名乗れるほどの者ではありませんが、やるからにはとにかく頑張らなきゃぁね。
まずは会場オープン後に続々とやってくる関係者マシンの車両通行証や、選手のパドックパスの確認を行います。
パス類を拝見させて頂き所定の用紙に記録していくのですが、要領を得ていないため初めは試行錯誤しまくりでした…。orz
全車の入場確認後は、パドック内把握のため、実際に歩いて配置位置の確認を行います。

中にはラリー会場等でお見かけしたことのある方々の姿もチラホラと。(^ー^)
簡単にご挨拶を済ませ、いよいよ本格的な準備に取り掛かります。
タイヤサービスの皆さんも朝から大忙しのようです。
公式車検や開会式、本番走行の準備作業が行われる中、今度はスタート場所へやって来る競技車の誘導に移ります。
大半の選手は慣れているのか、適度な時間にスタート場所近くへ順番に並んで下さるのですが、入念な準備作業に追われる事もあるらしく、ゼッケン番号順にお越し頂けない場合もあります。
ダートラの場合はラリーとは異なり、リタイヤや不出走でもない限りゼッケン番号順に出走しなければならないため、その順番整理のための誘導を行う役割、といったところでしょうか。
配置図でいうと、ちょうどこの辺りですかね↓
特に、SCクラスやDクラスといった部門になると、その傾向が大きい感じでした。
近くに居た関係者さんに聞くと、どうやらタイヤ選択に出走ギリギリまで悩んでいる場合が多いとのこと。
ダートラは1日につき2回しか走行出来ないため、時には100分の1秒差ぐらいで順位に影響する事もあるんだそうです。
なので、タイヤ選択にあたっては”その時のコースコンディション”を緻密に読み取り、最適なタイヤを選ぶため準備に余念がない場合が多いようです。
いやぁ~凄いこだわりですねぇ。( °∀°)
オフィシャル作業中なので競技進行中はなかなか凝視出来ないのですが、何からの事情で競技が一時中断した場合は、周囲の状況を眺める事が出来ました。
その機会を生かし、少しだけパチリ↓
SCクラスやDクラスなどの”ナンバー無し競技車”は、ナンバープレートのモザイクをかける手間が無いので写真編集が結構楽チンだったりします。(笑)
爽やかな晴天に恵まれるも、風が強い影響か、コース上はかなりの土埃が舞っているようです。
おっと、気がついたら観客さんも結構入っているようですねぇ♪
第1ヒート終了後は60分間の休憩があるため、その時間を利用して昼食と第2ヒートに向けての準備作業に取り掛かります。
コース内では正規オフィシャルさんによるコースチェック&散水(かな?)
プレゼントじゃんけん大会も今年は遠目に眺めて終わりデス。(苦笑)
代わりに、昼食には弁当が支給されました♪
短時間ではありましたが、行楽日和の中、ちょっとしたピクニック気分です。( ´∀`)=3
一方、選手の皆さんは慣熟歩行(コースを歩いて下見すること)が出来る時間帯なので、休憩時間といえども、皆真剣に路面状態をチェックしているようです。
第2ヒートは午前中と同じ作業の繰り返しなんで省略。(笑)
場内アナウンスを聞いているとどうやら地元選手が大活躍だったようで、PN1クラス@宝田ケンシロー選手、PN2クラス@鎌田卓麻選手、N2クラス@北條倫史選手、SA2クラス@松波克知選手と、軒並み北海道勢の優勝が多かったようです。
会心の全開走行に思わずガッツポーズが出たり自分で拍手するなど、喜びを全身で表現する選手もいらしたんだとか。
う~ん、ダートラもなかなか感動出来るスポーツなんですねぇ。
おめでとうございます♪
最終走行のマシン@Dクラスが出走順に付いた後は、正規オフィシャルさんの計らいで補助スタッフも少しだけ競技を観戦させて頂けました。
ありがとうございます。(^^)
スタートシーン。
ロケットのような猛ダッシュと爆音を響かせながら、颯爽と走っていきます。
あまりの土埃で黄砂現象よりも酷い視界でしたが(苦笑)、全国各地で活躍するお化けマシン(?)の走りっぷりは、なかなか見ごたえありますねぇ。
全車走行後は、さっそく後片付けに入ります。
表彰式の片隅で地道に作業しつつも、心の中では各選手に拍手です♪
式終了後も、全て片付け終わるまではみんなで協力して行います。
こうして、長いような短いような一日が終了。
お世話になった皆さんに挨拶後、帰宅の途につきます。

ラリーやオフ会と同様、”家に帰るまでがダートラ(?)”ですので、気を抜くことなく慎重に運転し、無事ゴールと相成りました。
(早朝から活動してきたので、帰宅直後にはバタンキューでしたけどね…苦笑。)
オフィシャル作業は、観戦をはじめノンビリ過ごすという訳にはいきませんが、観戦時には感じなかった、充実感みたいなものがありましたね。
特に、最近の休日は夜更かし&昼近くまで寝だめと自堕落な過ごし方が多かっただけに、早朝から夕方まで時間を有効に利用した感じです。
加えて、裏方の手伝い作業や掃除・後片付け等、普段なら率先してやらないような事も、何故か全然苦にならずに行えたのです。(さすがに早起きだけは大変でしたが…)
小中学生の頃は、何かと理由をつけて掃除や片付け作業をサボったりブツブツ文句を言ったりしながらやったものですが…不思議なモンです。(笑)
それよりも、イベントの企画に始まり、エントリー受付や早朝からの会場設営に競技進行、はたまたイベント終了後の後片付けetc…これを毎年継続して行っている主催者さんや全スタッフの皆さんはホントに凄いですね。
ともあれ、貴重な経験になりました♪
さてと…次回は早起きが平気になれば…。(^^;