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555レプソルベルグのブログ一覧

2015年07月22日 イイね!

【今更】「第1回オートテストチャレンジ」に参加してきました

えーっと…もう既に多くの方々がブログに書かれていますが、JAF公認の新種モータースポーツ「オートテストチャレンジ」が今月12日にオートスポーツランドスナガワで開催され、私も参加してきました。
…ブログupの機を逸した感もありますが、その時の参加記なんぞ書いてみようと思います。

当初は”北海道クラシックカーラリー2015”を見に行こうと思っていたんですが、今年は各種モータースポーツのオフィシャルや観戦をやっているうちに参加もしてみたくなり、また記念すべき第1回(というより、今回が我が国での初開催らしいです)ということもあり、申込締切ギリギリまで悩んだ挙句、コチラに参加することにしました。

この競技はイギリスが発祥と言われている、バックギアを使用するコース設定を盛り込んだ”プチジムカーナ”っぽい競技で、特別な装備や競技ライセンス等が不要で参加費もリーズナブルといった、かなりお手軽な内容。
しかもレンタカークラスまで設定されているので、クルマが無くても運転免許証さえあればほぼ誰でも参加出来るのが最大の特徴のようです♪

で、当日会場へ到着してみると…えぇ、ラリーちっくな”いつものメンバー(?)”がいました。(笑)

左3番目からかわねこさん、私、美瑛番外地さん雪風@ZZT231さん

この日の午前中は、JMRC北海道ジムカーナシリーズ ”チボーターマックアタック2015”が開催されていて、ちょうど入れ替え作業が行われているところでした。



午前中はジムカ観戦することも考えたのですが、この日は(北海道にしては)朝から猛暑でして、競技参加前にバテてしまっては元も子もないので、泣く泣く断念…。(T_T)

それでも、中には午後のオートテストにご参戦のジムカーナ選手さんもいらっしゃるようで、準備に余念がないようです。


おぉ~多彩なジムカマシンがズラリ♪

まずは受付手続きを済ませ、さっそく準備作業に入ります。


車内から荷物類を降ろし、ゼッケンを車に貼り付けます。

私の場合は、ラリーのダミーゼッケンと紛らわしいため、その上から貼り付けました。(笑)

貼り方はチョット雑ですが…何とか競技車っぽくなったかな?(^^;


開催時間になったところで全員集合し、主催者さんから競技の説明を受けます。

まぁ、大まかに言えば上述のとおり”小規模なジムカーナ”なんですが、ジムカーナと異なる点や
本競技独自の特徴を挙げると下記のような感じです。

1.コースにバックギアを使用する区間が設けられていること。
2.競技中にドアを開けたり運転席の窓を開けてはダメ。
3.後退~前進の切換ポイントでは、前輪(または後輪、4輪全部の場合も有り)がラインを通過し、
 マシンを確実に停止させること。
4.競技用のスリックタイヤやセミスリックタイヤは使用不可。サイドターンも禁止。
5.レッキや慣熟歩行等の下見は不可。(つまりは”ぶっつけ本番”)
 ※パドックから眺めるのはOK
6.パイロンタッチやフライング等のペナルティ減点数がジムカーナよりも大きい。
 (ジムカーナの約2倍!)
7.成績は各ヒート最速タイムのみの計上ではなく、走行ヒート(今回は4本)の合計タイムで決まる。

ジムカーナに詳しい方でしたらもうお気付きかと思いますが、要約すると
「速さよりも運転技術の正確さを競うスポーツ」といった面が強いですね。

今回はコースA及びBを各2本ずつ走行=計4本行われ、受付時にコース図が配布されました。

ジムカーナに比べると短く分かりやすいコース設定なんですが…果たしてどうなることやら。(^^;

で、さっそく1本目の走行です。


チョット見づらいですが、ふとコースに目をやると写真中央部に何やら飛行物体のようなものが…。

おっと、今流行の(?)ドローンのようですね。( °∀°)
どうやらジムキタさんによる空撮映像も撮って頂いていたようです。

自分の出走になると、集中力を高めていきます。

そして、いざGO!
最初のうちはコースの記憶がしっかり残っていたのですが、いざ後退や停止といった操作を繰り返していると頭の中が真っ白になり、後半は何だか惰性で走っているような感じでした。。。
加えて、競技である以上、やはりタイムはどうしても意識してしまうもので、速く走りたいが故の焦りなどもあり、シフトが思うように入らなかったり後退の際についつい窓を開けてみたくなったりetc…
1本目は散々たるものでした。orz

まぁ、そんな中でも最低限ミスコースやパイロンタッチのような”セクションペナルティ”は食らわなかったのは幸いでした。( ´∀`)=3

1本目走行後は、さっそく他の皆さんの走りっぷりを参考に眺めてみました。

美瑛番外地さん


雪風@ZZT231さん


かわねこさん


中でも、ミニクーパーのような低重心&ショートホイールベース車は、キビキビ動いて見事な走行でしたね。( °∀°)



これはレンタカークラス(今回はヴィッツ)も同様な傾向が見られました。

どうやら、大排気量や過給機搭載のようなハイパワー車や4輪駆動車が必ずしも速いとは限らないようです。
前述のように、ペナルティ減点数が大きいのもあるしね。

現役バリバリのジムカーナ屋さんの見事な走行ぶりは言わずもがなですが、それでも(後退などの)ジムカーナに無い動作は結構大変だったようです。



で、皆さんの走りを見ていると、タイムを意識し過ぎて操作を誤ったりセクションペナルティを受けると順位が下がるようで、むしろ無駄のない動きをしている方が好結果に繋がることに気づきました。
そこで、2本目は気負って行くのをやめ、安全講習会のような”普通の走り(?)”に徹してみることに。
結果…1本目に比べて4秒タイムアップ♪ d(゚∀゚d)
う~ん、なかなか奥が深い競技のようです。

2本目走行後は、コースA→Bへの設定変更作業に入ります。


配布図を見ると、コースBはAよりも後退距離が長く、パイロンの配置も(素人からすると)迷いやすくなっているなど、やや難易度がアップしている感じです。

コースBのポイントは、↑の配置図でいうと…
・パイロンNo.4-5→No.6-7間の後退距離が長いため、ここをいかに無駄なく走れるか
・パイロンNo.15への左右進入方向を間違えないよう注意すること
・パイロンNo.19→23の進入幅が狭い&23の左右進入方向を間違えやすいため、
 パイロンタッチ無く正確に走り抜けられるか
ですかね。
(実際に走ってみると、配置図と視覚イメージが異なる部分も結構あるんですよ。)

さぁ~3本目からも頑張らなきゃぁね。

集中力を高める点は1~2本目と同じなので、前を走る選手の動きを参考にしつつ、気合を入れていきます。


そして、2本目同様にクレバーな走り(?)に徹した結果、3本目&4本目ともセクションペナルティは
無く、何とか完走♪

…ですが、”キビキビ走行組”に比べるとタイムははるかに遅いらしい。
完走出来たとはいえ、内容的にはまだまだ”要修行”なようデス…。orz

走行後は再び皆さんの走りなんぞ観察。


Class4ともなると、歴代GT-Rさんや車高上げランクルさんなど、車種も多様なようです。



スカイラインGT-Rともなるとトラクションが凄まじい!
タイムはともかく、見ごたえは十分です♪



全車走行後は最終結果まで時間があったので、お互いの感想や意見交換などしてみました。

個人的な感想としては…
(1)瞬発的な速さを求めるよりは、無駄な動きをしないことが重要。
(2)停止ラインにおける確認は、車幅や車長などの感覚を体得しておくと良い。
(3)後退と前進を繰り返す区間は、バック走行やシフト操作を迅速かつ正確に出来るかがカギ。
といった感じですかね。

まぁ、どれも”正確さ”がキーワードではありますが、とりわけ上記(2)は「車両感覚がいかに身についているか」ですかね。
レンタカークラスで参戦の場合は慣れるのに時間がかかるかもしれませんが、日頃の安全運転でも習得出来る要素だと思いますので、モータースポーツ以外に安全運転への向上といった相乗効果もありそうです。
上記(3)は、バックギアにシンクロでも組み込むか、”カミオカターン”でも習得すれば速くなるかもしれませんが…そんな"ウルトラC"は本競技ではNGかもしれませんね。(笑)
(ってか、コレご存知な方いらっしゃいますかね?(^^; )

そして、何といっても「観戦よりも参加した方が楽しい競技」ですね♪

いずれにしても、モータースポーツにしてはこれまでに無いほど敷居が高くない競技ですし、日常の安全運転技術の向上にも十分役立つ内容が多く含まれているので、気軽に運転を楽しめる競技とも言えるでしょう。

最後に表彰式。



お互いの健闘を称えないながらポディウムに上がる光景は、いつ見ても素晴らしいものです。
( ´∀`)

私は何とかクラス入賞を果たしました。
記念すべき第1回開催で入賞出来たのはありがたい限りです♪
(尤も、参加カテゴリーを間違えなけりゃクラス優勝だったかも?なんですけどね…苦笑。)

こうして競技も無事終了。

オフィシャルの皆さんも最後まで後片付けお疲れ様です。
…オフィシャル補助を体験すると、ついこうした部分も見てしまいます。(^_^;)

ともあれ、有意義な一日でしたね。
また機会があれば参加してみようと思います♪

さてと…次回こそは参加カテゴリー間違わないようにしなきゃ。(笑)
Posted at 2015/07/22 21:14:32 | コメント(3) | トラックバック(0) | クルマ全般 | 日記
2015年07月20日 イイね!

Trofeo Tazio Nuvolari クラシックカーラリー

いやぁ~この3連休は暑い日が続きましたね。
場所によってはゲリラ雷雨に見舞われた所もあったようですが、皆さんはどのようにお過ごしでしたでしょうか?

当方は7月に入ってから2週連続で遠出したことや、天気予報があまり思わしくなかったことから外出は控え、引きこもりがてらネットサーフィンなんぞしていたところ、こんなHPにたどり着きました。

「14th(+one)Trofeo Tazio Nuvolari クラシックカーラリー開催のお知らせ」

どうやら7月18日~20日にかけて北海道内の有名地を走行するらしく、JAF公認のクローズド競技会でもあるらしい。
7月10日~12日に開催された「北海道クラシックカーラリー」とは別イベントらしく、そちらは都合により行けなかったので、これは往年の名車が走行する勇姿を拝見出来るチャンスかも?と思い、足を運んでみました。
…あはは、結局お出かけですね。(^^;

スタート&ゴールは千歳市内にある”アウトレットモール・レラ”敷地内。
出来ればスタート@18日から見に行きたかったんですが、毎度の事ながら寝坊したため朝から天候が思わしくなかったため、観戦はゴール@20日に絞りました。

さっそく現地に到着すると…おぉ~古き良き時代の渋い名車がズラリと並んでいます。( °∀°)

オペル1900GT


モルガン4+4


ホンダS800&ダットサンSR311


ロータス・ヨーロッパスペシャル


ロータス・ヨーロッパTC


英国が誇るスーパーカーが2台並んでると、なかなか迫力ありますねぇ。


オースティン・ヒーレー・スプライトMK-1(通称”カニ目”)


アルファロメオ・スパイダー(かな?)


MG-B


ランチア・ベータ・モンテカルロ&ポルシェ・ボクサー


たまには後ろ姿もひとつ。(笑)


アルファロメオ・コンレロ


バックから見ると、何となく"マッハGoGoGo"っぽく見える…かも?
(ってか、コレご存知な方いらっしゃいますかね?(^^; )


バーキン7


表彰式後は各自解散となりましたが、会場を後にするマシンのエンジン音&排気音は誕生当時を彷彿させる、なかなかレトロな感じでしたね♪

最近は古い車の自動車税に重税を課すなど、旧車オーナーが肩身の狭い思いをする制度が導入されていますが、こうした「古き良き時代」「モノを大切にする心」も大切だと思うので、こうした"旧車の素晴らしさ"をアピールするイベントを開催して頂けるのは嬉しい限りです♪

いやぁ~僅かな時間ではありましたが、楽しいひと時でした。( ´∀`)

さて…来年こそは北海道クラシックカーラリー観戦だな。(苦笑)

【おまけ】
先日近所で行われた花火大会の様子なんぞパチリ。

短いながら、北国にも本格的な夏がやって来たようです。
関連情報URL : http://webarista.net/stna/
Posted at 2015/07/20 22:52:45 | コメント(1) | トラックバック(0) | 旧車 | 日記
2015年07月15日 イイね!

2015全日本ラリー選手権 第4戦「ARKラリー洞爺」(後編)

ってなワケで、チョット間が空いてしまいましたが、ラリー洞爺2015の続き@DAY2です。

この日も朝から晴天。

さて、今日はどんな一日になるんでしょうかね♪

まずはオフィシャルにて朝の作戦会議(?)


で、本日の小生の配役は、”SS11,SS12(スーパーSS)のスタートポイント&観客管理係”。

どうやら配置はスタートポイントのままでDAY1と変わらないようですが、ここはコース全体がほぼ見渡せるため、スタート位置からの無線連絡は必要無いとのこと。
一方、観戦エリアの一部はスタートポイントに近く、しかもコース上部の築堤っぽい場所に設置されているため、万が一観客さんが転落や落し物をした場合に備え、観戦エリアを監視する役割がメインのようです。

ともあれ、現地に向かい準備開始です。


おぉ~ここはなかなか良いポイントのようですね♪


草木で覆われている部分もありますが、観戦エリアはコースよりも高台にあるため、全体を俯瞰出来る構造になっているようです。

まだ朝早いせいか、観客さんの姿はまばらでした。


ちなみに、このコースは火山灰質の土砂で構成されているため、競技車が全開で駆け抜けていくと、かなりの土埃に見舞われます。
1~2台ならともかく、コースカー等の全出走車を含めると50台近くになるため、顔や喉を傷めないよう、防塵マスクやサングラスで”完全武装”です。↓

あはは…ここが銀行やコンビニだったら即通報ですな。(苦笑)

やがて競技時間がせまってくると、観客さんも続々とお越しのようです。
当方も配置に付きますが、あくまで観客監視係なんで、見ている方向はコチラだったりします。↓

これまでは向こう側でラリー観戦をしていましたが、今回はオフィシャル配置場所(観客よりもコースに近い側)に居ることが出来ました。( ´艸`)
…ですが、DAY1に続き、競技車のすぐ真横に居ながら走りは全く凝視していませんでしたわ。
(苦笑)
まぁ、ここはジムキタさんによるU-STREAM中継が行われていたようなので、競技の様子は後でじっくり拝見することとしましょうかね。^^;

2本目のスーパーSS終了後は時間が空いたので、さっそく後片付けに入ります。



うーん、更地になると結構寂しいものです…。


今度はサービスパークへ向かい、フィニッシュ後の再車検場の設営補助に入ります。


ここにはDAY1まで使用されていた看板や備品類がズラリと並んでいました。
さすが全日本戦ともなると、数や種類がかなり多彩ですねぇ。

ちなみに、スーパーSSとサービスパークの間にはパルクフェルメ(競技車保管所)があるのですが…ん?何やら見覚えのあるクルマが。

えぇ、みん友のやぽんさんがここでオフィシャルされてました。(笑)
今回はほぼコチラに張り付きっぱなしだったとの事。
いやぁ~お疲れ様です。

お昼になったところで、弁当を支給して頂きました。
いやぁ~至福のひと時です。( ´∀`)=3



昼休みの時間を利用して、サービスパーク内をちょっと散歩。


前日@DAY1は故障車牽引後にそそくさと退散してしまったので、サービスパーク内をじっくり眺めたのはこの時が初めてだったかもしれません。(苦笑)

飲食物や特産品の販売ブースが設けられていた効果なのか、観客さんで賑わっていますね~♪


ゲート前はセレモニアルフィニッシュの光景を一目見ようと、早くも熱心な観客さんがスタンバイしているようです。


コチラはリエゾン観戦でしょうか。
どうやらラリーカーがサービスパークに出入りする動線のようです。


午後は再びスーパーSSに戻り、今度はコースの簡易補修作業に入ります。

基本的に、競技終了後の荒れたコース補修には重機を使用するのですが、重機が入れない部分(コース外の草木エリアや狭隘な部分)は人力で補修しなければならないため、それを行うようです。

ここは火山灰以外に玉石や岩石も混じっていて、その多くはコース外の草木エリアに跳ね上げられていたため、みんなで元に戻していきます。
…えぇ、”にわか土木作業員”と化してましたよ。(苦笑)


おぉ~漬け物石がゴロゴロと。(笑)

ってか、軍手の履き方が左右逆だな。(^^ゞ

そして、圧巻だったのはコチラ↓

大きく荒れた部分では、目測で数十センチは路面がえぐれていましたが…分かりますかね?
いやぁ~ラリーカーのトラクションって凄い!

サービスパークに戻ってきた時は、セレモニアルフィニッシュも既に佳境を迎えていたようです。
様子を遠目に眺めながら、心の中で選手に拍手です♪


表彰式が行われている間も、みんなで手分けしながら後片付けを続けます。


当然ながらオフィシャルは一番早く会場に到着し、一番最後に会場を後にしなければなりませんが、その分長く居られる(つまりはラリーに一番長く携われる)メリットなんかもあったりします♪

こうしてDAY2も無事終了。
御世話になった皆さんに挨拶しながら、自身も帰宅の途につきます。



せっかく洞爺湖に来ているんで、道草がてら後方羊蹄山とセットでパチリ♪

…ビューポイントを探すのが面倒だったんで、電線やら電柱やら思いっきり入っていますけどね。
(苦笑)

さて、今度は皆さんの参加記やヨウツベでもじっくり拝見しましょうかね。(^^;
(…おっと、それ以前に先週末の某イベント参加記があったっけ。(汗))
Posted at 2015/07/15 23:53:08 | コメント(3) | トラックバック(0) | ラリー | 日記
2015年07月09日 イイね!

トヨタWRC代表にトミ・マキネン氏

えーっと…本来であればラリー洞爺の続きを書くところなんですが、ニュース速報(といっても既に2~3日経ってますが…)が飛び込んできたので、1回お休みデス。(^^ゞ

もうご存知のラリーファンの方も多いかと思いますが、2017年からWRCに復帰するトヨタのラリー活動に備え、チーム代表にトミ・マキネン氏が内定したようです。

トミ・マキネンとくれば、1996年~2000年まで4年連続WRCチャンピオンに輝いた名選手。
この記録は2008年に王者セバスチャン・ローブが5連覇(その後は2012年まで9連覇)するまで破られる事はなく、グループA~初期のWRカー時代を象徴したWRCドライバーと言っても良いでしょう。

WRC引退後はご自身でレーシングスクールを設立したり、TOYOTA GAZOO Racingとコラボを組んでラリー振興に貢献したりと、まさに”ラリー界の功労者”ですね。

今回トヨタから招聘されたのは、そうした数多くの功績が評価されたのかもしれませんね。
考えてみれば、現役時代はトヨタに所属した事がありませんでした(それどころか、実はトヨタ以外の日本メーカー全部に所属していたり)が、上述のコラボ活動をはじめ、2014年には新城ラリーの特別ゲストとして招待されたりしていたので、チーム代表内定は必然だったのかもしれませんね。


そんなワケで、個人的には”電撃的ではあるが、やはり”でもあったかな、といった感想ですかね。

“TOYOTA GAZOO Racingチャレンジプログラム”では、新井Jr.&勝田Jr.が育成受講中のようですので、もし将来彼等がワークスドライバーに選ばれ、かつラリージャパンの再来が実現したらもう…。( °∀°)

トミ・マキネン氏がTOYOTA GAZOO Racingチーム代表に選ばれた事で、今年の新城ラリーも特別ゲストとして来日してくれるんでしょうかね♪
そうなると、またこんなイベントを開催して頂ける…かも?( °∀°)






あぁ~また見に行きたいなぁ。
(でも休暇と資金が…orz)
Posted at 2015/07/09 22:43:32 | コメント(3) | トラックバック(0) | ラリー | 日記
2015年07月07日 イイね!

2015全日本ラリー選手権 第4戦「ARKラリー洞爺」(前編)

ってなわけで、先週末は2015全日本ラリー選手権 第4戦「ARK ラリー洞爺」に行ってきましたよ~。

これまでも何度か行ってみたいと思ってはいたんですが、集中豪雨やら休日出勤、はたまた夏山登山やらで棒に振ってきたので、念願の初参加です♪

…と、ここまで書くと一見順調そうですが、いざ宿泊施設を予約しようとするとホストタウンである洞爺湖町はもとより、近隣町村のホテルや旅館はどこも満室でないの。orz

こりゃ久々に登山用テントと寝袋の登場かも?と思っていたところ、先月の、とあるイベント会場のスタッフとこんな会話がなされました。
(誇張表現も混じってますが…)

スタッフ:「555レプソルベルグさん、ラリー洞爺はどうする予定ですか?」
私:「えぇ、もちろん行きますよ。」
スタッフ:「DAY1@土曜から行く予定ですかね?それとも日曜のみとか?」
私:「うーん、ホントは土曜から行きたいんですが、宿泊施設がどこも満室でして…。」
スタッフ:「あぁ、それなら心配無用ですよ。ラリー専用の宿泊施設がありますんで♪」
私:「えっ!?そんなのあるんですか??( °∀°)」
スタッフ:「もし宜しければ、詳しい案内を後日お知らせしますよ。」
私:「いやぁ~ありがとうございます!是非宜しくお願いします♪」

そして、後日届いたお知らせを拝見すると、こんな内容が書かれていました。

“ARKラリー洞爺2015 ボランティアオフィシャル急募のお知らせ”

…。

まぁ、このラリーは個人的に観戦歴が無くまだやみつきになっていない事に加え、宿泊代・観戦チケット代・駐車料金・食費がかからず費用を節約出来るラリーを別な視点から体験出来る機会かと思いまして…

えぇ、気付いた時には現地でこんな格好してましたよ。(苦笑)

ってなワケで、観戦とはまた違った立場からラリーに携わることと相成りました。

さすがにDAY0@金曜は仕事で行けなかったので、今回は土曜朝からの参加です。

で、DAY1当日。
指定された集合場所に時間通りに到着した後は、さっそくオフィシャル作業の打合せに入ります。

さすがに全日本戦ともなると、オフィシャル要員数は地区戦の比じゃありませんねぇ。
とはいえ、実はこれでも人数が不足しているらしいんですよ…。

そして、本日の小生の配役は”SS3,SS6(プラム1,2)のスタートポイント連絡係”

具体的には、スタート位置に着いたマシンのゼッケン番号や出走時間を、同じSS内に配置されている他のオフィシャルさん達に無線で連絡する役割のようです。
基本的にラリーは林道内といった山の中で行われる競技なので、タイムコントロールやゴール地点といった、他の位置に居るオフィシャルさん達にはマシンの出走状況が見えないため、そうした情報を無線で通信するといった具合ですかね。

ちなみに、コチラが無線セット↓


使用した無線機にはバッテリーが内蔵されていないため、電源は車のシガーソケットから受電することになります。
…えぇ、我がラリーレプリカ車がガチな"にわかオフィシャルカー"に変身しましたよ♪



無線のアンテナもロングタイプを使用する徹底ぶりです。
いやいや、凄いですねぇ~。

こうしてアンテナを並べてみると…あはは、いかにダミーアンテナがオモチャっぽいかが分かりマス。(苦笑)

集合場所には、みん友のtaka-ponさんもオフィシャル観戦(?)に駆けつけて下さいました♪
いやぁ~ありがとうございます。(^^)


必要な機材を各車に積み込んだ後は、いよいよ現地に向けて出陣(?)です。


幸い、配置は前回オフィシャル補助を担当させて頂いたEZO SUMMER RALLY 2015とほぼ同じだったので、現地到着後はあまり迷うことなく機材セットが出来ました♪


今回はグラベルロード(非舗装路)でのラリーだったため、スタートラインには粉末を散布し設定です。



しかも、素材は台所用クレンザーという、何とも身近なモノだったりします。(笑)


機材セット完了後は、無線の送受信状態のチェックに入ります。

距離や地形によっては、同じSS内でも無線が届きにくい場合があるため、コース途中にラジオポイント(無線中継所)を設けたり、山長(そのSSを担当するオフィシャルリーダーの俗称)の車に搭載した無線を中継機とし、電波の届きやすい位置まで都度移動して通信する場合もあるようです。

ちなみに、無線テスト時はメリット(信号の了解度を示すアマチュア無線用語)を5段階で表現し、お互いの通信状態をチェックしていきます。
つまり、相手の音声がバッチリ聞こえるようなら”メリット5”、雑音だらけで殆ど聞き取れない場合は”メリット1”と応答し、よく聞き取れるまで補正をかけるんだそうです。
(ちょうど、ラリーのペースノートでいう”コーナーの曲がり具合”を数字で表現するのとよく似た感じですかね。)
いやいや、これはなかなか勉強になりますわ。φ(・・)

スタンバイ完了後は、ひたすらコースカーの到着を待ちます。

我が車は競技車なのかオフィシャルカーなのか紛らわしいですが…サマになってますかね?

スタートラインへのマシン誘導や出走時間告知は別のオフィシャルさんにお任せし、小生はトラッキング(競技車の通過確認情報を無線で他のオフィシャルさん達に知らせる作業)とその記録を行っていきます。

ちなみに、実際に記録した用紙は撮り忘れたんで、写真は他の用紙で代用デス。(苦笑)

そして、いよいよ競技開始です。
競技車は小生のすぐ真横(1mぐらい脇)に居るんですが、基本的に1分間隔で出走してゆくため、さすがにラリーカーをじっくり眺めている余裕はありませんでした。。。
全開で駆け抜けてゆくかっこいいラリーカーの排気音(時にはアンチラグ爆音!)を真横で聞き、心の中で全車にエールを送りながら役務に徹します。

スイーパー(最終競技車の後に追上するコースカー)まで見送った後は、オフィシャル間で次の作業チェック等に入ります。

今回担当したSSはリピートステージ(同一コースを同一方向に繰り返して使用するコース)
なため、次のSSに備えリタイヤ情報が届きました。
つまり、あらかじめこの情報が届く事で次のSSにやって来るマシン&やって来ないマシンを事前に把握し、競技進行を円滑に進めようというものなんですね。

で、どうやらこの後のSSでは車両火災が発生したり、コースオフやマシントラブルで戦線離脱したマシンが続出したりと、かなり荒れた展開になってきているようです。。。
リタイヤは残念ですが、出来れば明日の再出走に向けて頑張って欲しいものです。

昼食には弁当を支給して頂きました。
慌ただしい作業の中、至福のひと時です。( ´∀`)


次のSSまでにはまだ時間に余裕があったので、コース状態を眺めてみました。

路面が柔らかい部分は、パッと見で15~20cmは轍が出来ていたでしょうか。
ラリーカーのトラクションってなかなか凄いようです。((;°°))

午後になると陽が傾いてきたので、スタートシグナルが見やすいよう、ヒサシも設置していきます。


次のSSは午前中と同じ繰り返しです。
配役そのものは無事終了したんですが…どうやら本SS内にマシントラブルでストップしている競技車がいるとの情報が飛び込んできました。
幸い選手にケガは無いようですが、どうやらマシンは自走不可な様子。
SS入口付近までは救援車にて牽引してきたのですが、そこからサービスパークまでは別な牽引車が必要だとのこと。
そこで、オフィシャル間でこんな会話が行われました。

A:「555レプソルベルグさん、牽引ってやった事ありますかね?」
私:「いや、無いです」
A:「確か牽引フック位置を示す『↓』が書かれていませんでしたっけ?」
私:「えぇ、ありますけど…これはあくまでレプリカステッカーでして…おっ、フックありましたわ。」
A:「それは素晴らしい♪牽引ロープならあるんで、サービスパークまで牽引お願い出来ますか?」
私:「は、はぁ…」

ってな具合で、お次は救援車に変身(?)と相成りました。(^^;

故障車牽引の場合、(車重等にもよりますが)基本的には時速30km以内で走行しなければならないんですが、サービスパークへ行く途中には交通量の多い幹線国道があったため、後続の一般車さんに迷惑をかけないよう、ペース配分も配慮しなければなりません。
人生初の故障車牽引でしたが、速過ぎず遅すぎず&周囲の状況もよく見極めなければならないので、これが結構難しい!
とはいえ、これもまた貴重な体験になりましたわ。

こうしてDAY1の役務も無事終了。


オフィシャル関係者の宿泊先は内浦湾沿いの眺めが良い場所でした。
せっかくなんで綺麗な夕陽なんぞパチリ♪


宿では暫定リザルト速報でも確認しようとしましたが、いつの間にか睡魔に襲われ記憶を失っていたようデス。(^^ゞ

ってなワケで、DAY2は後編@次回のブログにて。
Posted at 2015/07/07 22:02:31 | コメント(6) | トラックバック(0) | ラリー | 日記

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「今シーズンの道内ラリーもこれにて完了」
何シテル?   10/13 23:26
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