155 V6 TI MARTINI

一昨年前の話で恐縮ですが、
例によって、奥様からのクリスマスプレゼント…

「お父さんにもプレゼント届いてたよ♪」
「いやぁ、そりゃ有り難……」
奥様が手渡そうとする、その包装された箱の形状・大きさを見た瞬間、とても複雑な気持ちになりました。

二度目ですから、中身の見当は直ぐつきました。
（まさか…155マルティニ…アルピーヌだったら、少し嬉しい…）

「手先を使って何かするのが、ボケ防止にイイんだって♪」
開封しながら…「既にボケてる場合には効果あるんかね?」
「それは無理でしょ♪」

「おぉ!…有難う」

前回よりも、更に数段、難易度が高い事などお構い無し…
しかも、車検前に156SWを降りようかと、悩んでいた時期でしたので…

戴いた以上、ALFA ROMEOへのリスペクトを込めて、真剣に作らなければ…

ボケを防止しなければ…




駄作をアップするのは躊躇しますが、内心は…頑張って作ったので、ちょっと自慢したい…と言う気持ちが本心…
プラモデルはど素人ですので、玄人が見れば粗だらけな筈です。




作成の道程は牛歩そのもの…
袋からパーツを出して眺め、各部品をニッパーで分離して、更に眺め、溜め息をついて本日の作業終了…なんて日もあります。




デカール貼りは格闘でした。かなりアドレナリンが分泌されたと思います。




前回同様、フロントカウルがしっくりしませんでした…タミヤ製なのに、どうして?
玄人の方なら難なくクリアされるんでしょうけどね〜




スジ掘りは楽しい作業です♪しかし、今回はPカッター?だったかな…でしたので難儀しました。
掘ったスジへの塗装は非常に難しい！スジ掘りの精度も影響します。

完成…またもや妥協を繰り返した後の諦めで完成となり、それが正に自分のプラモデル道レベルである事を自覚せざるを得ません…なんて、日々、鍛錬してもいないのに当り前ですね。
今回も感じましたが、プラモデル作りは精神修行になります。
切りながら、磨きながら、塗りながら、貼りながら…色々、考えてしまいます。

最近の話に変わりますが…
R1ちゃんに乗り換えても、うちの奥様は今尚、こんなものを買って来ます。
「ブックオフにこんなのあったよ♪」「嬉しいしょ♪」



………。