"ミラーレス車"解禁について

国土交通省は6/18日から、自動車のﾊﾞｯｸﾐﾗｰやｻｲﾄﾞﾐﾗｰの代わりに、ｶﾒﾗﾓﾆﾀﾘﾝｸﾞｼｽﾃﾑを備えた"ミラーレス車"の製造を解禁した。バイクは除外し、道路運送車両の保安基準等を改正する。これにより、視野範囲が拡大や、雨時の視界不良、そして、狭い道での邪魔なﾊﾞｯｸﾐﾗｰの気使いや空力も改善される。
しかし、重要な事は、運転者は背面物体を両眼視でミラー虚像を見、映像物体間の奥行きを認識し運転しているが、両眼視で単眼ｶﾒﾗの映像を見ても奥行きは認識できない。絶えず変化するコマ毎の映像変化を脳内で物体間の奥行き変化として再確認せねばならず、直感的なミラー映像認識より遅れ、より疲労する。奥行表示工夫モニタの出現が期待され、当面ﾊﾞｯｸﾐﾗｰは残るのでは？？又、ｶﾒﾗﾚﾝｽﾞの紫外線劣化対策や汚れクリーニング対策が重要。

「ミラーレス車」製造を１８日から解禁
「ミラーレス車」解禁も…自動車業界が冷ややかなワケ
空間視の際の両眼の注視点