目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
ロアアーム ボールジョイント交換 その2 の続きです。
ロアアームボールジョイントを取り外したので、
今度は取り付けていきます。
基本的に、取り外し方のほぼ逆の作業と考えてもらって大丈夫です。
左右を確認して、ロアアームにボールジョイントを仮止めします。
仮止めなので、落ちないように、
キャッスルナットを手で締める程度で大丈夫です。
2
次に、タイロッドエンドを取り付けます。
キャッスルナットをトルクレンチを使い、規定トルクで締め付けます。
規定トルクは、T=65N・m{660kgf・cm}
と、されています。
締め付け後、緩み止めのピンを差し込んで、固定します。
3
上記の様に、キャッスルナットを締め付けた際、
画像のように、ナットの溝とボルトの穴の位置が合っていない場合があります。
位置がズレていれば、当然ピンは差し込めません。
その場合は、増し締め方向に回し、
4
位置を合わせます。
その際、無駄に回して締め付けないようにしましょう。
スピンナハンドルなどを使い、少し締めては確認、
少し締めては確認を繰り返して、位置を合わせます。
5
次は、ステアリングナックルを固定します。
写真を撮り忘れていたので、画像は取り付け完了時の写真です。
なのでこの時は、まだロアアームボールジョイントは仮止めの状態です。
印の部分のボルトを取り付けます。
ロアアーム ボールジョイント交換その1の工程4での、
ステアリングナックルの固定は外しておきます。
取り付ける際、ネジ穴がうまく合わせにくい場合は、
ジャッキアップなどを使い、ロアアームを軽く持ち上げてあげると、
合わせやすいと思います。
規定トルクは、T=113N・m{1150kgf・cm}
になります。
6
次は、ロアアームボールジョイントの本締めです。
工程1で仮止めしていたキャッスルナットを、
規定トルク T=122.5N・m{1250kgf・cm}
(4WD車は、T=127N・m{1300kgf・cm})
で締め付けます。
締め付け後は、上記の様にナットの溝とボルトの穴の位置がズレていれば、
増し締め方向へ少しだけ回し、位置を合わせ、
ピンを差し込み、固定します。
7
交換作業は終わりましたので、
締め忘れなどが無いかを、十二分に確認して、
問題が無ければ、タイヤを取り付けて、
車体を降ろします。
ゆっくりと車を動かし、問題が無ければ完了です。
8
安全確認として、しばらく走った後に、緩みが無いかを確認する事をおすすめします。(^o^)
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