異音が常にするエアコンサーボモーターの修理
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
グレードG オートエアコン搭載車だからか、温度変更せずともエアコンONでカミキリ虫のようにキュッキュッと聞こえてきます。
2年やり過ごしてきたけど、ついにメンテナンスしました。
左側助手席位置に縦方向についてるのが063700-7890
役割は内気と外気ボタンによる切り替え
ナビ下のハーネス束の下に平行についているのが063700-7490
役割は温度メーターによる空気取り込み量調整
キュキュ異音がするのはこの水平のほう
2
063700-7490 持ち手が極太のねじ回しにマグネット化磁力を持たせる処理をしてから取り出しを始めました。
ネジは本体3本と稼働足部白中央の1本という構成
コネクターも1本繋がってるのも抜きます
作業性は悪いです。
現代では使ってないDVD分配配線やアナログTVアンテナ線なんかもあって最初は見つけられませんでした。
この機会にそれらの約2kgもの隠し配線を取っ払いました。
そして作業するのにナビもずらしました。
3
063700-7490 複数ある爪をずらすのですが割れやすいです。
コツは端子部にも2ヶ所見に行った爪があるので、先にそちらを精密ドライバーマイナスでずらして外周爪を焦らず何回もずらして隙間をつくり爪楊枝を何本も入れていけばやがてとれます。
4
063700-7890 内外気のこちらは使用頻度が少ないので壊れる事はほぼないはずです。間違って先に実はとってしまいました。
5
063700-7890裏側です。
分解後は初期角度の位置があるのでこの写真のように戻します。ここ重要。
6
063700-7890 分解内部のこの大きな歯車は素人は取れません。見える中心穴から外にむけて力を加えると取れそうですがたぶん破損します。
なのでモーターと取れる歯車をはずしてパーツクリーナーを極細ノズルで、赤丸歯車の裏を念入りに洗いました。
ダイソーのグリススプレー(緑色の管)を段ボールに噴射して、耳かき綿棒に染み込ませて見えない歯車裏側をタッチアップする感じで、うっすら塗りこみ、歯車部位には高粘度のグリス…
ないので、手持ちの白色ワセリンを塗込み
アームを前写真の位置に戻して歯車をセットして閉じました。
7
あとはダッシュボード内に戻しだけど
一度ハーネスつないでACC廻すと初期位置に動いてくれるのでビス留め戻しが楽になります。
正常動作確認もその時エアコンパネルで切り替えてみて連動するか確認ができます。
白プラスチックの受けに足を入れてビス留めして完了ですがビスの過剰トルクだけには注意が必要です。
ダイソーのグリーススプレー安くて便利なので手持ちしておくといいですよ。
8
ナビ下のハーネス束の下に平行についている063700-7490分解後の写真追加します。
赤丸はすべて爪のある場所、折れやすいです。
緑丸はクリーニング箇所でもありグリース塗布場所となります。
こちら側のサーボモーターメンテナンスは簡単でした。
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