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Nissan Global Headquarters Galleryで開催された、GT-Rセミナーに行ってみました。セミナー・オープニングは↓動画。僅かな時間ではありますが、水野さんとNordschleife等のお話が出来、足を運んだ甲斐がありました。

同氏によるR35 GT-Rのコダワリ:

・タイヤは2,000本のプロトの中から1セットだけ選んで採用。これはF1の4倍の本数で、かなりコストかかっており、本当なら4本50万円で売りたい。
・ビルシュタインダンパーの製品公差は10%、BMW等のOEM品で5%。GT-R用は0.6-0.8%の全く別物なので、コストかかってる。他のアフター品を使って欲しくない。
・巷のカーボンセラミックブレーキは、カーボン含有率25%程度のもので、実際はセラミック主体で750℃で耐えられなくなるが、GT-Rのものは35-40%カーボン含有していて鈴木利男氏がニュルで走らせる時は900℃まで使えているので、社外品を使って欲しくない。
・Cカーのレースでカーボンブレーキローターを投入したのは水野さんが世界初?とかで、キャリパーはアルコア(Alconの間違い?)、ローターはブレンボ、キャリパーシールは鬼怒川ゴムというようにバラバラに発注して(1メーカーに全て見せるとノウハウ流出するとかで)、水野さん設計のブレーキシステムを造った。R35 GT-Rがブレンボを使う理由は、鋳物を造る技術が世界一だからで、ブレンボにブレーキシステム特注生産してもらっている。



「ニュルブルクリンク24時間レース開発チーム参戦～人も技術も鍛える～」という題目に惹かれて参加した2時間セミナー。ニュル24h耐久レース参戦の話、only 10分。。。w

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