VIN no.

アメ車の識別コートVIN（シリアルナンバー）

VINとは17ケタの車種別の個体番号で、工場生産時の車種や仕様が先頭から10ケタで記録されています。オプションなどの記録は一般的にシリアルナンバーと呼ばれる11～17ケタ部分で行われています。日本車で言うところの車体ナンバーとなるわけです。90年代からのアメ車はこのナンバーで概ね管理されています。

※90年以降は17ケタで80年代は12ケタ



上記のバーコードと数字及び英語の羅列をご覧になったことはありませんか？車には一台一台を識別するために番号が与えられています。国産車の場合、車台番号がエンジンルーム内などに打刻されています。これは「車台型番－個体番号」のように記されています。国産車の年式やグレード判別する際に、型式・初度登録・型式指定番号・類別区分番号が分からないと正確に判別できません。その点、北米で販売される車の場合、VINと呼ばれるコードが車両個別に与えられています。日本ではシリアルナンバーとかシリアルと呼ばれることもありますが、これは正確に言うと少し間違えで、まずVINとは "Vehicle Identification Number”の頭文字になります。シリアルについては、下記に出てくるＶＩＮ１２～17桁の説明をお読み下さい。このVINですが、色々なルールがあります。アルファベット及び数字の17文字から成り立ちます。大きく類別して、１＝生産国、２＝製造メーカー、３＝車種のタイプ、４＝総車両重量他、５＝モデル車名、６～７＝駆動やボディータイプ、８＝エンジンタイプ、９＝工場内部のコード、10＝モデル年式、１１＝組立工場のコード、１２～１７＝シリアルナンバー（生産番号）、となります。９０年代に入ってからの北米車両は、オプションまでＶＩＮ（正確に言うとシリアル）で判別可能です。詳細についてはこちらに記載されています。

アメリカ車の雑学です。　　適当にスルーして下さい　(^J^)