リヤハッチデッドニング　やり直し

え～と、4枚ドアに引き続き、リヤハッチもデッドニングをやり直しました。
いきなり完成図です。

以前はこんな感じでした。
ブチルゴムの片面が薄いアルミテープになっているものを使用しました

リヤハッチのサービスホールは、もはや穴と言うには大きすぎるので、レアルシルトのほうが強度があって良いです。

結局4枚ドア、リヤハッチと全部やり直したのですが、最初に貼った　
”ブチルゴム＋薄いアルミ”
のハイブリッド素材もレアルシルトも同じように
”粘着素材＋アルミ”
ですが、レアルシルトのアルミ素材のほうがアルミが分厚く、曲面に馴染ませるとその形状をうまく保持してくれます。

また、ブチルゴムは0-40℃くらいまでの温度領域で、それ以上熱くなるとブチルゴムが溶けて粘着力が下がり、接着部分が若干はがれてきます。

ところで、今回4枚ドア、リヤハッチをレアルシルトで再施行して、外からの音がものすごくシャットアウトされました。

エンジン、オーディオ、エアコンを完全にOFFにして車内のシートに座っていると、ちょっと大げさですが、防音室にいるような錯覚に陥ります。
また、走行中の信号待ちで、エアコンの負荷がかかっていないでアイドリングが下がっているときなど、
「エンジンがかかっていない？」
と思うほど静かになりました。

ただ、走り出すと、フロアからロードノイズが伝わってきて、ある程度音は耳に入ってきます。

デッドニングの本来の目的は、
「スピーカーを綺麗に鳴らす」
事でしょうか。ドアのサービスホールを全部レアルシルトで密閉してしまうと、ドアをスピーカーボックスに見立てると、バスレフ型から密閉型に完全に変化してしまって、鳴り方が大きく変わります。
この鳴り方がよい方向に向かっているかどうか、全く不明です。

ココまで来ると、スピーカーの性能を引き出して綺麗に鳴らすという本来の目的を完全に見失って、
「外部の音を完全にシャットアウトする」
ということに執念を燃やして、その執念が怨念に変わってしまっています。

アホですね～。

初代セルシオの開発陣の怨念のようですｗ