おいしそうなお菓子だなあ　ねっ　その2

昨日今日思い付きで始めた食いもの店は、繁盛するのが一瞬で、奇をてらったインテリアで人目を引き、肝心の料理はうまくないことが多い。

経営者は勝負師の一面を持つ。勝つことは簡単だ。問題は勝ち続けることだ。

儲かるのは簡単だ。客と共存するには､今はやりの持続可能性を持たねばならぬ。したがって儲かり続けなければならぬ。

僕の身内も悪戦苦闘しているが、人口減少の中で、さらには消費力低下の中で僕の10年分の苦労を1か月でしている。


日本人は優しい。統計をごまかしてまで景気拡大、賃金上昇しているとウソついた安部を野放しにしている。



どこに繁栄する地方があるか。日本の98％は地方なのだ。


マークトゥエインは言った。世の中には3種類のウソがある。ウソと、大ウソと、政府の統計。


都市、地方格差拡大に抗うことは並大抵ではない。

尊敬します「菊水堂」。値段を見てほしい。僕は砂糖の海でおぼれたい。ねえ、Southern.




僕は、昔はよかったというだけではいけないと思う。じゃあ、いまの何が悪いのかがわかるために歴史を見るのだ。そのための昔だ。

ひどいのになるとぼくが何かを自慢するために書いていると信じ込む劣等感バカがいる。おまいらバカの心配をしてる暇はないので文体は変えない。勘違いは恥をかく。


僕にはカネはない。正義に反することはしなかったからだ。だが､わかってほしい人が必ずわかってくれたのだ。それは十分すぎる報酬だ。


玉名市もカネがない。そのくせ、見通しのないことをする。地方交付税交付金が無駄になる。そのうえ年収200万の人からこさぎ取った血税を思いつきの無駄な施設づくりに放蕩し、なんと自分たちの市役所を新築した。

それは財政が立ちなおってから一番最後にすることだ。

これで市民に「郷土に誇りを」といっても無駄だ。


お口直しに「菊水堂」。

こんなに大きいのにこの値段だが、ひきも切らず遠くから買いに来ていた。ぼくも。




ねえ「いだてん」、どうしてこうなったんだろう。人であふれるあの玉名市はどこに行った。

日本全国が絶望的貧困傾向だが、正確に言うと全世界の傾向だと思う。中国も、韓国も、おそらく北朝鮮も。例外的に都市国家は元気だ。香港、シンガポール、・・・


誰も考えない。考えるのは自分の利益のみだ。たまに考えるのがいるかと思うと自分の絶望を忘れるため善人ぶっているだけだから見るべきものがない。




金栗「いだてん」は菊水堂に書を残した。　


菊水堂には絶品のカステラが残っていた。

右端。

黄色い部分は卵と砂糖と小麦粉と小さい砂粒状のザラメ、底には大粒。これによって食べるときに、、黄色の柔らかいスポンジのところでは甘さの中に小さな粒が舌に張り付くのを防ぎ、大きいザラメは底に並びタイルの床のようだ。

中央。

「おめでとう」にゴマをまぶした。特にこれは菓子店によって製法が異なる。


僕の糖尿は必然だった。だがやめない。初心を貫く。脳は糖で動く。


お土産は「きんつば」を中心にいろいろ買った。あれっ、とわざとらしいが朝日新聞の上にあるぞ。