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イイね!
2018年02月22日

懐かしのクーペ達

2月17~18日にパシフィコ横浜で開催されたノスタルジック2デイズに行ってきました。



横浜住民になったことで昨年から行きやすくなったこのイベント
昭和の薫りに包まれるという意味では都内での旧車イベントと同じですが
室内開催なので天候の心配をしなくて良いのが幸いですね。
また場内に流れる音楽も全て昭和歌謡オンリーで音量も適切なので
東京オートサロンのようなお祭り騒ぎといった感じもなく
じっくりとクルマのオーナーさんやショップの方達とお話できる絶好の機会なのです。

今回の目玉はやはりこの「童夢‐零」でしょう。



スーパーカーブーム直撃世代の私にとって忘れられないクルマでありますが
実は実車を目の当りにするのは初めてだったりします。
ブームの真っ只中、九州の田舎住まいだった私でもカウンタックや512BBは
スーパーカーショーで本物を見ましたが、さすがに発売にすらならなかった
このクルマを見る機会はありませんでした。
その代わりといってはなんですが、プラモデルやラジコンを買ってもらった記憶があります。



絵に描いたようなくさび型のボディは当時のジウジアーロチックとも言えますが
どことなくSF作品のメカ的な匂いのするデザインです。
本当に作動するのか定かではありませんがドライバーの手の動きを感知して
ウインカーを作動させるなど、最新のVWがナビゲーションでジェスチャー操作を盛り込んでいますがその手の先駆け的な装備は正に当時のSF作品的発想ですね。


980ミリという全高の低さゆえ、隣の510ブルーバードが
すごく背の高いクルマに見えてしまいました。



より市販に向けて大幅な変更を施されたというP-2
しかしバンパーが少し高く前に出っ張ったぐらいしか
パット見で分かる差異はありません。
それほど零のデザインに自身があった証拠とも言えますね。



独特のブーメラン型ステアリングも零から健在ですね
空調パネルが当時よくあるレバー式なのが意外です。
こちらの赤いP-2の方は実走行可能だそうなのでいつか走っている姿を見たいものです。




ノスタルジックというにはまだ若いスバルSVXを持ち込んでいたショップ


この白いSVXはオーナーさんこだわりのブリスターフェンダーが見事で
一瞬、純正で最初からそうだったかのように見えたほどです。


FRPやパテ盛りでは無く、板金加工で造られたそれは
ちょうど初代アウディクワトロやランチアデルタインテグラーレの様に見事にハマっていて
全てジウジアーロデザインであった事に何か因縁めいたものを感じずにはいられませんでした。



こちらのS4は店長さん肝いりの極上車で走行距離326km!の屋内保管車
ナンバーも取得せず完全な保存観賞用なのだとか



一方売り物であるこちらの初期型もかつて私が乗っていたSVXより遥かに程度が良く
このまま乗って帰りたい衝動に襲われるほどでした。




そしてメーカーブースには先代アルシオーネが!
後期のボクサー6モデルで1人若い男性が熱心にスバルのスタッフに質問していたのが印象的でしたね。


モダンジウジアーロデザインの日本車クーペと言えば外せない
いすゞ・ピアッツァも当然のようにありました。
初期のフェンダーミラーでこのベージュ色は初めて実物を見ました。



モダンなクーペと言えばコレも欠かせません
ST-165型トヨタ・セリカ
曲線と直線が実に良い塩梅で融合したデザインは今見ても新鮮さを感じます。



毎回その価格に驚く人が絶えないF31型レパード専門店ですが
そのレストア内容と仕上り具合を観れば、納得の1台だと思います。



今回見つけたマイナー車ナンバーワン(失礼)
三菱ランサー・セレステ
会場には日産車と間違えている方が何人かおられましたが
確かにケンメリやサニークーペになんとなく似てはいますね



旧車のレストアには徹底的にオリジナル当時の姿に復元するのと
現代の技術や機械に置き換えてしまう二通りに別れますが
こちらのS30フェアレディZはちょうど中間的な手法かもしれません。





一見ただのGノーズに見えるそれは完全オリジナルで、フェンダーやサイドステップも合わせて新造されたものですが、いかにもな「今風」でもなく
「現代的なエアロの解釈でS30を作ったら・・・」という出で立ちで
ロールケージが張り巡らされ、リアバンパーも無いのに不思議とレーシーな感じはしません。
今回の旧車モディファイでは個人的に一番のクルマでした。



この間の東京オートサロンに出品していたマッドマックス・インターセプター
今度はヘッドライトのカラーが黄色になっていましたが
それだけでフランス車ぽく見えるのはアルピーヌV6ターボのようなフロントマスクのせいでしょうか


最近この手のイベントでは何かしらやってくれるマツダですが



またもやとある倉庫から発見された出所不明の初期型コスモスポーツをレストアしそれのシートに座らせてくれるというオマケ付き!



今時のクルマと違ってサイドシルに厚みや高さがないため
これだけ低く小さなクルマでも意外と乗り込みに苦労はしませんがステアリングの巨大さに驚きます。




しかしながら50年も前の日本車で既にテレスコピックステアリングを装備していたんですね
銀色のダイヤルを回してロックを外すとかなり手前までステアリングが動きます。



といってもチルトステアリングまでは着かないので太ももに当たってしまい
確実なクラッチ操作は難しいかも。
そういえば現行ND型ロードスターはこの逆で、チルトステアリングがあって
テレスコが無いため結局ステアリングが太ももに当たるんですよね



またアクセルペダルはオルガン式でペダルレイアウトもこれだけ車幅の狭い車ながらもオフセットは無く、自然に右足を前に真っすぐ伸ばした所にアクセルペダルがあり
踵を支点にブレーキペダルが踏めるところは先程のテレスコピックステアリングといい現代のマツダ車に通じるドライバーオリエンテッドな一面でした。
それとフットレストに防眩ルームミラーまで装備していたことも報告しておきます。


今回やたらと2ドアクーペを観ていた感じがします。
逆に言うとそれだけ現代は減ってしまった車種だからなのかもしれませんね。

次の日はワンフェスで早朝から幕張に向かわねばならないので
速く切り上げるつもりだったのですが結局閉場まで居座ってしまいました。



ついつい会話が弾んでしまうこういうイベントは本当にあっという間に時間が経ってしまい聞けなかったことや話し足りないことがたくさんあるのですが
だからこそまた訪れたくなるのでしょうね。
ブログ一覧 | イベント | クルマ
Posted at 2018/02/22 22:06:06

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